3月11日に発生した東日本大地震は今までの観測史上最高のマグニチュード9.0であった。
津波によって町ごと無くなっている海岸地域。あの津波の襲う映像はCG画像を見るかのようで、現実ではないような思いで呆然と見ていた。
わが国の耐震技術は世界に誇れる水準で、世界各地で大地震が起こったとき専門家が現地に出向き、いろいろな活躍をしてきた。しかし、鉄筋コンクリートの建物以外は鉄骨造も木造も根こそぎ無くなっている。
火災保険では建築年割引、耐震等級割引、免震建築物割引、耐震診断割引などがあって最高30%の割引を受けられる。最近の新築建物はほとんど免震構造になっているので、証明書の提出で最大の割引を受けられる。
しかし、今回の津波ではそのような最高水準の耐震構造であろうと免震構造であろうと何の役にも立たなかった。全ての家が根こそぎ無くなったのである。本当に信じられない。津波が引いた町は瓦礫だらけで何から手をつけていいのか、呆然とするのみである。
全てを失った住民の頼りとなるのが保険である。地震保険の加入率は全国平均で40%で、半分にも満たない。今回一番激しかった宮城県では54%というから全国平均よりもずいぶん高いが、何の保証も得られない方々が相当数いる。
また、地震保険は保険金額の30%~50%までしか入れない。一時期に広範囲にわたって被害が発生する地震などの場合は、保険会社が破綻してしまう恐れがあるのでそのような規定になっているのだが、このような現実を目の当たりにすると何とかならないものかと思ってしまう。
こういうときにありがたいのが東京海上日動の超保険である。この保険では50%の地震保険をつけて、上乗せとして50%をつける特約があり、100%加入することができる。この東日本大地震を教訓として地震の備えを総合的に考える時である。