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ミサママ本舗 * 日本を経て今はバージニアです♪

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サウスウエスト航空


サウスウエスト航空


値段が安いと聞いていたので、あまり期待していなかったけど、
いやぁ~、なんの、なんの、大満足のフライトでした♪

チェックインの時からして気にいってしまったわ。
すごく感じが良いのよ、働く人が。

ちょっとしたお願いごとも快く引き受けてくれたし、
たまに利用する主人曰く、いつも皆感じが良いとのこと。

『でもなぁ、機内でのサービスが、あまりよくないねん』と、主人。

『どんな風に悪いのん?』と聞くと、

『うぅ~ん、悪いというか、ないねん、サービスが。
あとなぁ、夕食の時間帯やのに食べ物がクラッカーだけだとか、
食事が出たとしても不味いとか…』

飲み物配った後は、『はい、さよなら♪』状態らしい。
もちろん手元のボタンを押せば来てくれる。
でも、それ以外一体何のサービスがいるんだぁ?

フライトアテンダントは乗客の安全の為に
乗務しているのであってウエイトレスじゃないでしょう!?

それに不味い食事やったらクラッカーだけでええやん?

『ほら、いくら業界内では安いと言っても航空運賃って高いやろ?
空港内の飲食代金も高いやろ? だから食事時のフライトやったら、
食事くらいだせって声があがるんや』と、主人。

そうか? 不味い食事ならいらんぞぉ!
まあ確かにさっき食べた空港内のChili‘sでは
生ビールが1杯$5.25だっけ。

キーウエスト支店の2倍ちょいの値段だよなぁ。
でも食べものはいう程高くなかったぞぉ?

まあ味もそれなりだったけどね。
あぁ、でも確かに同じくらい不味いのなら、
無料の方が良いか?(爆)

でもさぁ、ソフトドリンクは無料なんでしょう?
それじゃあまだ良いよ。

大昔乗ったピープルエクスプレスって飛行機会社
(その後コンチネンタル航空に吸収合併される)は、
コーラ頼んだら、にっこり笑顔で1ドル請求されたぞぉ!

機内でソフトドリンクにお金を取られると思わなかったから、
財布の用意なんてしていない。

『す、すみません。ちょっと待ってください』って言って、
慌てて財布探したよ。(苦笑)

で、機内でのサービス、別に悪くなかったですよぉ~。
フライトアテンダントの人の喋り方がちょっとくだけていたかなぁ。
でも感じは全然悪くなかったよ。

○Aの日本人アテンダントに、
『すみません、お水頂けますか?』と聞いた時の、
『よろしいですよ』って冷たく言われた時よりよっぽどましだわ。

大体言葉のトーンだけじゃなく、
『よろしいですよ』って受け応えがちょっと不自然では?

『本来水持ってくるのは私の仕事じゃないけど、
持ってきてあげるわよ』という風に聞こえるのは、
私の深読みかしらねぇ?

そうそう、後ねぇ、ユニフォームが
ポロシャツに綿短パンだというのには少し驚いたかな。
そのままテニスに行けるね♪ って感じ。(笑)

でも機能的で良いと思うよ。
むしろこういうカジュアルな制服で、
航空運賃を多少押えることが出来るなら尚良いしね♪

でね、でね、機内アナウンスなんだけど、
お喋りが上手ですごく面白かったよん。

でだしなんだけどね・・・

『茶色の財布の落とし物です。
どなたか茶色のお財布落とした方いませんか?
名乗りでなかったらクルーで全部使っちゃいますよぉ~。
茶色の男性用の財布です』とアナウンス。

機内のお喋りが一瞬止まった瞬間を上手くついて、
『と、皆さんが静かになったところで、
救命用具の説明に入らせて頂きます♪』ですって。

おいおい、落とし物っていうのは嘘やったんかい???(笑)

