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September 20, 2014
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カテゴリ:カテゴリ未分類
9月13日(土)晴れ

いよいよ、種まき。

種から育てる秋冬野菜の種類は、ミズナ、春菊、小松菜、ほうれん草、五寸人参、金時人参、かぶら、大根、ターサイ、チンゲン菜の10種。

10種の秋冬野菜


まき方は全て2条筋まき。

ミズナの2条筋まき(撮影日9/21)


雨などで種が外に飛出てしまったり、地中に入りすぎるのを防ぐため、ただまくのではなく、きっちりとしたプロセスに沿ってまいてやる必要がある。

1、畝の上面を木片で、固まった土を砕きながら平らにする(畝幅は約70cm)。

2、棒や木片の角で、軽く溝筋をつくり、その溝に数センチ間隔で種をまき、種が隠れる程度に土をかぶせる。

ほうれん草の種を等間隔にまく


一口メモ : 目安として、覆う土は種の大きさの2倍程度。

3、種を覆った土を手の甲や木片で軽く叩き、土の中の種を固定させる。

一口メモ : 固定させるのは雨風等で種が外へ飛び出さない効果があるだけではなく、種と土を密着させる事により、発芽を助成する効果もある。

注意 :姿形がよく似た種があるので、混同しないこと

よく似た種1 : ほうれん草と大根

大根の種のほうが少し大きい



よく似た種2 : 小松菜、ミズナ、かぶら

よく似た種2 : 小松菜とミズナは瓜二つ


きっちりとしたプロセスで種をまいてやることにより、芽が出てきた時、見栄えもよく、また間引きもしやすい。

きっちり整列するかぶら(種まき後約14日_撮影日9/28)


種まきから4、5日で人参以外の芽はすべて出揃った。

春菊もまたきっちりと。(種まき後約14日_撮影日9/28)


金時・五寸人参は10日程でようやく芽を出してくれた。

心配をかけた五寸にんじん(撮影日9/28)



マルメン農業記<秋冬野菜編>5p







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Last updated  October 20, 2014 10:59:06 PM

September 15, 2014
カテゴリ:カテゴリ未分類
9月6日、畝作り後、もう1つ行った作業が秋ジャガイモの苗植え。

数は6苗。

秋ジャガイモの苗はただ植えるだけでなく、以下の作業をすることで、生育に良い環境を作ってやることができる。

1、深さ約7-8cmの穴を掘り、その中に粒子の粗い砂をまく。

下の土が見えない程度に満遍なく砂をまく


2、その上に苗を置き、苗が隠れる程度に砂を被せる

芽を横に向けて置く


3、最後に畝の土を被せる。

苗が隠れる程度に砂を被せる


土壌にそのまま苗を植えてしまうと、水気で腐ってしまう事があるため、粒子の粗い砂で覆い、水はけをよくすることで、腐食を防ぐことができる。

ちなみに苗から出ている芽の向きを、横に向けて置くと、芽を上に向けて置いたときよりも収穫量が上がる。

・・・1ヵ月後の秋じゃが。

順調に芽を出す秋ジャガ(撮影日10/10)



あまりにも芽が出るのが遅いので、掘り返してみたところ、1苗腐っていた。


土中で腐った秋ジャガの苗(撮影日10/10)


残りの2苗は小さな小さな芽を出しているので、今後の成長に期待したい。


マルメン農業記<秋冬野菜編>4pへ続く






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Last updated  October 15, 2014 09:23:43 PM

September 13, 2014
カテゴリ:カテゴリ未分類
9月6日(土)晴れ

畝作り(農業塾の一畝は約11坪)。

このプロセスは、

1.畝の天辺の筋をきる。

2.きったところに、堆肥と肥料を散布。

筋に満遍なく散布


3.散布後、鍬でよくかき混ぜる。

4.通路に飛び出た土を鍬で畝に戻す。

5.天片を長方形の木で平らにする。

平らな畝の上に芽を出すミズナ(撮影日9/21)



3、4を数回繰り返し、また放置し、来週の種まきえと移るのだが、今回ここで注目したい1つが「鍬」である。

日常生活で手にすることなど皆無の「鍬」だが、見るとやるとでは大違い。

それを痛感させられたのが、既に役割を終えた春夏野菜の準備のための土を耕していた時だ。

当日、はじめて鍬を手にした俺は、はり切りと力任せという無駄のスパイラルから腰の筋をいわしてしまい、その日の作業ができなくったという苦い思い出があった。

2度同じ過ちは繰り返さないよう、鍬の重みを利用して土を耕し、そして畝への戻し土は、肘と手首をうまく使いながら、腰の筋をいわすことなく無事畝作りを終える事ができた。

