カテゴリ:今、与えられていることに感謝しよう
10月初日の今日も、霧雨の降る肌寒い道を歩いて会社に向かいました。 アスファルトは濡れて紺色に色づき、窪んだところは水が浮いてどんよりとした空を映しています。 昨日、おとといと同様に天は分厚い雲に覆われて、太陽がどこにいるのか気配すら感じられません。 しかし、昼前から少しずつ空が明るくなり始め、仕事を終えてオフィスを出る頃には、西の方に夕陽が輝いて見えました。 なんだか久しぶりに日の光に触れたような気がして、気分まで明るくなりました。 光って、この世界に存在するあらゆる事物のなかでも、特別な作用を及ぼすものです。 地上でもっとも多くの人々に読まれている書物、すなわち聖書においても、神様はこの世界にまず「光あれ」とおっしゃいました。 何よりもまず、光がなければならなかったのです。 そして、アインシュタインが確立した相対性理論でも、光は特別な存在です。 「相対性理論」というと、あらゆるものが相対的な存在であるように聞こえますが、唯一そうではないのが「光」です。 相対性理論は、光(のスピード)が絶対的基準となることによって、成立する理論です。 アインシュタインがなぜ光だけを絶対的なものとしたのかと言えば、そうすることが最も理論を単純にし、そして計算を美しくするからです。 よくよく考えてみると、わたしたちはそんな神秘に満ちた存在の光に包まれて生きています。 道端で雨に触れている緑の雑草や真っ赤な花、ビルディングの灰色の壁、真っ白な空、みんな光によって色を放っています。 ほとんどの人たちはそれらの光を網膜で受け取り、電気信号に変換して、脳で「見る」という現象に仕立て上げられます。 網膜が傷ついた人たちは確かに「見る」という状態を脳のなかで作り出すことはできませんけれども、その温かな粒はしっかりと肌に降り注いでいます。 光は、分け隔てなくすべての人々を照らし、いつも温かく包み込んでくれます。 嫌なことがあったり何かがうまく行かないと、誰も彼も自分のことなど分かってはくれないのだとふてくされてしまいます。 でも、そんな自分にも、光はいつもと変わらず降り注いでくれているんだと思うだけで、なんとなくホッと安心することができます。 普段はそんなことを気にも留めないのですが、久しぶりに目いっぱいの陽光を浴びて、「光」の存在がありがたいなぁと感じました。 人間には色んなものが与えられているのだということに感謝しながら、日々生きたいものですね。 今日もよい一日でした。 ありがとうございました!! 【三文日記】 会社帰りにミスタードーナッツに寄って来ました。 チョコレート好きなので、ダブル・チョコレートとポン・テ・ダブル・ショコラを選びました。 仕事の後は、甘いものが身体にしみますね・・・。 ●今日の天気 雨のち晴れ。 ●今日の運動 エアロバイク30分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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