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2009.06.17
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カテゴリ:舞台の記録

【演出・振付】金森 穣
【空間】田根 剛
【衣裳】三原康裕

【キャスト】 Noism 09
金森 穣、井関佐和子、宮河愛一郎
高原伸子、山田勇気、藤井 泉、中野綾子、青木枝美
櫛田祥光、真下 恵、藤澤拓也
ゲストダンサー=永野亮彦

新国立劇場(小劇場)

 

 

 

玄人と素人の線引きが存在しない日本の舞踊会において、
コンテンポラリーダンスという曖昧な総称が外来した事は春の訪れであります 
(パンフより)
       

製作発表プレトークの様子を読んで、
金森さんの自信、プライドを強く感じて
緊張感高く行ってきました。


一部のAcademic、二部のNomadic、三部のPsychic。
異なる三つの世界を同ー公演で同じスタッフ、同じダンサーで表現する。
金森さんが力説されてたけど、それはそれは重層的。

それぞれで完結してるけど、一部を踊れるダンサーが二部、三部を表現していることで、コンテ初心者の私にも説得性が高いように思えました。
NoismはW-view以来二作品めですが、前作よりわかりやすく、期待以上に感動して帰ってきました。

Academic。
バッハの無伴奏バイオリンパルティータ。
照明は並べたキャンドルで、衣装もシンプルなレオタード。
柔軟性、硬質感、軽さ、弾力。
淀みなく流れるダンサーの動きと、静かなポーズ。
隙がなく、多彩な世界が描きだされて、もちろん音楽的でもあるし、
手足の軌跡がうっとりするほど美しい。
ずーーっとエンドレスで観ていたかった。

Nomadic。
こちらはまあなんでもありというか、私のような一般人が思う『コンテ』っぽいダンスかな。
曲は中島みゆきからオーソレミオ、ピアフ、プレスリー、民族音楽と多種多様。
金森さんがいろんな曲を聞いて、直感的に選んだそうで。
でも、ちゃんとつながってますね。
最初の『ブルンジの聖なる太鼓』も『鱒』の場面も好き。

ちなみに、一部から私の目をつかんだダンサーさんは櫛田さん。
TDS好きの自分のブレの無さに苦笑・・・雫

最後の靴を使った演出も素敵。

紗幕がわりのボールチェーンや(稲妻らしさをだしたかったとか)
無国籍的な衣装(金森さんからの指示は『エスキモーのペットみたいなの』とか抽象的で、想像力を駆使して1日三体づつほぼ即興で作ったそうで)。
一部とちがって、カラフルに盛ってます。

Psychic。
これも別な意味でコンテらしいコンテ。
現代人の不安とディスコミュニケーションのような。
照明が面白くて、壁に映る影がまた別の世界。
曲はバッハのフーガの技法。
しかし、ダンサー4人がヘッドホン聴いてる曲はそれぞれ違うと。
秋葉原事件とかも意識して作ったそうです。


アフタートークは金森監督、三原さん、田根さんの三人で。
皆さんご機嫌で充実しつつ結構楽しい内容。
金森さんは、めちゃめちゃストイックで芸術家肌な人では?と思ってましたが、こういう場でトンがった発言をぶちかますこともなく・・・やはり舞台作りは協同作業で、常識人的なところも兼ね備えてらっしゃるのだと、みょーーなところで感心しました雫雫

三原さんはアカデミックのレオタードも作ってみたけど練習着らしくならずボツになったとか、田根さんのボールチェーンの演出は当初違うものだったけど、新潟公演直前にダメだしがきて急きょ変更したとか・・・ へぇーー。
で、三原さんは特に饒舌で、今日初めてこの作品を観て、ダンサーも2月のころより全然ダンサーらしくなってるし、俺もすごいもの作ったし、いい歳だから泣きはしないけどうっすら涙が出そうになるくらい感動したとか、サイキックは「あんまり踊りすぎるとああなっちゃうんだ、と、オレの中では完結してたんだけど」とか・・・三原さん、面白すぎうっしっし

 

それにしても、金森さんの発想・ひらめきはどっから湧いてくるのかしら?
来年も観にいかなくちゃ、絶対!

 






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Last updated  2009.06.19 07:09:50
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