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カテゴリ:今日の出来事
できた! 要介護者の障害者控除
「介護のための費用が増えて負担が大変だ、 通院のための介護タクシー代もばかにならない、 何とかならないか」と言うご相談があった。 高齢者ご夫婦の二人暮らし。 昨年夫さんが急に体調が悪くなり 何度か入院。 例によって、病院はまだ寝たきりの状態であるにもかかわらず 退院を迫り、しかたなく在宅へ。 昨年12月には要介護4となり、いろいろな介護サービスを受けながら リハビリを続けておられます。 昨年からの公的年金控除の縮小と 老年控除の廃止によって 夫さんの年金から所得税が引かれるようになっていました。 夫さんは障害者手帳は持っておられないが、どう見ても「障害者」。 確定申告して、障害者控除を受ければ、いくらか所得税が還付されるはず。 3月議会でこの問題で一般質問したばっかりです。 さっそく障害者控除のための認定書を交付してもらうよう役場と相談。 社会福祉協議会の有償福祉運送のサービス会員になってもらって、通院に使えるように社協にもお願いした。 認定書はすぐに発行してもらえたが、 「5月付けの認定書では昨年の所得税還付に使えない」と言うことで、認定書の備考欄に「平成18年12月31日現在」と記入してもらった。 夫さんの源泉徴収額票を見ると、70才を超えている奥さんが「特定控除配偶者」になっていなかった。この分も確定申告すれば控除が増える。 結局「特別障害者」と認定され、40万円の控除を上乗せすれば 夫さんは所得税は非課税、住民税は均等割りのみとなった。 4万円以上の所得税が還付され、介護保険料も下がるでしょう。 要介護者の障害者控除は大いに活用しましょう。 みんなで生活防衛に立ち上がる、これこそ平和のための集団的自衛権だ~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月23日 02時19分26秒
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