2006年6月23日~7月1日のオアフ島旅行準備編と旅行記です
はじめての両々親接待旅行は
『最初にして最後、最大!』をコンセプトに
ビジネスクラス&スイートルーム、そして裏ハワイ満喫の旅でした
 
日刊ハワイ・ローカル・ニュース
がんばれミニミー! [全321件]
ワールド・カップ開催中につきゴキゲンなドイツ人ファミリー
「出会った笑顔編」も今回で最後。2回くらいでUPしようと思っていたのに、終わってみれば5回まで引き伸ばしちゃった。
さて、しめくくるのは私たちの帰国当日アラモ・レンタカーのオフィスからホノルル国際空港に向かうバスの中で出会ったドイツ人ファミリー。口ひげをたくわえたパパと優しそうなママ、そして小学校中学年くらいのシャイな女の子が座っているシートの向かいに私たちは座った。目が合って「Hi」 と言うと「Hello」 とにこやかに返してくれた感じのよいファミリー。
バスが走り出し、最初に停まった信号で「Airlines?」 とドライバーが振り返った。バスには私たちとドイツ人ファミリーのほかにも2グループほどが乗っていて、「Aloha」「Hawaiian」 と彼らが、そしてハビーが「Northwest」 と言った。全員がドイツ人ファミリーのほうを見たけれど、パパは航空券とにらめっこを続けるだけで黙っていた。
たいてい国内線のお客さんから降ろしていき、JALとANAと続き、NWAは一番最後に降ろしてもらうことが多い。経験上それを知っていた私たちはのんびりバスに乗っていたけれど、パパはそれどころではない形相で依然航空券を握っていた。見てあげようかなとなんどか思ったけれど、声をかけることすらできないほどのオーラがま、まぶしい。こうなったら早くドライバーに聞きに行ってくれればいいのにと思っていたら、バスがハワイアン航空のカーブで停車しているときにやっと腰をあげてドライバーに聞きに行ってくれた。笑顔でシートに戻ってくるパパの姿を見てママとお嬢の顔がゆるんだ。私たちはもちろん、よく分からないけれど状況を察したお年寄りまでもがほっ。
「Where are you from?」 「Germany」 「How about you?」 「Japan」 堰を切ったようにおしゃべりが始まった。ドイツと言えば昨日ワールド・カップで勝ったばかり(ハワイ時間6月30日朝の時点)。そのことにハビーが触れると、「がっはっは、そのとおり。」 と3人は急にゴキゲンになった。尋ねもしないのに、ドイツからハワイまではトランジットにトランジットを重ねて26時間かかったことや、夏季休暇の3週間をカウアイ島で過ごすこと、ワールド・カップは我々ドイツがいただく、なんていうことを話してくれた。もちろんこのことにも話題は及んだ。私たちのハワイ滞在日数。9日間と聞いて不服そうな顔をしたのは、3泊5日でハワイに行く日本人観光客の存在を確認できなかったからかもしれない。いずれにしても日本人の休暇が短いということは世界中で有名らしい。
「Northwest」 ドライバーが振り返った。ハビーは「Good luck」、ミニミーは「Have a nice vacation」 と言って立ちあがった。終始緊張の面差しをしていたお嬢もあふれんばかりの笑顔で手を振ってくれた。ドライバーに多めにチップを渡して荷物を降ろしてもらう。ハビーは透析をしているため、左腕で重たいものを持ってはいけないのだ。ミニミーが黙っているとなんとか自分でやろうとするからいつも目を光らせている。そういう意味ではチップで気軽にお願いができる欧米の慣習はありがたいと実感する。
日本でも海外でも、ハビーにおしゃべりと言われようが、ミニミーはこれからもいろいろな人といっぱいお話しをしてたくさんのことを教えてもらいたい。「出会った笑顔編」は長くなったけれどやっとおしまい。
プーさんが気になるお年頃
KCCに向かうバスには日本人観光客が結構乗っていた。最近はいろいろなところで紹介されているし実際に評判もいいんだと思う。コンドミニアムに滞在していなくてもホテルのお部屋で食べられそうなフルーツやドリンク、ランチ・プレートもあるし、間違いなくMade in Hawaiiのお土産も調達できる。でも過大な期待はするものではない。割と規模が小さかった。(ミニミーが勝手に想像を膨らませ過ぎたの意。)