一畝だけでも全身に漂う疲労感。

農業の大変さを鍬1つで痛感させられた。

もう1つ注目したいのが肥料と堆肥。

堆肥はシルバー堆肥(散布量約10kg/容量20L)。

土質改善のシルバー堆肥



肥料は有機肥料である伊勢ペレット(散布量約10kg/容量20kg)。

自然原料を発酵させた有機肥料



もう一つは化成肥料のCDU(散布量約4kg/容量20kg)。

即効性がある化成肥料



一口に堆肥、肥料と言っても様々であるが、簡単に特徴や役割を述べると、堆肥は土壌改良、水はけや保水力向上効果などのために使用される。

肥料は植物の生育向上のために使用され、窒素・リン酸・カリという生育するのに必要不可欠な主要成分を含んでおり、すぐ水に溶ける。

ちなみに今回使用した肥料は化成肥料と有機肥料の2種類であるが、化成肥料は肥料成分を化学的に合成したもので、有機肥料とは菜種、米ぬか、魚粕など自然の原料を発酵させてものである。

ともに植物が吸収しやすいカタチにしたものである。

どの堆肥・肥料を、どのくらい使用するかは、野菜の品種や個々の経験等によって異なるが、”適切”を誤れば、野菜が食卓をにぎわしてくれることはない。

同日、秋ジャガイモの苗を植えたのだが、きりがいいので、次回3pで記述することにしよう。



マルメン農業記<秋冬野菜編>3pへ続く







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Last updated  October 13, 2014 09:37:30 PM

September 8, 2014
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8月30日(土)晴れ

秋冬野菜の準備。

収穫に至るまでには、土耕し、土壌調整、畝整備、種落とし(苗植え)、 間引きや芽かき、誘引や追肥など様々なプロセスをクリアーしていく必要がある。

土耕しは農業塾の責任者が先週トラクターで済ませてくれていたので、俺たち塾生がするのはまず土壌調整。

ここでの調整とは土壌矯正(酸性→弱酸性/中性)を意味する。

日本は雨が多く、その影響で土壌が酸性に偏っており、野菜の生育に適さない酸性土壌から弱酸性/中性土壌に矯正してやる必要がある。

土壌矯正(酸度調整)のために使用するのが消石灰だが、その役割や特徴を一口メモとして書き留めたい。

-消石灰の一口メモ-

消石灰=水酸化カルシウム

役割 : 石灰(カルシウム)の補給、土壌pHの上昇(酸性に偏った土壌矯正)。

特徴1 : アルカリ溶出は早いが、その効果が切れるのも早く、土壌中に混和すると短期間内で炭酸カルシウムとなる。

特徴2 : 価格も安く、使用量も少なく済み、カルシウム補給力も高い。

注意点 : 普通の水にも溶け、散布した分だけアルカリ性に向かうため、散布には十分注意する必要がある。

散布量 : 約300g/1坪(農業塾の一畝は約11坪なので、約3.3kg散布)

放置期間 : 約7-10日

参考 : pH(水素係数)
pH値は低い方からpH1(酸性)・・・pH7(中性)・・・pH14(アルカリ性)で表され、大体の野菜は土壌pH5.5~6.5ぐらいの弱酸性が適当とされている。

ちなみに、秋冬野菜には消石灰を使用したが、春夏野菜の時は苦土石灰を散布した。

秋冬野菜で消石灰を使用したのは、土壌の状態や作付けする種類、農業塾講師の判断によるところだが、”苦土石灰”という農業には切っても切れないワードが芽をだしたので、これも一口メモとして書き留めたい。

-苦土石灰の一口メモ-

苦土石灰=酸化マグネシウム(炭酸カルシウムに苦土/マグネシウムを混合)

役割 : 石灰(カルシウム)の補給、土壌pHの上昇、苦土(マグネシウム)の補給

特徴1 : 消石灰にはない苦土(マグネシウム)の補給力があるが、溶出速度が遅いため安定するのに時間を要する。ただ苦土は葉緑素を作る大事な成分で、これが欠乏すると葉が黄色化してしまうことがある。

特徴2 : 酸性の水にしか溶けないため、土がアルカリ性になることはない。

消石灰、苦土石灰の他に有機石灰などもあり、何を散布するのかは土壌の状態や作付けの種類、更には個々の考えによって異なるが、一般的には苦土石灰を使用することが多いらしい。

消石灰を散布した土を1週間放置し、来週の畝作りへとうつる。


マルメン農業記<秋冬野菜編>2pへ続く








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Last updated  October 5, 2014 11:29:41 AM

September 1, 2014
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2014年3月下旬、「人類の基本は自給自足」という言葉を引っさげ、町が運営する『某農業塾』に入った俺、マルメン。

新たな農業の担い手、人材育成を目的として設立された『某農業塾』は、年間を通じたカリキュラムに基づき、土づくりから収穫までを体験させてくれるだけでなく、農機具、肥料など、農作業に必要な”基本”を全て支給してくれる。

(注:はさみや草刈かま、手袋、長靴等の消耗品は自己で準備)

