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カテゴリ:古い日記
3時半頃から空の色がヘンテコリンに変わってしまったっ。 と思ったら、冷たい雨が降ってきたにゃ。 おねえ、ぎりぎり間に合って帰って来ましたっ。 今日はおねえ、お昼ちょっと前に 「買出しに行ってくるっ!」 と、歩いて25分のところにある商店街に行っちゃった。 ・・・ 蜜柑とリンちゃんは(プ~にゃは寝ていた) 今日は天気が良さそうだけどきっと雨だよっ。 と止めたんにゃけど行っちゃった・・・。 でもおねえったら 今日は古本屋さんに行くって決めてたらしいにょ。 「バカの壁」を安く買うぞっ!!って思ったらしいんにゃけど 「バカの壁」はありませんでしたっ。 で、あきらめて帰る前に いつもの棚に行きましたっ。 そこには猫の本が並んでいるにゃっ。 おねえは一年も前から目をつけていた本がありましたっ。 「ピカビアーノさんの玉尻猫」 伴田良輔 ( 玉尻猫とは短くて丸い尻尾の猫さんのことだにゃっ。) ひとつきに1回くらい、この古本屋さんに来るたびに この本を手にとって 「欲しいなっ。・・・買おうかなっ・・・。」 と、悩んでいました。 そんなに悩むくらい高い本なのきゃっ?って思うでしょっ? 値段は ¥600 にゃっ。 モトが ¥1905 なにょで半額以下でとっても安いにゃっ♪ でもおねえ、 「 古本は ¥500 以下 」 と決めているんにゃって。 ・・・ 表にはベストセラーになった本が ¥100 でい~~~~っぱい並んでいるのに この無名な本を ¥600 で買うのが悔しかったんにゃって。 おねえはしばらく待ってみることにしたっ。 ・・・ 半年くらいたったある日も、その本はまだ売れてなかったっ。 おねえ、決意をして店員さんに聞いてみるっ。 「この本は随分と長くここにありますけど これ以上値引きすることはないんですかっ?」 店員さんはその本を手にとってひっくり返すと 「ん~・・・半額以下になってますからね、値引きはできません。」 キッパリ! それから、古本屋さんとおねえの戦いが始まったっ! (ここからはプロジェクトXのテーマなどを頭に流しながらお楽しみ下さいにゃっ。( ^_^;)>) おねえは待った。 この店に来るとまず、¥100の棚をスミからスミまで 確認したっ。 次に必ずこの棚の前に来てこの本を探すっ。 あった! 裏表紙の内側の値段を確認するっ。 値段は変わっていない。 ・・・ また次にやってくるとまた同じようにして確認するっ。 まだ変わっていない。 ・・・ また次にやってくると・・・ また次にやってくると・・・ おねえは思った。 「この間値引きしないのかなんて聞いちゃったから 本屋さんもいつか買うと思って意地はっているのねっ?!」 それならと、おねえも戦ったっ! そうして半年が経ったっ! とうとう、おねえは・・・負けたっ!! この本が買いたかったのは なんだか本の中の子が リンちゃんに似ていたからなんにゃってっ。 写真がとても素敵なのっ♪ 何で今日、おねえは戦いを諦めて買ってしまったかと言うと 「もう一年以上経つのよね・・・。 他の本はみんな売れていったのに よくぞ売れずに残っていたね。 もしかして、私に買われるのを待っていたの?」 「(ウルウル(*@§@*)うんっ。)」 「・・・じゃ・・・、うちに来るかいっ?」 「( ('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*) うんうんっ!!)」 かくして、この本は一年を経て やっとうちの子となったのでしたっ♪ ふんっ! リンちゃんが平凡な猫にゃで良かったのにゃっ。 蜜柑似の子なんてどうせいないのにゃっ。 (蜜柑、嫉妬!) ********** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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