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続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2011年01月01日
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カテゴリ:社長の独り言
あけましておめでとうございます。


昨夜は友人のセルピル宅に行き、アシア、私とそれぞれの家族でささやかな年越しパーティー。家族と言っても連れ合いはいないので子供たち。
その子供も、高校生になるセルピルの娘はおしゃれをして途中で顔を出したジヤをボディーガードに出かけていき、アシアの大学生の息子もご飯だけ食べたら消えてしまい、小学生の私の息子とセルピルの中学生の息子が残っただけである・・・・・。


あと数年もしたらこの息子たちも各自の予定ができて、年寄りだけが残されるのだなあ・・・・と思いつつ、連れ合いだっていつまでいるかわからないし、そのときに寂しくならないように女友達は大切にしよう・・・なんて真剣に考えてしまった。


DSCF1971.JPG



アシアは53歳、25年前に夫と離婚して家から追い出され、僅かなお金を持たされて、当てもなく一人でアンタルヤへやってきた。
幼い子供たちは夫の元に残り、離婚後5年間は会わせてもらうこともできなかった。
アンタルヤで運よく仕事が見つかり最初のお給料でアパートを借りたときも、家賃を払ってお金が終わってしまったので、近所の人から貰った1枚の毛布で床に寝て、窓には新聞紙を張り付けてカーテン代わりにし、数か月過ごしたそうである。
今は定年退職をし、年金を貰いながら、再就職して働いている。
心配ごとは息子と、元夫のもとにいる娘の将来である。


セルピルは39歳、10代のころに一度結婚し、22歳になる長男、18歳の長女、14歳の二男の母親。夫の酒癖と暴力に耐えかねて、30歳のときに子供三人を連れて離婚した。
幸い実家が不動産持ちで、父親の死後、遺産であるアパートなどの家賃や年金が入るため、お金にはそれほど苦労せず来れた。
二度目の結婚ではプライドばかり高い無職の夫で最近ピリオドを打ったところ。
長女と二男の進学と自身の心の平穏だけが望みだと言う。


誰だって望んで一人になったわけじゃないだろうけど、離婚をした女性への世間の偏見と不理解を乗り越えて、子供の成長と将来を考え、自分の選択を信じ、胸を張って生きていた彼女たちは強くて立派だと思う。
今の日本は昔に比べて自由だし、選択肢もある。
働く場所も環境もトルコに比べたらずっとずっと恵まれている。
それでも女性が一人で子供を抱えて生きていくには大変なことがいっぱいあるのに、ましてこの国で、ここまで頑張ってきたということはどういうことだろうと考える。




そう言えば、今年はうさぎ年。
私は年女である。
あれっ!? ってことは今年36歳になるってこと・・・・・? 24歳でもいいや・・・・。
・・・・と、ごまかししきれないアラフィーである。
今年もスッピンでいきます。
お見苦しいでしょうが、お許しを。


DSCF1976.JPG



みなさまのそれぞれの幸福と健康をお祈り申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


ミフリ 野中幾美


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最終更新日  2011年01月01日 20時14分10秒
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