|
カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト第37位
デイトレード (オリバー・ベレス&グレッグ・カプラ著、日経BP社) の絶好調第4弾です。なお、 今日の日記がこの本の「一番の大トロ」の部分 となります。 今日はベレスが 「損切り」 について語った部分を見て行きましょう。 「 トレーディングで成功するか否かは、人生における成功と同様に、いかに損失をコントロールするかによって決まる。 。。すべての損失は、癌細胞のように自らの資金を食いつくし、生活を破戒させる危険性を秘めている。 。。 癌が発生したら早急に取り除かなければならない。 。。損失が大きくなってしまうと、トレーダー自身もトレーダーの行動能力も弱まってしまう。まさしく癌のように、 損失の拡大はトレーダーの知力を奪い精神力を侵し、そしてトレーダーを奴隷と化してしまう。 。。」 → 素晴らしい。。。 損切りの大切さの表現した文章としてこれ以上に秀逸なものはそうはない ですね。私は 超一流の投資本であるかどうかを見極めるポイントとして、「損切りの必要性についての文章」 が非常に重要 であるといつも思っています。そこのレベルが低い本はほぼ駄本ですし、損切りについての記述が無いような本はそもそも最初から手に取る価値もありません。ただ普通の本屋さんに行くとそういう嘆かわしいレベルの本ばかりが大量に並んでいるというのが実情ですね。(汗) そして、「損切りができない罪をいかに排除するか?」 と言う問いに対するベレスの回答も実に素晴らしいです。 「 どうしても損切りのルールを守ることが難しい場合には、ポジションの半分を損切る 癖をつける。。。 問題を半分にすることで、トレーダーの明晰さと精神的な集中は飛躍的に改善する ことが多い。。。」 → この 迷ったら半分 というのは、心理的に受け入れやすい非常に良い解決策であると思います。私自身も、「負けを認識したらまず半分。そこで冷静になってまだヤバイと思えば更に半分の4分の1にポジションを落とす」 という、続マーケットの魔術師でスティーブ・コーエンが述べたポートフォリオ管理手法を実際に使っています。 → 損切りの素晴らしさを激アツで語る 「デイトレード5」 へ続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 22, 2016 02:16:41 PM
[株式投資全般] カテゴリの最新記事
|