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2004/05/28
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カテゴリ:カテゴリ未分類
■心の底から欲しいと叫び声をあげても、なかなか得られない情報を提供し、メルマガ読者1万人を数ヶ月で獲得!

 昨日、メルマガ創刊号作成の準備の件で、ご相談申し上げましたところ、数名の方から、私信にてアドバイスを頂きました。本当にどうも有り難うございます! ぜひ、参考にし、メルマガを作成したいと思います。
 日曜日まで、お受け致しますので、ぜひ、もっと多くの方より、アドバイスを頂きたいと思います。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。


 さて、今日は、とってもユニークなテーマを取り上げたいと思います。
 「給料暴露!~みんなの給料とボーナス大公開!」というメールマガジンは、ご存知でいらっしゃいますでしょうか?

 創刊されて、まだ半年もたっていないのに、読者数をなんと1万人も獲得され、のりにのっているメルマガですので、ご購読の登録をなさっている方も多いでしょう。私も、これはすごいと思い、第2号から、拝見しております。(創刊号を逃してしまったのが、くやしいです…。)

 作者は、二極化ススムさんという、とてもユーモア溢れる方です。私もメルマガは二百誌以上は、とらせて頂いておりますが、二極化ススムさんのものほど、インタラクティブなコミュニケーションをとりながら、面白おかしく(?)書かれているメルマガは、ほとんど拝見したことがありません。

 と申し上げても、イメージが湧かないでしょうから、まずは、お試しにご購読されることをお薦めします。


「給料暴露!~みんなの給料とボーナス大公開!」
http://www.mag2.com/m/0000123159.htm


 さて、どんな内容かといいますと、まさにタイトルの通りです!

・メルマガの読者の方から、現在の給料や現状のコメントを投稿頂く。
・それに対してコメントをつけて、メルマガで公開する。「勝ち組」の給料を公開する日と、「負け組」の給料を公開する日、その両方の日など、様々なケースがある。まさに、「二極化」の現状を、メルマガを通じて、教えて頂けるのです!



■この事例から、どんな起業のヒントを得るか?!
 実際のところ、二極化ススムさんの当初の計画通り、現時点においては、広告収入以外の収入は、まだ獲得なさっていらっしゃいませんが、今後の展開としては、非常に可能性を秘めたモデルであり、また応用範囲が広いとも感じています。
 そういった意味で、圧倒的に儲かる(可能性のある)事例として、本日は取り上げさせて頂いております。

 実は先日、有り難く二極化ススムさんとお会いする機会がありました。今後の戦略についても、チラっとだけお聞きしましたが、やはりなるほど、という内容ですね。(気になる方は、メルマガを登録されて、どのように発展してゆくのかご覧になると、勉強になるのではないかと思います。)

 何よりも、ものすごくヒントが得やすい事例でもありますので、二極化ススム先生にご許可頂いた範囲で、このあと、ヒントを得る視点について、お話したいと思います。

 では、少しずつ分析してゆきましょう。この事例には、大まかに申し上げて、4つのポイントがあると考えております。


1) 極めて欲求(ウォンツ)の高い情報
 他人の「給料・ボーナス」という情報に、敏感でない方は、極めて少ないのではないでしょうか? 喫茶店で、隣の席から、「おい、ボーナスどうだった?」「聞いてくれよ、ひどいんだよー。」「何、やっぱりひどかったのか?」なんて、会話が聞こえてきたら、たぶん、普通の人は、思わず、金額が聞こえてくるまで、耳を傾けてしまうでしょう! えっ、私だけですか?(笑)
 そのくらい、知ったからどうだというわけではないけれど(ニーズは少ない)、欲求(ウォンツ)が高い情報だと言えます。

2) 得るのが難しい情報
 そのように、知りたくて仕方がない情報であるにも関わらず、情報は流通していません。どこの会社の何さんの給料がいくらです、なんて情報が流通していたら、大問題ですからね。

3) 統計的な平均値よりも、個別の情報に価値がある
 かといって、統計的に「30歳の平均所得は●●です。」というような情報を知っても、もちろん興味はわきますが、「ふーん」というような印象ではないでしょうか? 「どこどこの誰さんの給料はいくらです!」と言われたときに比べたら、魅力は大きく落ちるでしょう。個別の具体的な情報に、価値が感じられているというわけですね。

4) 情報コーディネーターを通じた情報収集・情報発信
 情報を収集するのに、まずコミュニティをつくる。そして、そのコミュニティから、通常は得られにくい個別の具体的情報を集め、まとめあげる。それを、コミュニティ全体に発信する。
 この中心となる役割を、なんと表現していいか分からず、勝手ながら「情報コーディネーター」呼ばせて頂きます。
 つまり、情報収集も発信も全自動的に行われるのではなく、情報コーディネーターを通じておこなわれているわけです。(そうすることで、情報の統制もできるし、情報を握る者として、強い立場を確立。)


 この事例をビジネスとして捉えた場合、まさに、この4)の「情報コーディネーター」という役割が、付加価値になるわけで、その対価として収益が考えられるわけですね。

 本事例では、1)における「ニーズ」という部分が不足がちなので、情報そのままの状態では、収入を得ることは難しいかもしれません。そもそも、そこで収入を得ることを目的としたビジネスモデルではないでしょうから、当然です。


