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絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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mihri

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2007年04月05日
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4月に入って、気分的にも実質的にも観光シーズンに入った。
といってもカレイチは閑古鳥のままだけど、大型リゾートホテルはぼちぼち満室になっているようである。

アンタルヤ市内から一番近い大型リゾートといえば、空港から東の海岸沿いのクンド村のホテル群である。
カーネーションなどの温室栽培が盛んな地に、何年前だったかトプカプ宮殿をモチーフにしたホテルができた。その後、タイタニック、コンコルド、ベネチア、ホワイトハウス、クレムリン・・・・などなど、今年の夏にオープン予定のイスタンブルパレスにはガラタ塔とか、ボアジチとかあるらしい・・・・遊園地みたいな造りのホテルが次々できて、周辺も序々に整備されつつある。

昨年秋にはLホテルがオープンした。
聞くところによると「日本」をコンセプトにしているだが、どう見ても中国と日本となんだかゴッチャにしている。それでも欧州、ロシアからやってくる観光客にとっては関係ないのだろうけど・・・・・。

今年の1月に団体客の価格交渉で下見に行ったとき、そんなことを説明されながら、部屋や各設備を案内してもらった。壁にはほとんどが中国の絵を拡大コピーしただけのものが飾られ、中には日本画(のカラーコピー)だなというものもいくつかあった。
部屋には日本の地名がついていて、それは確かに日本の都市や町の名前であった。
ホテルは300部屋、寿司レストランを含む7つのアラカルトレストラン、オープンビュフェレストラン、バーがいくつかあって、プライベートビーチ、屋内外プール、ディスコ、ショッピングセンター、ハマム、サウナ、マッサージ、ボウリング、インターネットとなんでもあって、朝食、ブランチ、昼食、3時のおやつ、夕食、夜食、その他バーでの飲み物、軽食など、好きなだけ飲み食いして、全て料金に含まれているシステムである。
冬場料金は3月まで個人で25ユーロ(3750円)、団体10名以上で17ユーロ(2550円)ということであった。
はっきり言って、今のトルコで3食外食しようと思ったら、この値段では無理である。それを考えたらホテルとしてはとっても安い。

shodou 001.jpg

shodou 002.jpg

さて、ちょっと用事があって、もう一度会社として料金交渉と話し合いにでかけた。
4月に入っているから料金は冬場料金では無理だとしても、もし魅力的な値段だったら、泊まりたいなあ・・・・という気持ちもあった。
営業担当者と会って、料金のこと、再度、設備の見学をさせてもらった。
ホテルは実にきれいである。写真はスウィートであるが、普通の部屋にもプラズマ、浴槽はついていて、どの部屋も異なるデザインで、画一的な大型ホテルとちょっと違うのもおもしろかった。
コンセプトが日本というにはおそまつではあるが、そんなのは宿泊には無関係だし、愛嬌、愛嬌・・・。
同行したアドナンもかなり気に入った。

shodou 003.jpg

というのも先日、ベレックでの出張で同クラスのSホテルに宿泊したのだが、設備とシステムはまあ置いておいても、料金が個人で240YTL(20900円)と、高くてなんとなく不満であった。
このチェーンホテルは値段ばかり高いって有名なんだけどね。
通っているフィットネスもこのチェーンホテルの中にあって、ホテルの人が「他に泊まったほうがいいよ」と言うぐらいである。
同レベルで5000円以下で泊まれるところがたくさんあるのだもの、自分でお金を出すなら絶対泊まらないだろうな、と思う。

さてさて気になる4月以降の値段であるが・・・・。
4月は60ドル前後で販売しているという、ちょっと泊まってもいいかな・・・っていう価格である。
ただ4月はほぼ満室状態で日にちが選べるかどうか・・・・。

ところで部屋を見学してるときに、エレベーターを待つ間に、ふと壁にかかっている絵に違和感を持ち、振り返って見た。
なんかへんだな・・・・と思ったら、中国文字の書いた絵が、逆さにかかっていたのである。
「これ逆さみたいですよ・・・」と案内してくれた女性にいうと、大うけで、「さっそく伝えて直しますね」と言っていた。

営業担当にも屋外プールの滑り台に大きく書かれた3文字「森」「愛」「葉」の意味を聞かれたし、ホテルの入り口の外壁に書いてある「日本語」と聞かれた。
「私たちは何も知らないのよ」と言っていたが、外壁には「酒店桜薔薇」と書かれている。
やっぱり中国とごっちゃであった。

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Last updated  2007年04月05日 15時39分12秒
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