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カテゴリ:舞台の記録
【お話と主なキャスト(敬称略)】アフロディーテ(伊織直加)は、ポセイドン(坂元健児)という婚約者がありながら、初めて出会った人間----ダンスに熱中する佐藤ひろし(東山義久)----と、お互いにヒトメボレ。でも彼にも渡辺房江(三咲レア)という彼女がいる。この[四角関係]をおもしろがって見ているジャズクラブの店長(平澤智)は実はゼウスで、いたずら好きのパック(玉野和紀)も登場して・・・。
【感想1 甘口版】 びっくり!だって、これ、義くん主役でしょ!?どこにもそう書いてないけど・・・。(あて書きではありません)ってご本人がプログラムで書いてますが、ひろしのちゃらちゃらした不良系なんだけど、ちょっとピュアな感じが、すごくハマッてます。 玉野さんは義くんの魅力を十二分に引き出してくれて、歌もダンスも演技もツボどころだらけ。GJですわ~!! ソロで歌うところがあるんだけど(たぶん[君は俺の女神])、すっごく優しい感じで・・・こういうのはあんまり聴いたことがなかったんだけど、ゲキツボでした。 ダンスも[こういう動きが好きなんだよね~][あ、そうそう、このエレガント系のダンスもいいな~]・・・・と、なんか玉野さんの術中にハマった感じ。 そもそも私は(何回も書いてるけど)玉野作品の[クラブセブン]で三咲さんと踊る義くんにヒトメボレしたわけだから、ご登場のシーンから気に入らないワケがない。ターンすると赤いドレスシャツがべろ~んってめくれるのは、計算ずくよね(ソレを最初に書くんかい?)。アフロディーテに出会ったときの[・・・・!!]な感じや、彼女を思い出して踊ろうとする表情もステキだし、房江と別れようとして[体だけじゃなくって・・]ってレアさんの体を、〈ちょいエロ目線〉で見るところも、・・・って最初から最後まで目が離せないです! そしてそして、ラブシーンが何箇所かそれなりにあるわけですが、一番好きなのは、サカケンさんとのラブシーン!!めちゃめちゃ愛溢れる眼差しで見つめ、何事か会話しながらアゴを触ったりして(え------!!マジでキス~~???)とドキドキしたら、ごろ~んと寝ちゃって、サカケンさんの太ももを枕に甘えるようにすりすりして・・・。横では大坂くんとSHUNさんものっぴきならない雰囲気になってるし、もう会場大爆笑でした。 あと、(パックとゼウスの密談)は、オトナのお二人の余裕の遊びって感じで、おしゃれでした。 そうそう、DD次回公演の(OPERAtion)のチラシもかっこよく出来上がってました。これも楽しみ♪ 【感想2 辛口版】すっごく偏ってます。次回日記では変わるかもしれませんが・・・。 <天上界について> 申し訳ないけど、玉野さんの地上人への思い入れはすっごく伝わったけど、天上人についてはどうだったんでしょう? 特にサカケンさんのポセイドンは、もっと作りこんで欲しかった。サカケンさんの舞台をたくさん観たわけじゃないけど、お笑いのセンスも、彼ならではのかっちょいい動きもあるはずなのに、十分観れてない気がします。 二幕のアタマでアフロディーテへの思いを語るところは、滑舌いまひとつながらも伝わるものがあったし、[初めての祈り]は大好きだったんだけど・・・これだけじゃ物足りな~い!!動きも、バック転ばっかりしてるような単調な印象になっちゃうのは悲しい!!! 極めつけに衣装が全く似合わないのはどうなんでしょ!?!?(・・・って思ったのは私だけか???)神様のお召し物なんだから、しっかり合わせて作って頂きたいです!! <テンポ> 最初の10分ぐらいは(・・・・この展開で進むんですか・・・??)と不安になるくらい長く感じられました。個人的な好みですが、ムリにオペラちっくな場面を入れなくっても良かったような。その後少し引き込まれていったけど、休憩挟んでの2時間は、[あっという間]とは言えなかったな・・・。 <DDについて> [まとめてアンサンブル]な感じが強かったので、もっと個性が出せるような構成 ~特にダンス~ にしてもらいたかった。ちょっともったいないです・・・って肩入れしてるかな?? <エンディング> これはもう<妖怪>を<クラブセブン2>で見ていた・・っていうそれだけのことなのかもしれないけど、醒めちゃいました。後ろの方とかは泣いてたし、これはこれとしていいのかもしれないけど、もうちょっとひねってほしかったです。 と、いろいろエラソ~に書いちゃってすみません。でも、これも私が玉野さんのセンスが好きなだけに要求水準が高くなっちゃってるような(汗汗)・・・。 シェイクスピアの世界をベースにダンスをたっぷり使ってストーリーを展開していく・・・っていうのは <オマケ> ついに確認しました! [ダウンタウンフォーリーズ VOL.4]は来年4月青山円形劇場です!!ばんざ~い!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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