この農業塾には2つのコースがあり、1つは「栽培基礎コース」、もう1つは「就農チャレンジコース」。

初心者の俺が入塾したのはもちろん「栽培基礎コース」で、野菜の基本的な栽培技術をここで2年間学び、希望すれば、「就農チャレンジコース」へと進むことができる。

ちなみ俺が研修を受ける圃場の総面積は約740平米で、塾生1人につき約33平米の畝を受け持つ。

農業塾第一圃場(2014年9月時)



2014年3月に六期生(10名)として入塾し、春夏野菜の収穫に至るまでのプロセスを書き留めていこうと思っていたのだが、あわあわの毎日を過ごし、なんのアクションもおこさず今日に至った。

秋冬野菜から書いていこうかとも思ったのだが、何一つ残さないのは、食卓をあれだけにぎわしてくれた春夏野菜に申し訳がたたないので、せめてあいつらが生きた4月~8月のハイライトだけでも書置きたい。

4月。

・作付け(種)
  → ほうれん草、ネギ、小松菜、三度豆、トウモロコシ

・作付け(苗)
  → レタス(玉/リーフ)、ブロッコリー、オクラ、ピーマン(万願寺/パプリカ赤・黄)、ナス(千両ナス/長ナス/水ナス)、キュウリ、トマト(桃太郎/ミニトマト)

畝作りに始まり、中旬からの種落とし、苗植えで春夏野菜の幕が切られた。

1番に芽をだした小松菜



5月。

小松菜やほうれん草の間引き、それを食すという、2つの初を経験した。

葉いっぱいに太陽を浴びるほうれん草



下旬にはキュウリと三度豆のためのネットを貼り、更にピーマンやトウモロコシなどのための支柱を立てた。

支柱の高さを目指すトウモロコシ



6月。

ナスやピーマンに花が咲き、キュウリや三度豆のツルがネットに力強く巻きつき、中旬には食卓に舞台を移す物もいた。

実をつける準備をしているナス



7月。

早い段階でダウンしてしまったオクラとブロッコリーだが、新しく入れ替えられた仲間、そして台風の影響でほぼ90度傾いたトウモロコシ、みな食卓へと舞台を移すため成長を続けた。

ゆっくりと成長するブロッコリー



更に栄養過剰のため、葉が生い茂り、実の収穫量が少なかったトマトも、ようやく赤みを帯びはじめた。

これからが最盛期のキュウリ



8月。

大量のテントウムシダマシがナスを寝床にし、キュウリ、三度豆の葉が黄色帯びて役割を終えようとしていた。

テントウムシダマシに侵されるナス



一方でネギや万願寺、パプリカ、オクラは食卓を舞台にまだまだ活躍していた。

まだまだ現役バリバリのピーマン



8月23日。

秋冬野菜の作付け準備のための抜取り、支柱・ネット等の撤去作業を行った。

ナスとピーマンの2,3株だけを実家の庭に移植したが、それ以外は根こそぎ抜き、軽トラで運び、山奥のゴミ捨場へ。

春夏野菜と過ごしたこの5ヶ月間、日々の水やり、誘引、摘除、追肥等、更には虫や台風等、自然との闘いに、なんと世話のかかる奴らだと思うとこともあった。

しかし今までスーパー等に並んでいる野菜しか知らなかった俺に、どのように生まれ、どのように育つのかを”実”をもって教えてくれた。

10代の頃から農業に興味はあったが、環境や機会に恵まれず、30代半ばでようやく携わることができた今回を一言であらわすと、本当に楽しかった。

もちろん俺の農業に関する知識や経験はまだ土の中ではあるが、役割を終た春夏野菜から学んだ事を生かし、来週から新たな”一作”を踏み出したい。

春夏野菜、お疲れ様、そして本当にありがとう。

また来年会おうな。




マルメン農業記<秋冬野菜編>1pへ続く







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Last updated  October 1, 2014 09:17:28 PM

