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カテゴリ:キリムと絨毯
正確には現在の行政区分でいうと、マラティアからシバスにかけての地域で織られたキリム。
デザインといい、染色といい、配色といい、マラティア・クルド系の独特のかつ代表的なもの。 (もちろん昔の時代の話だけど・・・) はっきりした色遣いの中央アナトリア的な派手々々配色のキリムが好きなミフリ社長のものとしては、異例のコレクションである。 あんず系の色がきれいなのと、この手のキリムとしては全体的にそれほど暗く見えないのが気に入っている。 藍と水色はインディゴ、赤紫は貝殻虫の一種の体液。 総天然染め。 そして白はコットン。 このコットンに金属糸を混ぜよった糸を使っている。 金属糸を混ぜよるのも、混ぜ込んだもので織るのも実は困難である。 それをわざわざやるのは、特別な意味を持たせたということである。 金属糸のことを「シム」と呼ぶが、これは「シム入り」、つまり「シムリ」キリムである。 ミフリ社長の個人コレクションより。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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