バスの中でひときわ目立っていたのが日本人観光客の母子。ママは膝の上に3歳くらいのボクを乗せていた。「車内が混み合っているから2人で一人分のシートを使うなんてなかなか気が利く」 と感心したのもつかの間、混雑のために景色が見えなくなって退屈したボクはバスの中のポール(金属製のつかまる棒)をよじ登り始めた。ミニミーはすぐ横に立っていたからボクに押されたり蹴られたり手を握られたり(ミニミーはそのポールにつかまっていた)。ママは「やめなさい。」とは言うものの、その言葉は心からやめさせようと思っていなさそう。最近そういうタイプ親御さんが多いような気がする。ママも知ってか知らずか、ミニミーに謝りもしなかった。
普段から日本人の躾、特にお子ちゃまの躾の廃退について危惧しているミニミーだったけれど、ここはハワイ。そんなことは気にしないようにしよう。いらいらするためにハワイに来たんじゃない。
ファーマーズ・マーケットを堪能し、ワイキキに戻るためにKCCの前でバスを待っていたらあの母子が近づいてきた。またミニミーと同じバスに乗るらしい。バスに乗ると私たちは空いている席にばらばらに、彼らは優先席に座った。ご存知優先席は運転手さんのすぐ後ろにあって、進行方向ではなくバスの中心に向かい合う一列のシート。さすがに帰りは疲れてしまったのか、ボクはおとなしくママの膝のうえに座っていた。
「ママ、ママ。」 ボクの声が聞こえてきた。「どうしてあのおばちゃんのオナカはあんなに大きいの?」 ママの声は聞こえない。「ママ、ママ、ママ、どうしてあのおばちゃんのオナカはあんなに大きいの?」 どうやら向かいに座った外国人女性の豊満なオナカが気になる様子。「ねぇ、ママ、どうして?」「ママ、ママ、ママ、どうしてあのおばちゃんのオナカはあんなに大きいの?」「ねぇ、どうしてぇ?」 ボクの声はどんどん大きくなったけれど、ママは窓の外を凝視して完全にボクを無視していた。
「プーさんのオナカみたい。」 最後にそうひとこと言ってボクはあきらめた。
思い出しても顔がゆるんでしまうノン・フィクション。みんなでバスを降りてから大笑い。一部始終をいずれ成長したボクに見せてあげられたらおもしろいのに。そういえばミニミーも子どものころお年寄りを指さして「あの人もうすぐ死ぬんでしょ?」 と言って母を困らせたって聞いたことがある。子どもってもおもしろい。
「出会った笑顔編5」(最終回)もあります。
ボランティアでチャリティーをするサモア人女性
ミニミーが気がついたのはパールシティのウォルマート。レジを済ませてから出口に向かう途中あたりのスペースにデスクと椅子が置いてあって、そこに浅黒い巨体の女性が座っていた。デスクの上にはボールペン数本と10×20cm四方、気球のイラストがプリントされたカードが何枚も置いてあった。
「なにをやっているんだろう?」 そう思って彼女に近づいて微笑むと、ボランティアでチャリティーをしていると言う。そういえばお店の入口でも少年少女がクッキーやキャンディーを買ってもらおうと必死でお客さんに話しかけていたっけ。彼らが販売しているものはすべてウォルマートの商品で、彼らの売上げの数パーセントがお店から寄付としてバックされるらしい。お店の中でボランティアをしていた彼女は販売ではなく、完全な寄付を呼びかける担当だった。
彼らがボランティアしている団体は「Kapi’olani Children’s Miracle Network」。サイトを見たらウォルマートもスポンサーになっていた。
寄付は一律1ドルをお願いしているというので、お子がいないミニミーもなにかの縁だと思って快く1ドルを彼女に手渡した。彼女は1ドル紙幣を受取ると、代わりにデスクに広げてあったカードとボールペンをさし出した。ここにミニミーの名前を書いてウォルマートの店内に貼り出すんだって。それを聞いたミニミーがなんとなく恥ずかしそうな顔をしたみたいで、そうじゃなかったらミニミーの子どもの名前でもいいしペットの名前でもいいとつけくわえてくれた。あいにくお子もペットもいないミニミーがとっさに書いたのは 「From JAPAN」。
