～みんなでしあわせになろうよ～

◆制作
脚本：荒井修子、渡辺千穂
演出：高成麻畝子、吉田健　ほか
プロデューサー：那須田淳、津留正明
音楽：山下康介
主題歌：「星屑サンセット」 - YUKI
◆出演
川原恭一郎 - 舘ひろし
川原小梅 - 新垣結衣
川原理恵子 - 麻生祐未
大杉健太 - 加藤成亮（NEWS）
中山律子 - 森田彩華
平田佐緒里 - 奈津子
高木美佳 - 高山侑子
小関智弘 - 大和田健介
渡辺武志 - 江守徹
桜木真一 - 高田延彦
西野和香子 - 佐田真由美
中嶋耕介 - 八嶋智人
前田幸一 - 金児憲史
三船 渉 - 宮下裕治
椎名香奈子 - 今井りか
内崎久子 - 飯沼恵子
国枝ひそか - 佐々木すみ江
ほか

　なるほど、よく作られてるなぁと思う。

　前半の小梅のデート部分。後半の恭一郎の仕事のひと騒動部分。まだ二話目だが、対になるよう作られている。若干、デートパートが弱い気がしたが、女子高生視点だからあんな感じかな。舘ひろしさんがもう少し立ち振る舞いになれてきたら、もっと面白くなるのではないかと思う。今すぐ要求するのは贅沢だろう。良い意味で気味が悪いほど女子高校生になろうとしている＾＾；やっぱりグッジョブです。

　後半の閑職プロジェクトのひと騒動だが、こちらはある意味圧巻の展開。お嬢様社員が仲間意識、仕事意識、自立自活に目覚めた瞬間は本人でなくとも涙もの。それは嬉しいことだと思うよ。当人も周りの仲間も。ちょっとしたわずかな変化でしかないかもしれないが、そこから学びとれるものは大きい。なにを見出すかはひとそれぞれ。それもまた個性かな。小梅は恭一郎の姿を借りて良い経験をしている。すべてが初めて知るものばかりだろうし、彼女の年代の吸収力は大人とは比べようもないほどだ。恭一郎は小梅の姿で異文化を経験していると言えるが、小梅は恭一郎の姿で、この先、将来に訪れる社会経験をしていると言える。
　対でありながら、その中身はイコールではない。年齢、経験の差は大きい。次回は恭一郎が過去と対面するような作りかな？お勉強をなめちゃいかんぜよ、ってなとこで。

　先の展開を予想してみると、小梅の女子高生の感覚が恭一郎のプロジェクトに影響を与え、閑職プロジェクトが一気に会社のイメージや方向性、そして実績までをも左右させてしまうことになる。というのがベタベタな展開だと思うが、さあ、どんなものかな。タイトルに7日間と銘打っている以上、7日間の出来事なのだろうし、十代の7日間は長いが、社会人の7日間はあっという間だ。親子で得難き経験をして、家族の基盤である愛情を知ることになりそうに思えるが、はてさて。無粋な予想はやめて、純粋に楽しもうっと♪

　それにしても、六時はちびまるこちゃんかぁ…。なるほどなぁ、と妙に感心。子供のころの刷り込みって影響が大きいよなぁ。

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