カテゴリ:東日本大震災
津波に襲われた街も日々変わる。 がれきの山を押しのけて道ができ、郵便バイクが走る。 ナンバープレートには東京の「八王子」の文字。 水没したバイクの代わりに宮城県石巻市に送られてきたそうだ。 水も電気も、電話も通じないのに「郵便屋さんが来たー!」っと大喜び。 配達で増えたのは見舞金の現金書留で、なぜか請求書も目立っているという。 郵便配達は復興の手助けになる。「完全ではないけど、出来ることからやって いこう」と被災地の郵便局職員は日々頑張っているそうです。 片づけの合間に庭で談笑する人から、「請求書はいらねえんだけど。津波で流 されちまえばよかったのにな」と冗談を言われるようになったとか。 復興を目指す街にも少しずつ余裕が出てきたのでしょうか。 途切れた日常が、遠慮がちに戻り始めています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.09 00:56:06
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