彼女の声が急に大きくなった。ミニミーの顔をまじまじ見ながら、自分にも日本人のお友だちがいるってニコニコして大きな身体を反りかえした。小さな椅子が壊れそうに見えた。男性のお友だちらしく、彼は自分のことを「バキッタリ」って呼ぶと言うから「彼女の名前はバキッタリっていうんだ。」とミニミーが納得した顔をしたら、「Means stupid.」だって。
ああ、「バカッタレ」ね。 ちょっと待って、そりゃひどいって言ったら、彼は愛情こめてこう呼ぶんだから大丈夫と笑った。ミニミーもほっとした。
ふとミニミーご一行様が車の中で待っていることに気がついた。その旨を伝えて立ち去ろうとしたときに彼女が言った。「ありがと」「ファッアフェタイ」。「私はサモア人、サモアの言葉でファッアフェタイはありがとうの意味。」ミニミーは3度ほどその言葉をもごもご繰りかえしてから大きな声で「ファッアフェタイ」と彼女に言ってウォルマートを出た。バッグに常備しているメモを取り出してその言葉を書き留める姿を見てハビーが不思議そうな顔をしていた。
こうなったらもう「出会った笑顔編4」に続きます。
カイルア・ビーチでいっぱい写真を撮ってくれたラブさん 
偶然撮った写真に写っていたラブさん

自ら試し撮りをしたラブさんの手 |
「I'll take pictures.」 と言ったかどうかは不明。気がつくとハビーの手にあったカメラは彼女の手に移っていた。どうやら全員を撮ってくれると言っているらしい。ハビーがミニミーの横に来てポーズをとった。
彼女の名前はラブさん。ロシア出身、現在アメリカ人のご主人とフロリダ在住の51歳。焼けてはいても透けるような白い肌、銀髪のショートカットに大きめのサングラス、フロリダで着慣れているであろう黄緑色に深緑色のストライプが入ったビキニがかっこよかった。
言われるがまま全部で16枚。途中からは立ち位置やポーズまでご指示いただいた。中腰になって脇をしめ、真剣な顔をして撮ってくれているラブさんとは正反対に「まだ撮るよ。ずいぶん撮るねぇ。」 なんて話しながらポーズをとっていた私たちはどれも最高の笑顔で写っていた。(帰国後お友だちに写真を見せたらミニミーのこんな笑顔は見たことがないって言われたほど。)
撮影会(?)が終わってカメラが戻ってきた。お礼と日本から来たことを言うとラブさんの目がキラッと光っておしゃべりが始まった。「I love “The Season of Love”.」 | 最初はなんのことかわからなかったんだけれど、話をしているうちに日本の歌だということがわかり、長唄をたしなむミニミー母に歌ってもらおうと木陰に場所を移した。ピンキーとキラーズの「恋の季節」をフル・コーラスするとラブさんは拍手して喜んでくれた。子供のころロシアで何回も何十回も聴いて大好きになったんだって。こんな歌私たちは一年に一度も歌うチャンスがないのにハワイで歌うことになるとは。でも喜んでもらえてよかった。(このことをきっかけに「恋の季節」は今回のハワイ旅行のテーマ・ソングに決定。)
ラブさんはフロリダに家を2軒、コロンビアにアパートを1つ持っている。コロンビアは車の排気ガスなどで大気汚染がひどくて、家の外を歩くと肌や服なんかがが黒くなるほどだって嘆いていた。オイリー&グロッシー。その点フロリダはそんな心配もないし住みやすいところだって。フロリダはハリケーンの通り道だけれど一軒家ならあまり被害がないのかな。
お話はロシアのことまで。やっぱり日本人の夏休みが短いことに驚いていた。(ちょっと見栄を張って2週間って言ったんだけれど。)ロシアではだいたい40日間。公務員だと往復の航空券までもらえるっていうからすごい。
親戚と3日間ほどカイルアのビーチハウスに滞在して、そのあとはご主人とホノルルで過ごすんだって。楽しい旅行になったかな。そしてどこへ行ってもおばちゃんパワーは健在。ラブさんとは30分以上話していたけれど、その間ご主人は離れたところでひとり海に入ったり砂浜で寝転んだりして辛抱強く待っていた。
