目標達成！！ドリーム・ゲート

日頃、質問に来ないＮ君が本当に珍しく、数学の質問にやって

きた。

「これ、がわからないんですが・・・」

よくある扇形の面積を求める公式の証明だ。

「で、君は何がほしいの？」

「え！？」


しばらくの、沈黙。


「だから君は何が聞きたいの？」


とうとう涙目になってきた、Ｎ君。


この子の状態をわかりやすく例えると・・・

ウンチがしたくなったＮ君はトイレにはいった。

しかし、僕にこういう。

「ウンチがしたいんです！」

「だから君はどうしたいの？」

「ウンチがでそうなんです！！」

「何が邪魔なの？」

そして沈黙。考え出す・・・

彼の場合、誰かがズボンを脱がすまで待っている

タイプなのだ。

あんまり、深刻になってきたのでそこで自習していた

ほかの学年の子たちも交えて解かせてみた。

解けなかった・・・・


私がショックだった・・・・



※ちなみに、私の質問に彼はこう答えてほしかった。

「これ、がわからないんですが・・・」

よくある扇形の面積を求める公式の証明だ。

「で、君は何がほしいの？」

「え？扇形の面積です。」

「じゃあ、君の知っている公式があったら教えて？」

「う・・・ん。円の何分の何でとくことしか知りません。」

「じゃあそれでやってみて。」

と、こういうシナリオがあったのだが。