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9月6日(土)晴れ
畝作り(農業塾の一畝は約11坪)。 このプロセスは、 1.畝の天辺の筋をきる。 2.きったところに、堆肥と肥料を散布。 筋に満遍なく散布3.散布後、鍬でよくかき混ぜる。 4.通路に飛び出た土を鍬で畝に戻す。 5.天片を長方形の木で平らにする。 平らな畝の上に芽を出すミズナ(撮影日9/21)3、4を数回繰り返し、また放置し、来週の種まきえと移るのだが、今回ここで注目したい1つが「鍬」である。 日常生活で手にすることなど皆無の「鍬」だが、見るとやるとでは大違い。 それを痛感させられたのが、既に役割を終えた春夏野菜の準備のための土を耕していた時だ。 当日、はじめて鍬を手にした俺は、はり切りと力任せという無駄のスパイラルから腰の筋をいわしてしまい、その日の作業ができなくったという苦い思い出があった。 2度同じ過ちは繰り返さないよう、鍬の重みを利用して土を耕し、そして畝への戻し土は、肘と手首をうまく使いながら、腰の筋をいわすことなく無事畝作りを終える事ができた。 一畝だけでも全身に漂う疲労感。 農業の大変さを鍬1つで痛感させられた。 もう1つ注目したいのが肥料と堆肥。 堆肥はシルバー堆肥(散布量約10kg/容量20L)。 土質改善のシルバー堆肥肥料は有機肥料である伊勢ペレット(散布量約10kg/容量20kg)。 自然原料を発酵させた有機肥料もう一つは化成肥料のCDU(散布量約4kg/容量20kg)。 即効性がある化成肥料一口に堆肥、肥料と言っても様々であるが、簡単に特徴や役割を述べると、堆肥は土壌改良、水はけや保水力向上効果などのために使用される。 肥料は植物の生育向上のために使用され、窒素・リン酸・カリという生育するのに必要不可欠な主要成分を含んでおり、すぐ水に溶ける。 ちなみに今回使用した肥料は化成肥料と有機肥料の2種類であるが、化成肥料は肥料成分を化学的に合成したもので、有機肥料とは菜種、米ぬか、魚粕など自然の原料を発酵させてものである。 ともに植物が吸収しやすいカタチにしたものである。 どの堆肥・肥料を、どのくらい使用するかは、野菜の品種や個々の経験等によって異なるが、”適切”を誤れば、野菜が食卓をにぎわしてくれることはない。 同日、秋ジャガイモの苗を植えたのだが、きりがいいので、次回3pで記述することにしよう。 マルメン農業記<秋冬野菜編>3pへ続くお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 13, 2014 09:37:30 PM
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