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仕上げ

g-2 焼成後、ステンレスブラシで全面を磨き、サンドペーパーをかけた状態です。サンドペーパーは400-600-800-1000-1200番の順番にかけていきます。磨く所と、残す所をイメージしながら磨きすぎないよう注意します(細かいテクスチャーを消さないように)。ゴールドは鏡面手前まで仕上げてありましたが、ステンレスブラシで全面ヘアライン仕上げになってしまいました。
g-3 鏡面仕上げまで行ないます。サンドペーパーで滑らかになった表面をコンパウンド(うちで使用しているのはプラモ用タミヤコンパウンド、135円です。)でつやを出します。コンパウンドは油性は避けたほうが良いと思います(いぶし処理の時、油が浮いてきます)。ゴールドも磨きました。
g-4 中性洗剤で洗った後、いぶし処理をしたところです。なぜかゴールドも少し変色しています。
g-5 仕上げの磨きを行なった後です。いぶし処理前に艶出しまで行なっていますので、ここでは不要ないぶし色を取り除く作業となります。コンパウンドで磨きつづけるとシルバー地肌になりますので、残すところに注意しながらひたすら磨けば終了です。水洗後にシルバークロスで全体を軽く磨いて完了。

磨き棒について
現在、我が家では、ほとんど磨き棒は使っていません。サンドペーパー(スポンジやすり含む)もしくはルーターを使用しています。***細かい細工のある作品はほぼサンドペーパーを使用しています。
初心者用テキストなどではいきなり磨き棒をつかっているようですが仕上がりは、丹念にペーパー掛けしたものと比べるとかなり見劣りがします。上手い人ほど磨き棒は使っていないみたいです。しかしなぜ磨き棒?磨き棒は実は彫金でも使われる一般的な道具なんです。(主人の通っている彫金教室でアートクレイで使っているおなじ磨き棒を使っていたらしい。どうでもいいと思っていた磨き棒だけど、彫金で使っていると知るや否や、主人は丹念に磨き棒手入れに入りました。磨き棒自体に傷があれば作品にも傷が付いてしまいますから、サンドペーパー(もちろん高番手のもの)で磨きます)。「上手い人ほど、磨き棒は使ってない」と書いてしまいましたが、その上の上級者は磨き棒を使いこなしているのかも、、。磨きは奥が深いので、すこし銀粘土に慣れたら自分に合った方法を見つけましょう。



あると便利な道具
スポンジヤスリ(スポンジ研磨材)スポンジヤスリ(スポンジ研磨材)

プロ用ルータープロ用ルーター研磨用ポイントセット研磨用ポイントセット 
(内側などの彫りの無い箇所などに)かなり効率的に磨くことが出来ます。

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