ミムの愛犬達

皆さん、お元気でしたか？
楽しかったオフ会に参加しなくなり、自分の病気の都合も有り
ほとんど日記を書く事も無く、大好きなワン友さんの日記も見なくなり
何気ない日常が穏やかに進み　愛するレオンの事も素敵な思い出に変わりつつありました。

そんな平穏な日々の中で今度はパールの体調が悪くなりました。
レオンの年齢も超えていましたし、乳癌の手術も経験していましたので
日々体調には気を付けていました。
ヘルニアって首も有るのですね。知らなくて恥ずかしいです。

自力で立てなくなり投薬治療をしながら介護していました。
薬が効いている時はゆっくりですが歩いてトイレも行けます。
自分で歩いているのを見ると喜び、動けなくて鳴いていると悲しくなり
元気な日も有り、調子の悪い日もあり、笑ったり悲しんだりと
介護は寝れない日も有りましたが愛するパールの為に時間を取られる事は嬉しくも有りました。

レオンとパールの愛娘レイナは、パールに手を掛けているとヤキモチを焼いてました。
出来るだけ平等に接しながらパールの完治を願っていました。
ですが、残念な事に肝臓が悪いかもしれないと告げられていました。
肝臓の病気を見つける為には手術と同じ工程で組織を取って
病理検査をして病気を見つけるそうです。

おばあちゃんの年齢でしたし、もしかしたら麻酔から覚めないかも…と言われてました。
レオンも検査で入院したのに結局目覚める事無く逝ってしまいました。
もう亡くなった子を迎えに行くのは嫌でした。
食欲が有り元気そうなうちは自宅で投薬治療をしようと決断しました。

この決断が良い事なのか非難される事なのか分かりませんが
最後の瞬間に傍に居てあげたいと思いました。
最後の場所が動物病院なのか、病院に向かう道中の車の中か毎日心配でした。


少し息も荒く辛そうに見える…そんな時は身体を撫でてあげると
安心するのでしょうか…うとうとと眠って落ち着いてくれます。

2016年9月17日
‥今日も辛そうでした。
私も眠れて無かったので、今日は身体を綺麗に拭いてあげて
オムツをして同じベッドで撫でてあげながら一緒に眠ろうと思いました。

拭いてあげながら「パールちゃん、洗った方がイイかな～？」と話しかけて
いつもの時間が流れていましたが、私の足元にkissをするかのように首を下げたので
いつもの様に首に力が入らないんだと起こしてあげました。

首を支えてハッとしました！
もう息が無くピクリとも動かなくなっていました。
たった今、話をしていたのに…尾っぽの汚れを拭いている時に
驚くほど静かにコトッ…と、私の腕の中で旅立ってしまいました。

その後の私ときたら、恥ずかしいほどに
パールを抱きしめて子供の様に大声を出して号泣していました。

その日は家族が揃っていましたしベッドに眠るパールを花で飾り皆で祈りました。
翌日も家族が揃っていましたので、ペット霊園で火葬して頂いたのち
自宅に連れて帰り、皆で悲しみを分け合いました。
どの子も可愛く愛していますが、パールは何だか特別で…
毎日呪文の様に「パール、今日も可愛いね！」と言って来ました。
…もう言う事は無いんですね…。

現在レオンと並んでリビングにいます。
レオンはパールが大好きでしたので今頃は虹の橋で
楽しそうに、嬉しそうに、一緒に駆け回っている事でしょう。

最後に…
皆様の愛犬が1分でも1秒でも長く傍に居られる事を祈っています。