名作なのに、なぜか今まで1度も読んだことがなかった1冊、
ミヒャエル・エンデの『モモ』をやっと手に入れました。
色んなタイプで出版されていますが、
私は価格・サイズ感、共に手頃な文庫版(一番左)を購入。
町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。 児童書なので子供の頃に既に読まれた方も多いと思いますが、
大人のファンも多い『モモ』。
確かに大人が読んでも、いろんな気づきが得られる味わい深い物語ですね。
「時間」について、今まで思ってもいなかった視点で考えることができました。
一読の価値はある本だと思いました。
私にとっては、時々読み返してみたい1冊です。
良いなと思った箇所に付箋で目印をする私ですが、
『モモ』の中でも、何ヵ所か気に入った部分がありました。
物語の登場人物も個性があって魅力的ですね。
主人公のモモを筆頭に、モモの仲良しの友人ジジ(ジローラモ)や
ベッポじいさん、時間をつかさどるマイスター・ホラ、
ホラの使いのカメさん カシオペイア・・・
灰色の時間泥棒たち・・・
気になる方は『モモ』を読んでみることをおススメします。
こちらも有名な作品ですが、読んだことのない気になる1冊。
以前からある『かもめのジョナサン』の完成版だそうです。
今年の6月に出版されたということで興味津々です。(´・∀・`)
そういえば、『マイ・フレンド・マイケル MJがいた日々』(フランク・カシオ著)の中で、
「ジョナサンになりたい? それともふつうの鳥?」(P.111)って、
会話が出ていたなぁ~と思いながら、
マイケルの愛読書に『かもめのジョナサン』があったような・・・。
完成版は今のところ、単行本しかないのかしら?
文庫で欲しいなぁ~と思う私です。
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