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４０歳時点の体格によってその後の余命に大きな差があり、太り気味の人が最も長命であることが、厚生労働省の研究班の大規模調査で分かりました。

最も短命なのはやせた人で、太り気味の人より６～７歳早く死ぬという、信じられない結果が出ました。

行きすぎたダイエットも注意が必要なんですね。

今回の研究は、宮城県内の４０歳以上の住民約５万人を対象に１２年間、健康状態などを調査。

実は体格と寿命の因果関係は、はっきり分かっていない。

このため、太り気味の人が長命という今回の結果について、研究を担当した東北大の栗山進一准教授は「無理に太れば寿命が延びるというものではない」とくぎを刺す。

太っているほうがいいと安易に思わないほうがいい。

医療費の負担は太っているほど重くなることも分かったからだ。

肥満の人が４０歳以降にかかる医療費の総額は男性が平均１５２１万円、女性が同１８６０万円。どちらもやせた人の１・３倍かかっていたという。

その理由は、太っていると生活習慣病などで治療が長期にわたる例が多く、高額な医療費がかかる脳卒中などを発症する頻度も高い可能性があるからだ。

どちらにしろ、ほどほどが一番いいのだ.