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カテゴリ:優待株について
さて今日は通常のPF概況シリーズです。
468位 2307 クロスキャット (東JQS、9月優待) △
PF468位は、ソフトウエア開発中心の中堅SIのクロスキャットです。現在の株価は295円、PBR1.45、株主持分比率は48.6%、今期予想PER18.10、配当利回り2.7%(8円)、総合利回り4.4%(8+5=13円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカードです。
クロスキャットは 9月5日に100株優待を新設 したのですが、その翌日は買いが殺到して一時は347円のストップ高となりました。ただ、冷静に考えれば5万円以下での投資で総合利回り5%を確保できる優待銘柄など他にいくらでもあるわけですから、それは騰がりすぎです。
最近は「株主優待新設」のパワーの強さが非優待系の投資家の方にも広く認知されるようになりました。そしてその影響で今回のクロスキャットのように優待新設を機に大量の投機資金が流入して株価が大きく乱高下する事例が増え始めています。
私は以前から「ファンダメンタルズに問題のない銘柄の優待新設は黙って即買い。」であると公言してきましたが、最近はこの原則が必ずしも当てはまらない場合も多くなってきています。落ち着いて深呼吸し少し待って、短期資金が去った後でゆっくりと静かに出動して買った方が結果が良いことがあるんですね。
株式市場では破られない法則はない。
というのが、唯一絶対の真実であることと、市場の神々しいまでの深遠さをまざまざと思い知らされますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 13, 2013 08:22:16 PM
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