道の駅伊良湖クリスタルボルトから
伊良湖岬方向へ、数百mのところにある
恋路が浜へ。どんなところかちょっと立ち寄る。 海に向かって右手の伊良湖岬までは、歩いてしかいかれないみたいで、車道はここで、行き止まり。左手には日出の石門が見える。
恋路ヶ浜は、浜辺のサイクリングロードが「
日本の道百選」、白い砂浜が「
日本の渚百選」、浜辺の松林は「
日本の白砂青松百選」に、浜辺で聞こえる潮騒の音が「
日本の音風景百選」に、4部門の「日本の
百選」に選ばれてる。
恋路が浜の名の由来は、昔、都を追われた高貴な男女がこの地に住み着き、女はこの恋路ヶ浜に、男は裏浜に人目をさけて住むも、共に病に倒れ、お互いの名前を呼びながら亡くなり、女の心は女貝に、男の心は
ミル貝になったという伝説からきたものだそうだ。
浜辺の駐車場では、
島崎藤村の「
椰子の実」の詩碑が建立されており、この歌詞の舞台になったところらしい。
名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実ひとつ
故郷の岸を離れて
汝はそも 波に幾月
旧の樹は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる
われもまた 渚を枕
ひとり身の 浮寝の旅ぞ
実をとりて 胸にあつれば
新たなり 流離の憂い
海の日の 沈むを見れば
たぎり落つ 異郷の涙
思いやる 八重の汐々
いずれの日にか 国に帰らん
駐車場の前には、海の家みたいなお店が数軒。 軒先で、
椰子の実ジュースや、焼き大
アサリなどを売っている。 そこで、目を見張ったのは渥美の
マスクメロン小玉(
Mサイズよりやや小さめ)がなんと3つで1000円。 なんでこんな安いのか尋ねると、周辺のメロン農家で出荷できなかった訳有りメロンで、ヘタが折れてしまったり、メロンの表面の網状の表皮の形があまりよくなかったり、形良い球状でないものだとか。 どう見ても形がよければ1つ1000円以上しそうなマスクメロン。 ここに来る
途中道の駅田原めっくんはうすで2個1500円というのを購入したが。 結局、これをお土産にしようと9個買い。後に食べ比べたが、訳有りの方が熟しており、甘くてとても美味しかった。 この時期、メロンを仕入れに来るだけでも、ここはかなりお得な観光地だった。
恋路が浜、伊良湖岬、日の出の石門が一望の海辺の宿
渥美産マスクメロン果汁40%のリキュール(アルコール度数8%)
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