ラブさんのお話が長くなってしまったので「出会った笑顔編3」に続きます。
レンタカーの鍵を壊される
 「やられてる。」レンタカーをチェックインするときにアラモ・レンタカーのおにいさんに言われて気がついた。運転席のドア・ロックが見事に壊されている。写真を撮ったものの接写モードじゃなかったから少しボケているけれど分かるかな?レンタカー・オフィスで所定の手続きをとりながらハビーと顔を見合わせて「やっぱりね。」。おにいさんは表情をまったく変えなかったからよくあることみたい。
実は27日(当日の日記)にマッカリー・シッピング・センターのソ・ゴン・ドンで夕食をすませてホテルのお部屋に戻ってきて、その日のお買物を整理しているときに「あれ、なにか足りない。」という話になり、全員で探したことがあったんです。足りないものはハビーのシャツ、ミニミーが以前から欲しかった5oz.紙カップ(歯を磨いたりうがいをするときに使う。かわいい貝のイラスト入り。)、5oz.紙カップ用ディスペンサー(アメリカっぽい。)、お土産用の靴、ドライバー(小型携帯用)などで、30ドル相当。車にはその日買ったたくさんの買物袋があったからお部屋で整理するまでそれらが入った袋がなくなっていることに気がつかなかった。翌日ハウス・キーピングやフロントで落し物がなかったか尋ねたりしたけれど結局みつからなくてあきらめることに。納得が行かなかったのは、いつ、どこで、どうして?
レンタカー・オフィスでは私たちの連絡先の再確認と盗難に遭ったときの場所、時間、状況などを聞かれ、保険がフル・カバレッジだったからなんのダメージもなく手続きは10分くらいですんでよかった。私たちも帰国当日だったし、盗難に遭った被害も少なかったからそれ以上は求めないで空港に向かうバスに乗り込んだ。バスの中でお年寄りに一部始終を話したら急に神妙な顔に。少し刺激が強すぎたかな。「私たちボケたんじゃなかったのね。本当に盗まれていたのね。よかった。」だって。
アラモアナ・ショッピング・センターやワイマナロ・ビーチ・パークの駐車場、マッカリー・ショッピング・センターの駐車場など、特に観光客が集まるところは窃盗団が横行していると聞いて注意していたんだけれど、やっぱりそれを生業としている人たちにはかなわない。今回も駐車場は人通りがとても多いところだったし、そういう時間帯だった。私たちが停めた場所も決して死角じゃなかった。かえって賑やかなほうだったくらい。
いろいろ考えてみたんだけれど、キー・レス・エントリーという文明の利器が曲者なのかもしれない。この便利なシステムのおかげで私たちは鍵穴なんて気にしなくなってしまった。それとバーシング・ストーンで泥だらけになった車体を見て見ぬふりをしていたこと。(4日の日記)早く洗車するなりしておけばよかった。泥だらけの車体になるべく触れないようにしていたくらい車の状態に無頓着になっていた。
昨日アラモ・レンタカーが契約している保険会社から手紙が届いた。盗難に遭った被害を補償してくれるという内容。でも返送するフォームの中に、盗難に遭った商品のレシートとポリス・レポートがあるから請求は無理。被害届は帰国当日だったから時間がなくて出せなかった。思えばこれも窃盗団の手口のひとつなんだ。車内にあるものすべてを盗まないこととキー・レス・エントリーの車を狙うこと(被害を気がつかせない。)、現場に警察を呼ばせない。(そんなことになったら商売あがったり。)
ま、これも授業料として納めておこう。今までこういうアクシデントとは無縁だったけれど、今回はずいぶん勉強になった旅だったな。それにアラモ・レンタカーの姿勢には感心した。日本以外の国の会社でここまでしてくれるとは期待していなかったから。なにはともあれ、みなさんもどうぞ気をつけて。
HAWAI'I ガイドブックに載らない情報
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