第9回 猪口悦子さんに学ぶ「介護体験を社

第9回 猪口悦子さんに学ぶ「介護体験を社会に還元」 11月27日(木)


 猪口悦子さんはたくろう所の初期からボランティアで活動されています。しかし、ご自身の家庭でも、義母様の介護に明け暮れていたのでした。その時の経験が多くのおじいさんやおばあさんの介護に役立っています。
 このたくろう所の強みは、ボランティアのほとんどが介護経験があるということです。人によって技術の違いはあっても、おじいさんとおばあさんの気持ちを理解しようと努めていることが、介護の基本になっています。だから専門家や資格者にはない、独特の介護が続けられたのでしょう。そうそう、たくろう所は普通の民家を利用しているから「施設」にはなりにくいのでしょう。

 さて猪口さんは、ちょっと気難しいおじいさんやおばあさんにも親しくなる特技をもっています。猪口さんの声のトーンも、おじいさんやおばあさんにはちょうどよいようです。かん高くもなく低くもなく、お話しているおじいさんたちも安心するようです。これも養母様の介護体験を社会に還元しておられるのだと思います。立派な社会貢献です。
 
 11月26日記
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Re:猪口悦子さんに学ぶ「介護体験を社会に還元(11/27) けいこださん(****.ne.jp)

>義母様の介護に明け暮れていたのでした。
実体験に勝る物は、無いと思います。
母の友人も、実母の介護体験をもとにいろいろと運動をされてNPOを作って活動しています。

高齢化社会みんなが楽しく乗り切るには、やっぱりコツをつかんで楽しく介護だと思います。

私の友人も希望にみちて福祉の仕事を求めて脳性麻痺の施設で働いていましたが、やはり、出来ることも時間の関係やらで自由にさせてあげられない等つらくなって
辞めてしまいました。
今は、保育士の免許をとって子供とかかわっているようですが・・。
本当に、理想と現実が一緒に慣れる施設がまだ少ないそうです。
たくろう所は、素敵ですね。

(11月27日9時55分)




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