谷瀬の吊橋から更に国道168号線を南下、40分ぐらいで道の駅
十津川郷にたどり着く。奈良県の和歌山よりほぼ南端になる。
道の駅には無料の足湯。建物は小さく、駐車場も20台ぐらいしか置けないが、物産館の裏には清流十津川が流れていて、なかなか癒される。それにしても関東の道の駅と比べて関西の道の駅はこじんまりしたのが多い。
まずは足湯に5分くらいつかり、旅の疲れを癒す。バイクのライダーが休憩に訪れることが多いようで、ライダーブーツを脱いでいる人が何人かいた。
道の駅から車で10分ほどのところには大泰の滝、七泰の滝、笹の滝などがあるらしいが、今回はまだ先が長いので、立ち寄れない。十津川温泉もあるのだが。
物産館では地場の漬物や山菜や川魚、とくに鮎やアマゴの佃煮や甘露煮、押し寿司、それに原木椎茸などが特産。
姉妹都市なのか北海道新十津川町の吟醸酒なども並んでいる。
地下階では山里の文化「むかし館」という昔の工芸品や筏の模型などの展示と十津川村紹介ビデオなどが見れる。入場料は無料。
2階では手打ち蕎麦をメインにしたレストラン「行仙」も。値段は蕎麦で700円以上なので、ちょっとお高いかも。山菜蕎麦や定食は1000円以上。営業は午後3時まで。
あまりに立派なので椎茸を購入。笠が大きく、直径8cmぐらいのが5個入って480円をかなりお安い。それに鮎やアマゴのおし寿司。
また特産の柿のお菓子などを置いている。
| 柚子の皮包み 柿の奈良漬
¥525 送料別 | 富有柿の奈良漬の旨味を柚子皮で包み、さっぱりとして大変食べやすく 仕上げています。 | | 柿葛そば 480g入り
¥525 送料別 | 柿葛そばとはその名に恥じない西吉野村に古くから特産品として全国に知れ渡っている富有柿を独特の製法により麺に練りこみ、独自の技術により自然食品の寒晒吉野本葛を取り入れ柿のうまみと香り、吉野本葛本来のねばりとそば粉をうまくミックスさせた今までにないそば。 |
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結局20分ぐらいの滞在で、いよいよ和歌山県へ向かう。
横を流れる十津川の名前が熊野川に変わればそこは和歌山県。
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吉野桜や賀名生の梅など、吉野は花見を好む日本人の原点。かつて南北朝時代には皇居もあったところ。だから雅やかな伝統の和菓子や漬物、地酒なども多いんです。奈良県の物産展に行くと、平城京周辺や三輪、桜井辺りのものばかり見かけますが、なかなか吉野の特産品はみかけません。
奈良の西の京地酒処きとらさんは、奈良大和の地酒専門店。吉野の酒蔵の銘酒や果実酒の殆どを扱っています。たとえば、吉野の酒蔵北岡本店のやたがらす。吉野杉の樽で寝かせた
樽酒は、吉野の素朴な自然と雅やかさを感じる地酒です。また大峯山のごろごろ水、雑貨工芸品おみやげのほか、吉野の銘菓いしいの和菓子洋菓子など、品揃え抜群です。