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続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2009年09月02日
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ミフリ社長のイーネオヤ歴は1996年以降からだから、なんのかんのと13年間。
最初のころはこんなブームは全くといっていいほどなかったから、今では品薄・・・・・というか見ることができない貴重なアンティークものを、それこそチュワル(穀物袋)1袋でいくら、という感じで村人から買っていた。

そのころ手に入ったのが、イーネオヤの本場(と勝手に私が言っている)アイドゥンの古いものである。
極細のシルク糸でシンプルだけど、味のある、観ていて飽きない、立体のお花がついたものである。




当時はそれほどイーネオヤに興味がなかったから、大安売りして終わっていたのであるが、その中からきれいだなと思うものを自分用に分けていた。
それが今ではミフリ社長個人コレクションの一部になっていたりする。



ここ10年ぐらいはマルマラものはたくさん集められたが、最初のころのようなアイドゥンものの本当に古いものはほとんど見ることがなくなった。


私の中ではイーネオヤと言えば、マルマラ海沿岸で栄えたが、もともとはエーゲ海地方のシャツの襟や袖口の装飾として始まったものと理解しているので、アイドゥンのイーネオヤというのが基本中の基本だと思っている。
歴史的な理由もあるが、花の形が立体でかつ、シンプルだけど、丁寧なつくりで、上品なのである。
オヤに風格というか品があるのである。
しかも手に入りにくい・・・・・・。




もちろんアイドゥン近郊の村々で探したって、今さら見つかるものじゃないんだけど、稀にこれらと出会うと身が震えるほど感動する。



ミフリ社長コレクションの中から、アイドゥンのイーネオヤをいくつか。
画像を見せたからには、売るつもりがあるものである。
お問い合わせはミフリ社長まで・・・・・。



DSCN1639.JPG



DSCN1645.JPG




DSCN1658.JPG




DSCN1526.JPG





4枚目はカーネーションと呼ばれているものである。これも本物はなかなかお目にかかれないもののひとつである。



はあ~っ。溜息





前編「絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記」はこちら




弊社「ミフリ」は外資系トルコ現地法人の貿易会社です。
絨毯、キリム、手工芸品全般のほか、ファッション関連、ファブリック関連、食品、家具、キッチン用品、日用品、各種機械などの輸出・輸入、関連したアドバイス業、代行業などを行っています。

トルコキリムと伝統手工芸ミフリ&アクチェ








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最終更新日  2009年09月03日 07時06分22秒
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