テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:映画
ジブンも申し込んでいたのですが
先にYちゃんが試写会に当たり誘って頂いたのでいそいそ出かけて来ました 『食堂かたつむり(HP)』 会場は109シネマズ名古屋です 映画が始まる前にゲストが紹介され 主演の柴咲コウさんと富永まい監督が登場 試写前だったので作品に対する明言には触れられなかったのですが 映画の中で作られる料理は柴咲さんの手で作られた事や お家でも料理を作られること 今日は名古屋名物のひつまぶしをお弁当で食べましたなど 透明感のある声で話をされてました 映画の中で主人公の倫子(りんこ)は、ほとんど話さないので ここで柴咲さんの声が聴けた事はとてもラッキーでした ☆★☆ 原作は小川糸の『食堂かたつむり』 2008年に刊行され26万部を超えるベストセラーになってる同名小説です ☆★☆ 映画のあらすじは 失恋のショックで心因性失声性になった倫子(柴咲コウ)。 料理が好きで料理の修業 恋人とやるはずだったお店の夢もお金も家財道具も失って ソリが合わない自由奔放な母ルリコ(余貴美子)が住む田舎に 唯一残されたぬか床を持って帰ります。 豚のエルメス(幸子)と暮らす母との生活はやはり馴染めず 一人幼いころのように野山を散策する内 倫子は田舎の恵まれた食材を使って食堂を始める事を思いつきます。 近所の親切なおじさんに助けて貰い母から物置を借り お客様は一日一組だけ、決まったメニューはなく 事前にお客様との筆談によるやり取りで 考え出し作ったメニューで倫子はお客様をもてなします。 「食堂かたつむり」と名付けられた その食堂で食事をすると願いが叶うという噂が徐々に広まり・・・ ☆★☆ 倫子の作る料理の世界のイメージが 美しいアニメーションによって描かれていきます お料理の出来立て感にこだわったという映像は 美味しそうに湯気をたて私たちの前に提供されます その日に採れた大地の恵みを前に祈る倫子の姿が実に美しい 本当に一品一品心がこもった料理として再び活かされる食材の幸福感 あぁこれを食べたら口福になれるだろうな~という期待感を抱かせます そして徐々に生きる活力にあふれて料理を貪るように食らうシーンを見ると 思わずあぁ良かったなと胸を撫で下ろさずにはいられなくなります 中盤 母親のルリコさんの告白で映画は 倫子とお客さまのふれ合いから母と娘の映画に変化します 倫子の知らなかったルリコの秘密をきっかけに 徐々に娘と母の間を隔てていた確執が自然に取り払われていきます そしてその仲を取り持つのがある料理 まさかね・・・ アレを食べるとは思わなかったよ なんて感想を帰りに話す声があちこちで聴こえて来ました そうね驚いた でもアレは生きるために必要な命を頂いたんだと思いました 命を繋ぐ母と娘の物語 ちょっぴり夢物語みたいなゆるやかさで癒される絵本のような映画 おいしく頂きました(^人^) ☆★☆ ということで・・・ とても素敵な映画だったのですが 唯一残念だったことがヒトツだけ 倫子の書くメモがね・・・ ちょっと映画館の後ろの座席からは見えにくかったこと アレが読めないと倫子の声が聴こえない 字幕だと雰囲気壊しちゃうだろうし もう少しメモに寄って アップにするとかして読み取りやすくして欲しかったかなと思いました だから 少し前の方の席で観た方がメモは読み取りやすいかな そんな印象を持ちました ☆★☆ 『食堂かたつむり』 出演:柴咲コウ 余貴美子 ブラザートム 田中哲史 志田未来 満島ひかり 江波杏子 三浦友和 桜田通 徳井優 諏訪太朗 佐藤二朗 草村礼子 佐々木麻緒 山崎一 上田耕一 他 監督:富永まい 原作:小川糸『食堂かたつむり(ポプラ社)』 脚本:高井浩子 音楽:福原まり 主題歌:旅せよ若人 feat.岡野昭仁 from ポルノグラフィティ 2010年2月6日(土)より東宝系全国ロードショー 映画の後には・・・おいしいお料理 映画の中に出てくる「ジュテームスープ」が『Soup Stock Tokyo(HP)』で販売中 これは柴咲コウさんが試写会の挨拶のなかで紹介してくれました Soup Stock Tokyo全店にて2010年2月21日(日)まで販売するそうです お近くに「Souo Stock Tokyo」がない方は 「食堂かたつむりの料理」が作れる本もあります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.01 10:08:29
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