August 28, 2014
カテゴリ:カテゴリ未分類

鋼のような筋肉。

北島三郎も顔負けのパンチパーマ。

そして「サザエさん」のアナゴさん以上の唇を持ち合わせる、
中央アフリカ出身のクラスメート。

その名を『アルゼルモ』。

齢22歳。

そんな彼の今日を、俺、マルメンLIGHTSが追った。



トータル2時間の性教育がようやく終わり、本日の最終授業4時限目へ。


「みんな、こんにちは~!」っと、元気よく○○先生が教室に入ってきた。


○○先生 : 「それじゃ、授業をはじめ・・・あれ?アルゼルモ君は?」


「さっきまでいたんですけど・・。」っと、クラスメートB君が答える。


○○先生 : 「カバンはあるから、すぐ戻ってくるでしょう。先に授業を始めますね。」



・・・20分後。



教室のドアが静かに開いた。



「あ、どうしたの?今日は珍しく帽子被って?」っと、さっきまで被ってなかった帽子をなぜか被って登校してきたアルゼルモ君に問う○○先生。


「○○先生、大切なのは・・・























SAFE S○X!」っと、この言葉を「遅れてすみません。」の代替語のように使用するアルゼルモ君。


○○先生 : 「え?あ、さ、さっきの講義で・・・。」


アルゼルモ君 : 「おぅ、大事な事だ!」


○○先生 : 「そ、そうね。」


(もうS○Xの話は勘弁してくれ!)っと、神に祈る俺の思いとは裏腹に、授業そっちのけで、”アルゼルモ講師”の”性教育教室”の鐘が鳴った。


「さっきの講義の時、S○Xは子供を作るための手段であって、愛のための手段ではない!っとある女が言ってたのを覚えてるか?」っと、言いながら自席に着くアルゼルモ君。



(誰かが確かそんなこと言ってたな。)っと、思うクラスメート。



アルゼルモ君 :「確かに、S○Xは愛のための手段ではないかもしれない。



ただ・・・




















愛を深めるための手段ではある!」



(お~なるほど、さすがアルゼルモ君!続きを聞かせて!)っと、誰も思っていないのも気付かず、アルゼルモ講師の講義が続く。



「良いか、お前らよく聞け!



人は愛し合ってるからこそS○Xをし、



そこで愛を、



愛を深め、



深め、



深め、



そして結婚し子供を作る。



だからS○Xは子供をつくるためだけの手段ではない!」っと、強くこぶしを握り締め、”本当の講義”でとったと思われるメモを見ているアルゼルモ君。



クラスメート : 「・・・。」



「ただ、大切なのは・・・・」っと、言いかけた言葉を止め、ゆっくり立ち上がり、そして被っている帽子を脱いだアルゼルモ君。


アルゼルモ君 : 「みんな見てみろ、この帽子という道具を!!!」


クラスメートの視線がアルゼルモ君の脱いだ、高々と掲げられた帽子にそそがれる。


アルゼルモ君 : 「一緒なんだよ!」



(何が?)っと思うクラスメート。



アルゼルモ君 :「帽子って言うのは、太陽の光が頭にあたるのを防ぐための道具であり、こいつのお陰で俺たちは日射病にならずにすんでいる!」



(だから何?)っと思うクラスメート。


アルゼルモ君 : 「つまり、”防ぐ”と言う意味では一緒なんだよ!



この帽子も、



妊娠や性病を”防ぐ”ための道具・・・












コンドームも!」


全員 : 「・・・。」


アルゼルモ君 : 「良いか、お前らよく聞け!



S○Xをするは個々の自由だ!



だが”帽子”は使え!



大切なのは・・・
























SAFE S○X!!!」


全員 : 「・・・。」



全員思った。


遅刻してまで、わざわざその説明のためだけに部屋に帽子を取りに帰るなよな。


っていうか、お前はその”帽子”をしなかったから、愛を深める前に、今月で産まれて5ヶ月になる子供ができちゃったんでしょう!




今日のアルゼルモ君 <完>




『今日のアルゼルモ君』のあとがき 

はじめに。

この場を借りて最後の最後で”下”のネタになったことをお詫びします。

ただ彼に子供がいると言う”オチ”を<FINAL>で持ってきたく、そのためにはこのネタからしかつながりができなかったことを理解して頂ければ幸いです。

ちなみに、避妊具に例えるため、わざわざ部屋に帽子を取りに帰った滑稽さと、未婚で子供がいるにも関わらず、「SAFE S○X」を連呼する矛盾さに彼の魅力を感じたことが、この『今日のアルゼルモ君』を書こうと思ったきっかけです。

『今日のアルゼルモ君』を書くにいたり、彼のキャラを文章の中で確立するため、たまに垣間見られる奇奇怪怪な一面を全面的に出し記述してきました。

ただ、彼の根本的な性格は気さくで明るく、誰とでも分け隔てなく接し、そして何よりも思いやりのある本当に心優しい青年です。

どこの学校にでもいる、クラスの人気者とは彼のようなことを言うのでしょう。

彼の素顔を隠すため、数ヶ月前からの彼の督促「FACEBOOKを承認しろ!」を無視してきましたが、これでようやく「承認」することができます。

彼の本名は『Anselmo Rafael Abeso Ndjugu』。

コアなアルゼルモ君ファンの皆さん、この3ヶ月間『今日のアルゼルモ君』を読んでくださってありがとうございました。

いつかまたアルゼルモのような”逸材”に出会う日を楽しみに、『今日のアルゼルモ君』の一日を終えたいと思います。







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Last updated  August 28, 2014 12:01:33 PM

June 6, 2013
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鋼のような筋肉。

北島三郎も顔負けのパンチパーマ。

そして「サザエさん」のアナゴさん以上の唇を持ち合わせる、
中央アフリカ出身のクラスメート。

その名を『アルゼルモ』。

齢22歳。

そんな彼の今日を、俺、マルメンLIGHTSが追った。




昼休みが終わり授業のため教室に行くと、黒板にこう書かれていた。

<本日13時からABC教室で講習会がありますので、全員参加してください。>

(ABC教室って、あのバカデカイ教室か。何の講習だ?っていうか、
先生のやつ何で前もって言っておかないんだよ!)っと、
ブツブツ言いながらABC教室に向かうマルメン。


