初島の猫【現況報告 ・ 2014年4月 追記】 4/6に犬猫ホットラインの佐藤代表と電話でお話しをさせていただきましたので、 現況報告と、お知らせしたいことなどを追記しておきます。 の前に、前置きを少々 ^^; ネット上で、『犬猫ホットラインは初島の猫を利用して寄付金を集めている』 というような書き込みを目にし、無責任な中傷に心を痛めました。 『虐待などなかったのに、嘘の事実をネットを利用し拡散し、寄付金をつのる行為は詐欺ではないのか』 このような噂を流布されたことで、活動に影響が出ています。 また実際にご寄付をされた方が不安・不審に思われるかもしれませんが、そのような事実はありませんのでご安心ください。 詳しくは、犬猫ホットラインさんのHP内、 熱海 初島の猫ちゃん救済・保護活動関係 をご覧ください。 尚、スタッフによるHPの更新が困難なため、収支報告は年に1回、5月頃になってしまうそうです。 出納や領収書はすべて保管してあり、虚偽の報告は不可能であることを申し添えます。 以上、佐藤代表によるご説明を転記させていただきます。 +-+-+ <現在の初島> 初島では、観光への悪影響を考慮し、2011年10月頃より、ようやく島民による給餌が行われるようになりました。 行政との連携で不妊手術などTNR活動もされています。 レジャーなどで訪れる際は、猫のいる島として新たな目を向けてみてください。 猫たちが、再びじゃま者にされる日が来ないよう祈ります。 ☆☆☆ 犬猫ホットラインさんでは、引き続きご支援を募集しております。 寄付金は、緊急避難で保護した猫たちの費用に充てられています。 (シェルターの維持や病院経費を含む) よろしくお願い致します。 初島の猫レスキューへの支援をお願いします! お問合せ先: 静岡動物愛護 犬猫ホットライン 0557-54-4527 (お電話の際は、番号の前に186を付けて発信して下さい) <初島の猫救出基金> 郵便貯金口座番号: 記号12390 口座番号35649481 銀行からのお振込の場合:ゆうちょ銀行 店名(二三八) 店番(238) 普通 口座番号3564948 <支援物資の送付先> 〒413-8799 熱海市熱海郵便局局留 静岡動物愛護犬猫ホットライン山下様宛 【支援ブログ】 シェルターの近況や里親募集記事はこちらからどうぞ。 初島の猫と保護活動 以下は初島の猫レスキューの応援記事として載せた物であることを、ご理解ください。 【☆ 初島の猫を知っていますか? ☆ 2010-03-19】 【追加記事リンク】 2010-12-20 2010-07-07 先日、日本橋三越で行われた岩合光昭さんの写真展にて、 魅力的な猫たちの数々や身動きできぬほどのニンゲンたちを観て来ました(笑) たくさんの魅力あふれる作品の中に、猫の島で知られる「田代島」のものがありました。 これを観て思うところあり、今回は写真展レポートではなく、 お願い記事を書かせていただきました。 (長文、ご容赦願います) +-+-+ 田代島(宮城県石巻市)で、かつて養蚕が盛んであった時代、 ネズミの被害を防いだ猫たちは、今では猫神社ができ、 猫神様として祭られるほどに大事にされています。 今回は、そんな田代島と似たような経緯のある、 「初島」という小さな島のお話です。 * この記事は、静岡動物愛護 犬猫ホットライン からの抜粋を含みます * ★☆★ 静岡県熱海市に属する初島は、 首都圏からでも日帰りでダイビングや釣りなどが楽しめるレジャー地です。 この周囲4kmほどの小さな島に、 島民に見捨てられた猫たちが命の危機にさらされながら 暮らしているのをご存知でしょうか。 +-+-+ かつての初島は、落花生やじゃがいもなどの農業で生計を立てていました。 作物を荒らすネズミに悩まされ、島に猫を連れてきたのです。 猫たちの活躍でネズミは減少し、初島を救いました。 しかし、後に作物を大根の生産に切り替えた背景もあり、 ネズミの被害が深刻なものではなくなり、 もはや猫は、島民にとって不必要なものとなってしまったのです。 人間の管理から離れた猫たちは、増える一方です。 人口160人ほどの島に猫が170匹という観察記録もあります。 この事態をジャマに思い、 「猫に絶対エサをやってはいけない」という掟を作りました。 学校ではこどもたちに 「エサやり禁止」のポスターを描かせ、 観光客や釣り人の目にとまる場所に掲示するなど、 かつての働きに感謝するどころか、まるで仇のように猫を迫害するという、 異例の事態となりました。 いまや畑はなく、ネズミやヘビなど、エサになる小動物のいない初島は、 猫が自活できる環境ではありません。 