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夢先生の玉手箱-annex

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カテゴリ:教育
先週、小学生の生徒の親御さんから
「先生は、学校(小学校)を休ませて
 海外旅行に行くことをどう思われますか?」
という質問を受けた。

この問題は、web上でもよく話題に上がっているが
親(大人)の価値観(倫理観)によって意見(判断)が異なる。

先日紹介したフィンランドを学力世界一に導いた
オッリペッカ・ヘイノネン氏が「大人の責任」について


オッリペッカ・ヘイノネン「学力世界一」がもたらすもの

で、このように語っていた。

わたしは、フィンランド社会に成人らしさ親らしさの欠如を見ています。
この変化、そしてあまりにもたくさんの選択肢があることが
いまや人びとの重荷になっています。
さまざな刺激に囲まれ、生きていく上での道しるべもありません。
私の世代(氏は1964年生まれ)にはまだ存在していた
手本となる生き方もありません。

残念ながらこのことは、
多くの人が決して大人になることのない社会を
生み出しているように思います。
彼らは自分の責任、自分の行いに対し責任を負うことがなく
いつまでの自分のアイデンティティを探しているのです。
次世代の大人になる力が弱まっています。
これはあまり健全な状況だと思いません。


同じような考えを著書


【送料無料】一億総ガキ社会

で述べていた片田氏も1961年生まれ
私を含め次世代がとても気になる年齢なのかもしれない。

ヘイノネン氏は、こう続けている。
この変化のただ中にあっても変わらないものがあります。
しかし、それに目を向けることは難しいことなのです。
でも、私はある要素、すなわちある価値観が強固に存在し続けることは
とても大切だと思います。
(中略)
彼らに何か道しるべとなるものを与えなければ
彼らには何もないですし、
反抗すべき対象を写す鏡もないのです。
彼らが議論し、異なる意見を持つこともできなくなります。
そういった力をつけることは、
お互いを信じ、ひとりひとりがよい意味での自信を持つために
非常に大切なことなのです。

わたしが今日の世界に欠けていると思うものは、
そういった大人らしさ、親しさです。
子どもにコンピューターを教えるとき、
われわれは子どもが人としての
価値観や理性を持ち合わせていると思いがちですが
そうではないのです。

それを教えることは、大人の責任です。
そういったことは、子どもは
コンピューターの使い方を学ぶようには学びません。
論理は、現実の大人、われわれの世代が示すものなのです。


スクールカーストといじめにいじめについて書かれた本を
何冊か読んだが、その中の一冊


いじめの構造

(先日紹介した同名の本をこの本の著者が独自の見解を加えて書いたもので
 こちらの方が理解しやすかったです。)

で、著者で元中学教師だった森口氏が

一昔前の先生や、団塊の世代の先生は、
価値観の押し付けは、教育ではない
という迷信に取り憑かれている

と書いていたのを読んで、「教育」がもたらすものの
大きさと恐ろしさを感じた。






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最終更新日  2010年12月10日 15時25分30秒
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