・・・


(なんだ?もう始まってるのかよ!っていうか、すごい人数!)っと、
異様な雰囲気にたじろぎながら、コソコソと教室に入り、
空いている席に座るマルメン。

(ったく、なんの講習なんだよ!)っと、
前方のスクリーンに映し出されている文字を小声で読むマルメン。


マルメン : 「SA・・FE・・・・S○X・・・?」


スクリーンに映し出されている文字の理解に苦しんでいる俺をよそに、
前で演説している、見知らぬ男性講師が突然この言葉を発した。


講師 : 「みなさぁ~ん、





















S○Xしてますか?」


(な、なんなんだ、いきなり?っていうか、
「セコムしてますか?」見たいな口調で、「S○Xしてますか?」って
聞くなよ。)っと、この講習会の趣旨に苦しむマルメン。

講師が参加者に質問する。


講師 : 「はい、そこの君、S○Xしてますか?」

そこの君 : 「い、いえ。」

講師 : 「したくないですか?」

そこの君 : 「まぁ、そこそこ・・・。」


ワァハハハハハ~ワァハハハハハ~


ワァハハハハハ~ワァハハハハハ~


ワァハハハハハ~ワァハハハハハ~


会場が爆笑の渦に包まれる。


(な、何なんだ、いったい?下ネタの講習か?)っと、
全く話についていけない俺をよそに、講師の質問は続く。


講師 : 「では次、そこの女性。人はなぜS○Xをすると思いますか?」

そこの女性 : 「う~ん、愛し合ってるからだと思います。」

講師 : 「なるほど!では、、そこに快楽はありますか?」

そこの女性 : 「もちろん!でも愛があっての快楽です。」


(日本ならセクハラで訴えられるレベルの質問だな。)っと、
異国間ギャップを感じるマルメン。


講師 : 「では、次、最後部に座っている女性。あなたは結婚前の
S○Xに賛成ですか?」

最後部の女性 : 「いえ、反対です!」

講師 : 「なぜですか?」

最後部の女性 : 「S○Xは子供を作るための手段であって、
愛のための手段ではないと思うからです。」

講師 : 「なるほど!」


(宗教的なこともあるんだろうけど、日本ではあまりみられない
考え方だな。)っと、ここでも異国間ギャップを感じるマルメン。


「皆さんの意見が様々なように、S○Xに対する考えも様々です!
ただ大切なのは・・・”SAFE S○X”!安全なS○Xをすることが
何よりも大切なんです!」っと、この後も延々S○Xについて熱く語る講師。


講義開始より30分経過・・・


(もういいよ、S○Xの話は。みんなもう聞いてねぇし、
白けてきてるじゃん!)っと、徐に教室を見渡しうんざりするマルメン。


(あ~早く終わってくれ。もう真剣に聞いてる奴なんていな・・


















いるんかい!)っと、思いっきりツッコミたい衝動にかられるマルメン。


まるでブラウン管の向こう側のヒーローを見るような眼差しで、
講師に熱い視線を送っている男。


その男の名はアルゼルモ


齢 22歳。



(おい、何前のめりになって聞いてるんだよ!
いつものテディベア座りはどうした?って言うか、何ウンウンうなずいて、
メモとってるんだよ!)っと、斜め右前に座っているアルゼルモ君の
一挙一動に目を奪われるマルメン。


・・・そして・・・


講師 : 「以上です、本日はどうもありがとうございました!」


(ようやく終わった。3限目の授業終了までまだ1時間あるな。)と、
時計を見ながら教室に戻るマルメン。


(うん?なんだ他のクラスの奴らが教室使ってるぞ!)っと、
ドアのガラス越しに中の様子をうかがうマルメン。


「おう、マルメン!」っと、俺の存在に気付いた△△先生が
ドアを開け出てきた。


マルメン : 「授業終了までまだ1時間ありますけど・・・。」

△△先生 : 「今日の授業は無しだ!4限目はこの教室なんだろう?」

マルメン : 「はい。」

「そうか、じゃ折角だからこの授業に参加しなさい!」っと、
断っている俺の言葉を無視し、無理やり教室に引き込み、
別のクラスの生徒に俺を紹介してくれる△△先生。


(まぁ、他のクラスの授業を受けてみるのも勉強の一環かな。)っと、
ポジティブに切替え、集中して△△先生の話を聞く姿勢をとるマルメン。


△△先生 : 「よし、良いかみんな、続けるぞ!




人は・・・


















なぜS○Xをすると思う?」

マルメン : 「・・・・」


俺は思った。

(ここもかい!っていうか、なぜかアルゼルモが既にいてるし!)