 が、ここでは、あくまで、この事例から、あなたのビジネスのヒントを得るという視点に立って、少し事例の中身を組み替えて、考えてみることにしましょう。
(ここから先、二極化ススム先生の事例から離れますことをご了承ください。)


■これらの視点をもとに、どんなビジネスが考えられるか?
 上記の1)~4)の視点を見たし、しかも直接的な収益を確保するためには、1)において、必要性(ニーズ)が高い情報を扱えば良いわけです。

 1つ、私が過去に企画したことのある事例を追加でお話しましょう。

 ある消費者向けの地域密着型・高額商品を扱う業界のお話です。市場は成熟を通り越して、縮小傾向。業界内でも再編が進んでいて、中小企業の社長様は、どの会社がどの位販売しているのかを、ものすごく気にしている状況です。人材の離職率も比較的高い業界で、毎月一人辞めては一人入ってくることも珍しくありません。業界は縮小傾向ですので、どの会社も、売れなければ人を削減してコストダウンを考えてといった施策を打ってゆく必要があります。それだけに、他者が、どういう傾向にあるのかが、ものすごく気になっています。が、もちろん、そんな情報は手に入れることはできません。

 私は丁度その頃、その業界の社長さんに割と数多く会っていたせいか、どういった会社がどのくらい売っているか、逆に売上を落としているのかということは、全国的な傾向として割と多く情報を持っていました。
 なので、社長さんとお会いするたびに、「この地域の会社ではどうか?」、「他の県ではどうか?」、「都心部ではどうか?」と何回も何回も会うたびに聞かれるのです。それだけ欲しい情報なのだと実感していました。

 そこで、当時考えたのが、

・その業界のネットワークをつくる。(業界内で生き残ってゆく会社だけのネットワークという名目で)
・ネットワークに所属する会社に、自社の売上傾向のデータを、毎月、公開頂く。
・それらのデータを集めて、ネットワークに所属する会社に有料(定額)で提供する。もちろん、情報を公開しない会社には、情報提供を行わない。匿名での情報公開を希望する会社は、会社名を公開する会社よりも料金が高く設定される。
・ネットワークに所属していない会社でも、極めて高額な料金を支払えば、そのネットワークで得た情報を販売する。

というモデルでした。
 とは言え、みんな情報を出したがらないだろうなと思いきや、テストマーケティングをしてみたところ、驚く程の反響率で、しかも情報を出すという結果がほとんどでした。
 そのくらいまでして、会社の方向性を決める上で、必要な情報として、求めていたのですね!

 さて実行という直前に、もっと儲かる事業を見付けてしまったので、結局実行には移せませんでしたが、テストマーケティング時に検証した、反応率、新規客獲得コスト等から考えても、情報提供だけで営業利益1億(人員は1~2人程度で)にはすぐに到達するモデルになるのではないかと思います。もちろん、コミュニティを立ち上げるにときは、最初に会員になった会社の特典の考慮を含め、最初はとんでもないエネルギーを使うことになるでしょうが。
 おいしいのは、優良ネットワークをつくってしまえば、非常に関連商材を販売しやすいことでしょうか。むしろ、そちらの収益規模の方を高める可能性もあります。


 この事例は、前述の1)~4)を満たしたモデル(1においてニーズを高めたモデル)だということがご理解頂けるのではないかと思います。

 他にも、類似事例はたくさんあるのですが、お気づきの通り、見付けた人勝ちの世界です! 私の方でお話するのは、ガマンしておきたいと思います。(すみません。)
 ぜひ、お考えになってみることをお薦めします。

 また、理解を深めて頂くためにも、ぜひ、


「給料暴露!~みんなの給料とボーナス大公開!」
http://www.mag2.com/m/0000123159.htm

をご購読されることをお薦めします!


■ヒントを得るための質問!
 では、最後に、あなたご自身のヒントを得て頂くための簡単な質問で、締めくくりたいと思います。

「心の底から欲しいと思っているが(かつ、ニーズがあるが)、なかなか得られない情報、データにはどんなものがあるだろうか?」
「その情報、データは、その情報が欲しい人のコミュニティをつくることで 提供できないだろうか?」



■終わりに:
 いつもに増して長くなってしまいました。推敲無しですので、読みにくい点があるかもしれませんが、ご了承ください。

 また、これをお読みになって、これは、っと思ったアイデアがあれば、ぜひ、お寄せください。この掲示板を通じて、アイデアを膨らませてゆきましょう。

 気が付くと、しばらく、国内の事例ばかりが続いてしまいましたので、次回あたりは、海外のお話でもできればと考えています。

 どうぞ、楽しみにお待ちください!


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 5/31(月)より、「無料」メールマガジンを発行することになりました。(何度も、発行予定日が変わってしまい、恐れ入ります。)
 非常に多くの方に、ご登録頂き、とても感謝しております! 昨日は、人気プロレスラーのフジナミタツミ氏のインタビューを受けたりと、少しずつ乗ってきた感じがしております。詳しくお話すると長くなってしまいますので、また、メルマガ等、次のタイミングで詳細はお話できればと思います!


 本日記内容を、より体系的に分かり易くまとめたものです。この日記に書かれていない事例も登場しますので、お早めにご登録ください!

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Last updated  2004/05/28 09:16:29 PM
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