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2006年04月15日
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カテゴリ:出張表話&裏話
トルコって以外と温泉が多い。
有名どころではブルサだが、実はそれ以外にもいろんなところに温泉地がある。

パムッカレの隣村のカラハユットもそのひとつ。
カラハユットには地元の人が長期間逗留する安宿もあるけど、パムッカレ観光のさいに団体さんが泊る高級ホテルが連なっている。

高級ホテルと言っても所詮観光地の5つ星ホテルなので、一流ホテルというのとは違うが、部屋はきれいだし、ブッフェもそれなり、室内室外プールに温泉がついている。
ガイドブックなどを見ると10000~20000円ぐらいの料金になっているが、実際は2食つきでシングル5000円ぐらいで泊れる。ツアー会社を通して1週間ぐらいの滞在だと1泊あたり、2000~3000円ぐらいになるようである。

デニズリ方面で定宿にしているのが、このカラハユットにある温泉ホテル。
部屋は小さいし、食事もあまりよくないのだが、各部屋に普通のお湯とは別に温泉が引いてあって、浴槽で温泉に入れるというのが気に入っている。
今回の旅でもこのホテルを予約したのだが、1日予定がズレ、満室になってしまったため、別の5つ星の温泉ホテルに変更した。

初めて泊るホテルであったが、離れ風の部屋で、部屋は広いし、設備は整っているし、静かだしで悪くなかった。
ただ部屋のお風呂は普通のお湯だけで、温泉に入りたいと思ったら、屋外にある温泉に水着で入るということになる。
部屋にバスローブがついていて、200メートルほど屋外をバスローブ姿で歩いていく。
中央が盛り上がっていて、そこから温泉が流れ落ちている。

日本人の感覚では下のプール部分のお湯はかなりぬるい。
中央の盛り上がっている部分のくぼみに溜まったお湯は十分熱い。

トルコ人とかヨーロッパ人とか、あまり熱いお湯には入らないのだろう。
でも日本人の温泉のイメージからすると、ちょっと不満。
とはいえ、じっくり浸かっていると身体もポカポカ。
気候も暑くなく、寒くなく、であるから、ぬるい温泉も気持ちいい。

カラハユットの温泉は「赤い湯」と言われていて、赤い成分でお湯がそう見える。
水着の白い部分が赤く染まっているのでよくわかる。

以前、シバスのカンガルの魚の棲息する温泉に行ったことがある。
かなり温いお湯に小さな魚が棲んでいる。
お湯に入ると、魚が皮膚に食らいついてくる。私が入ったときは他に誰もいなかったので、浴槽の中の魚全てが私に集中し、最初は気持ちが悪かったのだけど、慣れてくるとくすぐったいような、でも気持ちがよかった。
なんでも老化皮膚を食べてくれるそうで、でこぼこしていた部分がきれいになくなった。

一部の人は皮膚病がうつるから、よくないとか、皮膚に害があるとかいうけれど、そういう話は抜きにして、もう一度行ってみたいと思っている。

ブルサにも高級温泉ホテルが連なるが、温泉保養の人のための安宿もあって、これもおもしろい。
部屋とは別に温泉設備が別にあり、しかもかなり個室になっており、大理石の床と壁と大きめの浴槽がある。お湯がじゃんじゃん流れ、人が入るたびに新しいお湯に変える。
土日になると外部から温泉だけに入りにくる人も多く、順番待ちをする。

キュタフィヤやアフィヨンにも温泉ホテルがあり、出張で泊るところがなければ、町中からちょっと足をのばす。温泉ホテルと言っても星がついていても日本円で4000円から5000円で朝夕食つきで泊れるので、ビジネスホテルに泊るのと変わらなかったりする。

これらはまだ知られているところだが、マイナーなところを挙げたらキリがない。
ただこれらの温泉地への交通というのが、クルマがないと行けなかったり、足の不便なところが多い。温泉が沸いているようなところって、たいていそんな場所なんだからなんだろうけど。

いやいや温泉と聞いて、心が逸るのはやはり日本人だから・・・なんだろうか。





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Last updated  2006年04月15日 18時50分54秒
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