うさぎのぴょんこ

あれは　２年前の今日でした
相方が　突然倒れて　病院に運ばれたと連絡が入ったのは

ｕｓａｇｉ家の仕事は　行事ごとの前は
特に忙しくなります
この年も例年に漏れず　忙しくしてました
睡眠時間も然程無く　バタバタした日々を過ごしてました

連絡を貰っても詳しい事は全然分かりません

友達と約束をしてたｕｓａｇｉは　目的地に向かってる
途中でした　キャンセルの電話を入れたら

「そんな状態で運転したら　あかん！
すぐ迎えに行ってあげるから　引き返し」

ｕｓａｇｉは病院の場所も分かりません・・・

病院名を告げると　「分かった」
と言って連れて行ってくれました

「何か在ったら　すぐ連絡して　飛んでくるから」

嬉しかったです
涙が出そうでした

病院に着いて　急患受付で聞けば
集中治療室に入ってると・・・・

後は何も分かりません・・・・
ｕｓａｇｉ　一人です・・・・
心細いです・・・・

色々考えました

この歳で　未亡人に為るのかとか
兄弟に連絡しなければとか

でも　詳細が分からないので動く事が出来ません

１時間も経ったでしょうか
看護士さんに呼ばれて　集中治療室に入りました

目は開けてるんだけど　喋れません・・・
動けません・・・・
脳梗塞でした
涙を流してました
本人が　１番辛かったんだろうと思います

ｕｓａｇｉが泣くわけにはいきません

「わかる？　ｕｓａｇｉよ」

目で追ってくれました

先生が詳しい説明をしてくれました
気が動転してたんでしょう
半分も話を理解する事が出来ませんでした

兎に角　即入院

其れからが大変でした
年末の忙しい時　受けてる仕事をキャンセルは出来ません

有り難かったですねぇ
仕事仲間　取引先が　気持ち良く協力してくれました

相方もその日の内に　ハッキリでは無いけど
喋れるようになりました

先生曰く　倒れて３０分以内で運ばれたから良かったのだと

この病気は　３０分が勝負だそうです

運の良い事に　病院のまん前で仕事をしてたんです
其の上　すぐ近くに　仲間が居たんです

後から聞いた話ですが
その人の現場まで　来たそうです

身体の調子が変だから　仕事の応援をしてくれと　言いに

しかし　喋れていなかったそうです
口は動いてるんだけど　言葉を発して無かったと
真っ直ぐ歩いていなかったと

大変な病気になり　入院も余儀なくする事に為りましたが
驚異的なスピードで回復し　薬は手放せない身体になりましたが
後遺症も無くお正月は自宅で迎える事が出来ました

そして　１月には元気にゴルフをしてました

あれから２年

ゴルフに旅行に仕事に　普通の人よりハードな生活を送ってます
まるで２年前の事は忘れたかのように・・・・

必要以上の心配しても　しょうがありません
楽しく過ごしてるので好きなようにさせてます

　　　　　
　　　　　
　　　　　
相方～～～
まる２年無事迎えたね
ｕｓａｇｉを一人にしないでね