2009年 フランス
監督: ラデュ・ミヘイレアニュ
製作: アラン・アタル
原案: エクトル・カベロ・レイエス ティエリー・デグランディ
脚本: ラデュ・ミヘイレアニュ アラン=ミシェル・ブラン マシュー・ロビンス
撮影: ローラン・ダイヤン
音楽: アルマン・アマール
出演: アレクセイ・グシュコフ/アンドレイ・フィリポフ、メラニー・ロラン/アンヌ=マリー・ジャケ、フランソワ・ベルレアン/オリヴィエ・デュプレシ、ミュウ=ミュウ ギレーヌ・ドゥ・ラ・リヴィエール
映画好きの友からすすめられた一本。
最初は全く退屈でした。
1980年代のロシア。ボリショイ交響楽団は、ユダヤ人排斥の動きが強く、
芸術家達は、活躍の場を失い、まったく関係ない仕事につかなくてはならなかった。
このあたりは衝撃的だけど、飽きてしまう。
しかし。
1時間ぐらいすると、奇跡が。
音楽の神は音楽を愛するものに、信じられない奇跡をみせてくれる。
チャイコフスキーバイオリン協奏曲。
もうね、号泣。
セリフは抑えて、音楽と映像だけで、泣かせて笑わせてくれる。
チャイコフスキーとオケが好きの方にはたまりませんね。
オリンピック真っ最中ですが、コンチェルトも心をつなぐ平和の祭典なのです。