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カテゴリ:書評
著 者=香山リカ 書 名=ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか 発行所=朝日新聞出版 発行年=2014.6 評 価=★★★★☆ 香山リカも朝日新聞出版も、あまり多くは期待していなかったのだが割と面白かった。自分自身は、FaceBookやLineを使っているものの、同じ様なSNSに対する嫌悪感ではないが気持ち悪さを感じており、的確に書籍において指摘してくれている。曰く、「ゆがんだ平等主義といびつな正義感」によって、ネット空間は「人とのつながりの場ではなく、激しい攻撃や罵倒・密告の場」になっていった。これにより、「同調集団化とネトウヨ化」が促進され、SNSの場は何となく気持ち悪い場になったという説明である。的確な分析だと思う。おかげで、気になっていた一つの社会現象がクリアになった。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか [ 香山リカ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.06 19:07:55
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