今日のアルゼルモ君 FINAL<後編>に続く →








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Last updated  June 6, 2013 10:46:59 AM

June 27, 2012
カテゴリ:カテゴリ未分類

アルゼルモ君の”お前誰やねん!”キャラが確立した、
翌日のとある授業。


クラスメートの△△さんが俺にこう言ってきた。


△△さん : 「もう15分も経ったのに、まだ○○先生来ないね。」


マルメン : 「そうだね。なんかあったのかな?」



その時、教室のドアが開き、別の先生が入ってきてこう言った。



別の先生 : 「今日、○○先生はイマジェンシー(emergency)のため来れません。
ですので、1限目は自習しててください。」



「イマジェンシーって、○○先生に何かあったんですか?」っと、聞く俺、マルメン。



別の先生 : 「詳しい事はよくわからないので、○○先生が来てから聞いてください。」


そう言い残し別の先生が去った後、自習って何?っと言わんばかりに
フリートークをはじめるクラスメートたち。



(こんなうるさいところで自習なんかできないな。帰ろうかな。)っと、
思った俺の心中を察しったかのように、閉まったドアが再び開いた。



「何騒いでるんだ?」



体育教員歴30年です、っといわんばかりの風格を持つ、
齢22歳のアルゼルモ君が入ってきた。



(遅刻してきてよくそんな堂々としてられるな。)っと、思うマルメン。



「うん?○○先生はどうした?先生のくせに遅刻か?」



(遅刻してきたお前が言うな!)っと、思いながら○○先生の状況を説明するマルメン。



マルメン : 「○○先生、今日イマジェンシーで来れなくて、1限目は自習になったよ。」



「イマジェンシー!?」っと、少し驚きをみせた後、突っ立ったまま
”考える人”のポーズをとるアルゼルモ君。



マルメン : 「う、うん。」



「そうか。」っと、天寿を全うする寸前の鳥がごとく、かすかな声を発した後、
自席に向かうアルゼルモ君。



座り方はやはりショーウィンドに飾られているテディベアの人形のようだが、
表情は何か物思いにふけるサラリーマンのようなアルゼルモ君。



物思いにふけるサラリーマンの登場で教室は静まりかえったが、
彼のいつにないシリアスな表情はクラスメートの”さえずり”を誘致した。



<クラスメート達の”さえずり”開始>



(アルゼルモ君、どうしたんだろうね?)



(○○先生の事心配してるんじゃない?)



(そうかも。○○先生がイマジェンシーって聞いて表情変わったもん。)



(○○先生がイマジェンシーの時に騒いだら駄目だよね。)



(そうだね、彼を見習わないと。)



<クラスメート達の”さえずり”終了>



”さえずり”には一切耳を傾けず、”考える人”のポーズのまま
机のしま模様を眺めているアルゼルモ君。



何か思いつめているようだが、我関せずでタバコでも吸いに行こうと
席を立った俺にアルゼルモ君が声をかけてきた。



アルゼルモ君 : 「おい、マルメン!どこ行くんだ?」


マルメン : 「うん?タバコ吸いに行く。」



「そうか!その前に・・・。」っと、”考える人”から”室井管理官”に
ポーズを変えるアルゼルモ君。



「何?」っと言い、自席に座りなおすマルメン。



「あのよ・・・。」っと、少し言葉を詰まらせるアルゼルモ君と
何を言うのだろうっと、聞き耳を立てるクラスメート。



アルゼルモ君 : 「○○先生、イマジェンシーだよな?」


マルメン : 「そうだけど、イマジェンシーの件で何か知ってるの?」


アルゼルモ君 : 「う~ん、実は・・・





○○先生のイマジェンシーことだが、





そもそも・・・























イマジェンシー(emergency)って、何だ?」



「へ?」っと、一瞬アルゼルモ君の言っていることが理解できないクラスメートと俺。



マルメン : 「え、え~っと、イ、イマジェンシーの意味か?」


アルゼルモ君 : 「そうだ!さっきから考えているがイマジェンシーってのがわからん!」



(そこ?そこ悩んでた?)っと、”新婚さんいらっしゃい”の司会の
桂三枝がこける勢いで、こけそうになるクラスメートと俺。



マルメン : 「イ、イマジェンシーは”緊急事態”って言う意味だけど・・・。」


アルゼルモ君 : 「緊急・・・事態・・・?」


マルメン : 「う、うん、緊急事態っていう意味。」



「イマジェンシーは緊急事態か・・・





そうか、










ワァ、ハァハァ!










ワァ、ハァハァ!










イマジェンシーは緊急事態か!










ワァ、ハァハァ!