で、救命用具の酸素マスクの付け方のところで、
『酸素マスクを付けたら深く息をして下さいね』

スーハー、スーハーと、マイクを通して息が聞こえてくる。
次第に息遣いが低く深く、そしてノイズが入ってくる。

そこでダースベーダーのような声で一言、『 I’m your dad !』
機内大爆笑。

きっとエピソード2の一場面なんだろうね。
まだ映画みていない私にはどの場面か解らなかったけど。

と、まあ色々ジョークを交えて楽しくアナウンスをしてくれる。
『乗務員一同、またの搭乗を心よりお待ちしております』の
決まり文句も一言で終わらない。

ちなみにその後に続く言葉は、
『だって私達サウスウエストエアラインは、
誰よりもあなたのお金を愛しているんですもの♪』
いやぁ、つぼにはまってしまいました。

着陸先の空港での乗り継ぎ便の案内では、
『乗り継ぎ便の連絡が遅れていて、案内することが出来ません。
申し訳ありませんが、各自フロアのモニターで確認してください。

ちなみに当機はこのままアリゾナへ飛ぶ予定なので、
僕には乗り継ぎ便関係ないんだよねぇ♪』ですって。(笑)

喋り方によっては、『おいおい、なんて無責任な!』と思われそうだが、
アナウンスする人のお喋りが上手だから、笑い飛ばしてしまえるのねぇ。

あとね、飛行機が空港に着陸した後のお決まりの言葉、
『飛行機が完全にとまりますまで、シートベルトをはずしたり、
お席をおたちにならないで下さい』もここのアナウンスは、

『今シートベルトをはずして立ち上がろうとしているそこのあなた、
手荷物を取ろうとしているそこのあなたも、その手を引っ込めて、
引っ込めて、引っ込めて、引っ込めてぇ…』と、

最後の部分をエコーきかせたように段々声を小さくして、
優しく諭すように話したかと思うと、
飛行機が完全停止したピン!という音と共に
ドスのきいた声で『OK、出て行け!』と一言。

あぁ、こうやって書いていると、いつもながら
自分の文才のなさが悲しくなってきちゃう。
あんなに楽しいアナウンスも、
私が説明したらつまらなくなるぅぅぅぅ。(涙)

ごめんよ、読んでくれている人。
私の説明の50倍くらい楽しいと
想像しながら読んでくりぃ。

アナウンスの楽しさを喩えるとしたら、
ディズニーランドのアトラクションのガイドってところかな?

面白い人なら、場をうま~く盛り上げてくれるでしょう?
正にそういう感じなのよ。

サウスウエストエアーライン、
私はすっかり気にいってしまったけど、
一つ不便だな… って思うことが。

それは、機内で座るシートが決まっていないこと。
ボーディングパスに記載されているのはアルファベットのみ。

このアルファベットは、
チェックインの手続きが終わった順に振り分けられるようで、
始めの50人がA、次の50人がB… という具合で、
搭乗はこのアルファベット順で行われる。

そして搭乗が始まり、機内に入ると好きな場所に座ることが出来る。
要はチェックインを早く済ませると、好きなシートに座れるというわけ。

前回の旅行では、最初のフライトは時間の余裕があったから、
小柄な女性と子供の横の通路側という好条件の席が確保できたが、
ニューオリンズでの乗り継ぎ便はチェックインが遅かったため、
機内に入った時はほぼ満席状態。

超デブと中デブの間しか席があいていなかった・・・(涙)

ちなみに私の後に機内に乗り込んだ若いママ、
腕には2歳の女の子を抱え、もう片方の手には
3歳くらいの小さな子供を連れていた。

でも私と同様機内に乗り込むのが遅かったため、
ママと子供同士が隣り合わせで座れるような席がない

そういう時つかさずフライトアテンダントが、
『3歳の子供とお母さんに、隣同士の席をゆずって下さる方は
いらっしゃらないでしょうか?

別々の席は子供が可哀想すぎます。
どなたか心優しい人お願いします』とアナウンスしてくれる。

航空会社側が席を振り分けないのだから当然と言えば当然だが、
こういう迅速な対応は嬉しいものだよねぇ。

聞いた話によると、このサウスウエスト航空、
今迄事故が一度もないらしい。

減らせる経費をとことん削減して
飛行機の整備に力を入れているとも聞く。
私こういうの好きだな。

食事が不味くって、服装や喋り方がカジュアルでも、
安全なフライトに笑顔の接客なら良いと思いません?

アメリカ国内便、チャンスがあれば
ぜひサウスウエストエアー航空利用してみて下さい♪



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