3月27日で
TBS系列の3年B組
金八先生が
ファイナルをむかえてしまいました。このシリーズの桜中学は、第1部から第5部まで、
東武伊勢崎線堀切駅前の校舎を使っていましたが、2005年に統合のため廃校、現在は
東京未来大学になっています。その校舎の前には荒川と
隅田川を結ぶ
綾瀬川という川があり、その対岸には、
墨田区有形文化財に指定されている鈴木家住宅があります。校舎からは直線距離で100m未満です。
この住宅は
江戸時代 末期、
安政 年間(1854年から1860年)の建築物で、このあたり、
隅田村 の民家で、明治43年の荒川の大洪水にも耐え、
大正 3年に
荒川放水路 掘削 工事のため、ここより数百米、東、現在は
放水路 となったあたりから家ごと曳いて移転しました。隣の蔵は、そのときに増築されたものです。
しかし、今回の震災で、
屋根瓦が崩れ落ちてしまいました。
墨田区の最大震度は震度5強。震度6強といわれた
関東大震災 をも凌いだ家なので、幸いにも、倒壊には至らず、屋根瓦だけですめばよいのですが、中はどうなっていることやら。余震も続いていることもあるのでしょうか、現況は手付かずのようです。
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