ワァ、ハァハァ!」っと、突然「イマジェンシーは緊急事態か!」を連呼しながら、
大声で笑い出すアルゼルモ君と呆気にとられるクラスメートと俺。



高笑いがおさまり、「イマジェンシーか・・・」っと、ボソッと言った後、
元々でかい目を更に開いたアルゼルモ君がこう言った。



アルゼルモ君 : 「おい、マルメン、





















○○先生になんかあったのか?」



(おそ!) っと、思うクラスメートと俺。



マルメン : 「く、詳しい事はよくわからないみたい。」



「そうか。まぁ、イマジェンシー、イマジェンシーだからな!」っと、
イマジェンシーをなぜか”テクマクマヤコン”のように唱えるアルゼルモ君。



その時教室のドアが再び開き、遅刻してきた生徒が入ってきてこう聞いた。



遅刻してきた生徒 : 「あれ、先生は?」



クラスメートの一人が答える。



○○君 : 「あ、先生はね、イ・・・マ・・・」



















「イマジェンシー!」



イマジェンシーを”界王拳”並みの必殺技のように叫ぶアルゼルモ君。



遅刻してきた生徒 : 「イ、イマジェンシー?どういう意味?」



「お、お前、イマジェンシーを知らないのか?」っと、悟空がトランクスは
べジータとブルマの子供と知った時と同じような驚きを見せるアルゼルモ君の
独り舞台が幕を切った。



全員 : 「・・・。」



遅刻してきた生徒 : 「し、知らない、どういう意味?」



「ふぅ~」っと、亀仙人のエロさにあきれる時のウーロン以上の
大きいため息をついた後、体育教員歴30年に戻るアルゼルモ君。



アルゼルモ君 : 「イマジェンシーってのは緊急事態の意味だ!
そんなことも知らんのか!」



全員 : 「・・・。」



遅刻してきた生徒 : 「し、知らなかった。」



アルゼルモ君 : 「遅刻してる余裕があるなら、イマジェンシーくらい覚えておけ!」



全員 : 「・・・。」



遅刻してきた生徒 : 「そ、そうだな。で、緊急事態って、先生なんかあったの?」



アルゼルモ君 : 「あん?詳しい事はよくわからねぇよ!」



全員 : 「・・・。」



「そう。」っと言った、いつの間にか立たされている格好になっている
遅刻してきた生徒の後を追うように、また別の生徒が遅刻してきてこう聞いた。



遅刻してきた生徒 2 : 「うん?何、突っ立ってんだ?あれ?○○先生は?」



遅刻してきた生徒  : 「あ、○○先生は、イ・・・マ・・・」




















「イマジェンシー!」



全員 : 「・・・。」





全員思った。


やっぱりお前誰やねん。


って言うか、黒い手に黒いボールペンで”emergency”ってメモるなよ。






TO BE CONTINUED  →








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Last updated  June 27, 2012 04:24:42 PM

April 29, 2012
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鋼のような筋肉。



北島三郎も顔負けのパンチパーマ。



そして「サザエさん」のアナゴさん以上の唇を持ち合わせる、
中央アフリカ出身のクラスメート。



その名を『アルゼルモ』。



齢22歳。



そんな彼の今日を、俺、マルメンLIGHTSが追った。





とある授業中。



先生 : 「それでは今から先日の中間テストの答案を返しますので、
名前を呼ばれた人は取りに来てください。」



クラスメート全員答案を受け取り、答え合わせをし、
そして10分休憩へ・・・。



「おい、○○君、お前何点だった?」


○○君 : 「72点だけど。」


「72点か、う~ん・・・もうちょっと勉強しろ!」


○○君 : 「・・・。」


「おい、△△さん、何点だった?」


△△さん : 「92点だけど。」


「92点?!やるじゃないか!次は100点目指せ!」


△△さん : 「・・・。」


「おい、マルメン、お前は何点だった?」


マルメン : 「84点だけど。」



クラスメート1人1人の点数を”和久さん(踊る大捜査線)”並みの根気で、
細かくチャックしていくアルゼルモ君。


アルゼルモ君 : 「おぅ~なかなか!継続は力なりってやつだな!」



(この上から目線は自分の点数に相当自信があるのか?)っと思いながら、
アルゼルモ君に聞いた。



マルメン : 「アルゼルモ君は何点だったの?」



聞きにくい事をよくぞ聞いてくれた、っと言わんばかりの眼差しを
クラスメートからうけるマルメン。



そして男性からの告白の言葉を待つ女性のような眼差しを
クラスメートからうけるアルゼルモ君。



「あん?俺か?」っと言いながら、教室の入り口までゆっくり歩いていき、
そして勢いよくドアを開け、振り返りこう言った。



アルゼルモ君 : 「俺の点数、



















お前らに言うまでもない!」



全員思った。


(お前誰やねん!っていうか、点数悪かったな!)



・・・10分休憩が終わり、授業が再開された。


先生 : 「では教科書30ページを開いて・・・え~、△△さん
読んでください!」


「はい!」っと答え、流暢な英語で本読みをする△△さん。



先生 : 「はい、そこまで。上手に読・め・・ま・・・。」



「良いね!」



ドスの聞いたアルゼルモ君の声が教室に鳴り響いた。



先生 : 「ア、アルゼルモ君、何が良いの?」


アルゼルモ君 : 「あん?何がって、○○さんの本読みだよ!」


先生 : 「そ、そうね、上手ね。」


アルゼルモ君 : 「おぅ!○○さん、お前、英語の才能あるぜ!
なかなか良い発音してる。もっと勉強すりゃ、もっとうまくなるぜ!」


全員 : 「・・・。」


先生 : 「そ、そうね、○○さんはすごく上手ね。
でもアルゼルモ君も上手よ!」


お世辞を言う先生に対して、「ふん、まぁ~な!」っと、
完全肯定のアルゼルモ君。


先生 : 「じ、じゃ、次、アルゼルモ君、続き読んでくれる?」


アルゼルモ君 : 「あん?俺か?





