誕生寺本堂
仁王門から奥へと入ると、まず目に入るのが鐘楼、そして幼い日蓮上人の銅像が建ち、正面に祖師堂がある。最初はこれが本堂かと思ったが、案内図を見ると、さらに奥があり、本堂はそちららしい。
祖師堂は、日蓮聖人像を安置しており、49代日闡上人が、弘化3年(1846年)に建立したそうだ。見た目、本堂より、祖師堂のほうが立派で、詳しく知らない参拝客は、ここでお参りして引き返してしまうようです。
日蓮聖人御幼像は昭和10年の建立だそうです。ただし、大東亜戦争で、大政翼賛会による鍋釜出せで、東京へと運ばれてしまいました。しかし、使われることなく、戦後戻されたということです。軍部にも信心深いものがいたということでしょう。
鐘楼、背面に見えるのが鯛の浦。鐘楼は文化年間に建立されたものですが、鐘は、戦後に再興されたものです。
客殿横の池の錦鯉、宝物殿は土日祭日のみの開館らしく、このときは入れませんでした。入館料は400円。
他にも誕生寺境内には、太田稲荷神社と呼ばれる、江戸城を築いた太田道灌の曾孫、太田康資を祀った神社もあります。太田康資は、後北条氏に江戸を負われ、里見氏に組し、この地で果てました。誕生寺に葬られています。
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お墓は、できれば、なるべく近くにあったほうがよいっと思われている方も多いのでは。
遠いとお墓参りも年に一回二回。
それに、いつかは無縁仏になってしまうんではないかと、不安になります。
愛知県名古屋市にお住まいの方でしたら、名古屋駅から3キロ圏内という立地条件の日蓮宗実成寺はいかがでしょう。
日蓮宗実成寺には檀家用墓地のほか、宗派を問わない萱津墓苑という一般墓地もあります。
また納骨堂「長久庵」もあり永代供養も執り行ってくれます。
また、実成寺は、福島正則公により清洲城より山門が移築され、織田敏定公により本堂が改修されたという由緒ある立派な寺院です。
ご興味ある方は日蓮宗実成寺のサイトに訪問されてみてはいかがでしょう。サイトはこちら →
名古屋 納骨堂