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2015.01.24

桜ほうさら　宮部みゆき

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(24016)

カテゴリ：読書

【楽天ブックスならいつでも送料無料】桜ほうさら [ 宮部みゆき ]
価格：1,836円（税込、送料込）

発売日： 2013年02月26日頃
著者／編集：宮部みゆき
出版社： PHP研究所
サイズ：単行本
ページ数： 605p
ISBNコード：

【内容情報】（「BOOK」データベースより）
父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。

【目次】（「BOOK」データベースより）
富勘長屋／三八野愛郷録／拐かし／桜ほうさら

ささらほうさら→桜ほうさらという言葉。
「ささらほうさら」は、宮部みゆきさんの他の小説でも出てきた言葉ですね。元警察犬のマサが出てきた本だったはず。宮部さんのお好きな言葉なのかしら？
さて、久しぶりに読んだ宮部みゆきさんの時代物です。
4つのお話が一つになって、大きな流れを作っていて、ちょっと長めに感じました。
好きなエピソードは、起こし絵に取り組むところと、和香さんとのやりとり。符丁の謎解きです。
あと、長屋の人達との生活感のあるやりとりもいいですね。
でもひどい人も出てきて、必要な登場人物なんですが、どうも受け付けないタイプないというか、笙之介がかわいそうでしたね。
最後、あの余韻のある所が良いのでしょうが、私はその後の、きっと幸せであろうお話もちょっと読みたいかなと思いました。

2014年のお正月ドラマになったらしいです。知らなかったなぁ。見たかった！