う~ん・・・





今日は、





調子が悪いからやめておく!」



全員 : 「・・・。」



全員思った。



(だから、お前誰やねん!っていうか、本読みの自信ないな!)








今日のアルゼルモ君 ver.5 <後編>に続く →










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Last updated  April 29, 2012 06:08:54 PM

April 15, 2012
カテゴリ:カテゴリ未分類

鋼のような筋肉。


北島三郎も顔負けのパンチパーマ。



そして「サザエさん」のアナゴさん以上の唇を持ち合わせる、
中央アフリカ出身のクラスメート。



その名を『アルゼルモ』。



齢22歳。



そんな彼の今日を、俺、マルメンLIGHTSが追った。





とある自習時間。


アルゼルモ君 : 「おい、マルメン、シャーペンの芯くれ!」


「良いよ。」っと、芯をアルゼルモ君に手渡すマルメン。


シャーペンの芯より黒く、そしてリンゴも一握りで潰してしまいそうな手で、
なぜかシャーペンのペン先から芯を入れようとしているアルゼルモ君。


マルメン : 「ふたをとって入れたほうが良いんじゃないか?」


アルゼルモ君 : 「あん?いちいちふた取るの面倒だろうが!」


(ペン先から芯を入れる方が面倒だろう!)っと思いながら、
芯の動向を見守るマルメン。



・・・30秒後。



「オゥ~ケィ!



オゥ~ケィ!



オゥ~ケィ!」っと、まるで求愛する雄鳥 (おんどり)がごとく、
身体全体で芯の挿入を喜ぶアルゼルモ君。



(芯を入れるのにそんな時間かけて何が「オゥ~ケィ!」だよ)っと、
思いながら、芯が無事挿入されことになぜか胸を撫で下ろすマルメン。



上機嫌で、声を出しながら単語の練習を始めるアルゼルモ君。


アルゼルモ君 : 「S・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「S・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「S・e・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「e・r・i・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「i・o・・u・・・」



ポ・・・










キッ。



「おぅ!なんでお前はいつもすぐ折れるんだ!?」っと、
まるで虚弱な息子にスパルタを施す父親のような口調で、
机にへたばっている”虚弱な息子”に向かって怒りを
あらわにするアルゼルモ君。



(”彼”がひ弱ではなく、あんたが強過ぎるんだよ!)っと、
思うマルメン。



アルゼルモ君 : 「おい、マルメン、シャーペンの芯くれ!」



(”彼”よ、頑張ってくれ)っと思いながら、再び芯を渡すマルメン。



ひときわ輝く綺麗な爪、そしてサーロインステーキ並みの
肉厚のある掌を持つ手で、またシャーペンのペン先から芯を
入れようとしているアルゼルモ君。



・・・30秒後。



「オゥ~ケィ!



オゥ~ケィ!



オゥ~ケィ!」っと、まるで餌を持ち帰ってきた親ライオンが
視界に入った子ライオンがごとく、身体全体で芯の挿入を喜び、
そして再び単語の練習を始めるアルゼルモ君。



アルゼルモ君 : 「S・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「S・e・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「e・r・i・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「i・o・u・・」



ポキッ。



アルゼルモ君 : 「・・s・・・」



ポ・・・










キッ。



「お~ぅ!なんでだ?なんでなんだ?なんでお前はいつも
すぐ折れるんだ?」っと、再び”虚弱な息子”を折檻する
スパルタのお父さん。



(もう許してやってお父さん!)っと、やさしい母親の気分になるマルメン。



アルゼルモ君 : 「おい、マルメン!なんでシャーペンの芯ってのは
すぐ折れるんだ?」



お前の筆圧が強過ぎるんだよ!)っと、思ってはいたが、
面倒臭いので「知らない!」っと、適当に答えたマルメン。



アルゼルモ君 : 「前々から思ってたんだけどな、
シャーペンの芯ってのは細すぎるんだよ!」



(お前以外はみんなちゃんと使えてるから!)っと、思うマルメン。



アルゼルモ君 : 「最低でも小指くらいの太さはほしいよな!」


マルメン : 「小指くらいの・・・太さ?」


アルゼルモ君 : 「あのよ、俺、



売れると思うんだよな、


















小指サイズのシャーペンの芯!」


マルメン : 「・・・・・・!?」


アルゼルモ君 : 「俺・・・開発しようかな~























小指サイズの芯が使えるシャーペン!」


マルメン : 「・・・・・・!?」



俺は思った。


いや、もうシャーペンじゃなくて筆になっちゃうから。

っていうか、お前の小指は俺の親指サイズだし。






TO BE CONTINUED  →








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Last updated  April 15, 2012 09:58:28 PM

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