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Minami’s クラブ

*狙われる娘*

2004年の大晦日も差し迫った12月30日

奈良の女児誘拐殺害事件の犯人が捕まった。


実家のテレビでニュース速報を見た瞬間


犯人が捕まって本当によかった。。


と心からそう思った。



犯人の事情徴収が進むにつれ

安易な動機と残虐な反抗を知ることになり

私の中でも犯人への怒りがふつふつと沸いていた。



私にも5歳の娘がいる。


いつ何時犯罪に巻き込まれるかわからない。


一時たりとも目を離せない


そう改めて実感した里帰り中


なんと2度も怪しい男に遭遇したのだ。






ある日、駅ビルのトイレに向かおうをしたとき

私と娘の後ろから一人の男性がついてきた。


ちらっと振りかえると、その男はさっと顔をそむけ

歩く速度を落とす。

ヨロヨロのジャンパーにヨロヨロのジーンズ。

そして黒いリュックをしょっていた。


あきらかに私たちの歩くスピードに合わせている、



私がもう一度振りかえると


その男は、くるりと後ろを向き


壁の鏡部分に自分の顔を映し

髪の毛を直すフリをする。。。



私は立ち止まってよく見てみた。



鏡越しに見える男の目線は



自分の髪の毛ではなく









明らかに娘だった・・・・










そしてその目線はその瞬間




さっと上に上がり






私と目が合った!!!!




(゜ロ゜ノ)ノ ひえー 






私は娘の手をぎゅっと握りしめ




トイレへと一目散に走った。





後に別の場所で待っていた旦那に伝えると




頭を横に振りながら


「世の中にはおかしな奴がたくさんいる。

本当に気をつけなくちゃいけない」



と旦那も気を引き締められたようだ。。。。。






それから数日後


駅のホームに家族で立っていると


旦那がそっと私に耳打ちをした。




「スーツを着て、目がねをかけている男。

さっきからジェンを見ながらウロウロしている。


ジェンの手を絶対離すな」




私はふっと後ろを振り返ると




一人の男性が遠目に私たちを見ていた。


旦那曰く


その男は私たちの周りを何度も行ったり来たり


しているようで、


そのたびに娘をジロジロ見ているらしい。。。




私が見ていることに気が付くと


さっと移動し、姿を消した。




あれ、いなくなった!どこへ行ったんだろう?




しばらくキョロキョロしていたが


その男性はどこにも見当たらなかった。



きっと反対側の電車に乗ったのだろう。。。




そう思い、再び私は線路側へ顔を向けた。





しばらくすると旦那が言った。


「あの男はどこへ行った?」



「もういなくなっちゃったみたいよ。

気持ち悪かったね」



そう言いながらふっと後ろを振り返ると・・・・・











その男。。。












旦那の真後ろに立って



ジェンを凝視していたのだ!


(〇o〇;)ギクゥゥゥ!!












一瞬言葉を失ったのは言うまでもない。





体から血の気が引いたそんな感じだ







「ま、まうしろに・・・・・」





旦那にそっと打ち明けると






その男、それに気が付いたかのように




さっとその場を離れ



足早に階段を上っていった。







本当に怖かった。





まるでホラー映画。




まさか旦那の真後ろに立っているとは思わなかった






海外では子供から目を離すなとよく言うけれど





いまや日本も安全ではなくなったと思う






奈良の犯人がたくさん持っていたという


ロ●ータ関係のビデオや雑誌




購入者がいるから販売する側もいるのだろうが





もはや趣味や妄想で終われなくなってきた



犯人予備軍を未然に防ぐためにも



警察にはもっともっと取り締まって欲しい



そう願わずにはいられない・・・・・

ハートNext





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