プログラム
♪シューベルト
・即興曲 No.3
・楽興の時 No.4
♪ショパン
・遺作
・牧童
・別れの曲
・木枯らし
・ソナタ/葬送
♪バッハ
・パルティータ No.1 プレリュードとサラバンド
・主よ人の望みの喜びよ
♪リスト
・ため息
・パガニーニによる大練習曲 主題と変奏
・ラ・カンパネラ
(アンコール)
・ベートーベン/テンペスト(第三楽章)
・ラベル/亡き王女のためのパバーヌ
フジコさんの演奏スタイルについてはいろいろ言う人もいるようです。
身の上話にひかれた素人向けだとか
技術的には疑問とか、とかとか。
でも、いいじゃないですか、フジコさんスタイル。
ボヘミアン的ドレスも。
そりゃあ お好きじゃない方もいるかもです。
ピアノの先生的にはダメ出しポインツもあるかもです。
でも、私は「遺作」にはチョイ泣きしました。
ピアニストとか演奏家は、
音楽を表現しながらそれに浸ってるタイプの人もいるけど
フジコさんは、曲ごとに自分なりの絵や世界がみえていて
それに向かって1曲1曲地道に描きあげるように弾いているよう。
代名詞ともなってる「ラ・カンパネラ」もステキでしたが
バッハがいいなー。
「亡き王女のための~」はまさにフジコさん的な色遣い。
いい音だったーーー
演奏終わったあとは、プライドと貫禄、余裕もあって
・・・・めっちゃ、かっこよかったんですけどっっっ!
何十年か後には、あんな空気出すために、今から何ができる?
それはおいといても。
あーーー、
もう一回 ピアノ、やってみたくなったんですけど(笑)。
今となれば、先生にカレンダーまるめたのでバシバシ叩かれたり、「1日●時間弾きなさい!」と言われることもないだろうし・・・