映画は一日にしてならずぢゃ

★★★☆☆　CRYING FIST
　出演はオールドボーイ(2003)のチェ・ミンシク。
　新宿歌舞伎町の「殴られ屋」として現実に存在した元ボクサーの晴留屋明（はれるやあきら）の自伝がモチーフらしいんぢゃが…。
　元銀メダリストのボクサーを演じるのはミンシク。それとは別に不良からボクサーになってゆく青年の話がシンクロしながら進んでゆく…が、両者に接点は無くただ単に２つの人生模様が描かれておるだけで、たまたまラストで二人が戦うのみ。どちらにも感情移入は難しく、前半のエピソードはダルいの一言ぢゃ。残念。