かつての恩猫を餓死させようとしているのです。 これを見かねた 「静岡動物愛護 犬猫ホットライン」 というボランティアさんの助力により、 エサやり・保護・里親募集が行われることになりました。 +-+-+ 1. 初島の現状 初島の現状を知り、自らも島へ足を運び、 犬猫ホットラインさんに協力されている、ブログ友の Kiyoさんが、 初島の猫たちの別ブログを開設しています。 Kiyoさんの初島ブログ 『初島の猫たち・・・里親さん、一時預かりさん募集』 小中学校で描かせた「エサやり禁止」のポスターの写真が、 この記事にあります。 観光シーズンを前にし、島の風評が悪くなるのを恐れたのか、 GW前に撤去されました。 が、依然として、猫たちに対する行動は無関心、 いえ、いっそ無関心であればまだ良い方で、 心無い人にエサ箱をひっくり返されて捨てられたり、 人なつこい子は捕まって処分されたのか、 ある日突然、10頭近くが姿を見せなくなったり、また、 危害を与えられたとしか思えぬケガをした猫も見受けられると聞きます。 島民の中にも、「猫がかわいそうだけど、 エサやりを見つかると非難されるので、何もできない」 と悔しがる人もいるのだそうです。 【追記】 本来のTNR*では、猫を元の場所に戻しますが、 初島の猫に限り、島へ戻せる状況ではない為、 里親募集を実施しております。 (* 下記 項目 No.3 参照) 各種、お問合せ先 ↓↓↓ ★☆★☆★ 初島の猫レスキューへの支援をお願いします! お問合せ先: 静岡動物愛護 犬猫ホットライン 0557-54-4527 (お電話の際は、番号の前に186を付けて発信して下さい) <初島の猫救出基金> 郵便貯金口座番号: 記号12390 口座番号35649481 銀行からのお振込の場合:ゆうちょ銀行 店名(二三八) 店番(238) 普通 口座番号3564948 <支援物資の送付先> 〒413-8799 熱海市熱海郵便局局留 静岡動物愛護犬猫ホットライン山下様宛 ★☆★☆★ 2. 寄付にあたっての注意点 ※欺きご注意※ <行政> 犬猫ホットラインでは、本件を熱海市に訴えかけていましたが、 話し合いが進まぬうちに、熱海市はHPにこんな発表を行いました。 「初島の猫について」 2009/4/27発表 これを読むと、熱海市が初島区に命じ保護を行っているかのように見えます。 が、実際活動されているホットラインとの話し合いも進まぬうちに、 当然、何をどう取り決めたという事実もない状態での発表です。(2010/2/2現在) あたかもすべて解決したかのように書かれてしまった為、 ホットラインへの寄付や支援が途絶えてしまい、 活動維持に非常に苦労をされています。 臭いものにフタをする行政のやり方に騙されないでください。 お願いします。 この件に関するホットラインからの報告詳細はこちら。 <目的不明のボランティア?> 「熱海TNRの会」という個人が、寄付を募っておりますが、 ホットラインとは無関係であり、彼女からの物資・募金は 受領していないそうですので、ご注意ください。 (こちらの経緯もホットラインのHP内にありますので割愛します) +-+-+ 行政にも、同じ志を持つはずの人にも欺かれ、振り回されている 犬猫ホットラインへ救いの手を! 3. 猫との共存 <猫のTNRについて> Trap Neuter Return ~ 捕獲し、手術を施し、元の場所に戻す ~ 各地で行われている地域猫ボランティアの形です。 捕獲して処分するだけでは、頭数は減りません。 まずは、増えないようにし、今ある命をまっとうさせることが、 共存のための唯一の手段であることを、知っていただきたいのです。 一例として、熊本市が殺処分を廃止し、 代わりに手術を施したり譲渡会を行うという措置をとり、 処分される犬猫の数を減少させたことを書き添えておきます。 どこの行政でも、犬猫の殺処分に予算を費やしています。 その分を、管理のための費用、正しい飼い方の指導に 置き換えてみてはいかがでしょうか。 4. お願い 猫を愛する方々へ。 この記事への 直リンク・内容転載、共に 歓迎 致します。 初島の猫のことを、ひとりでも多くの人に知って頂くため、 ご協力をお願い致します。 「こんな記事を読みました」 の一行リンクでも構いませんので、 日記内で話題にしていただければ幸いです。 【追記】 初島の猫についての記事の削除要請を受けるケースが過去にあったそうです。 ここには確認された事実のみを記載してあります。 トラブルを避けるため、ご紹介の際には、誇張した表現や 非難の言葉などは極力避けていただけるよう、お願い致します。 せっかくご紹介していただいた方々にご迷惑をお掛けしてはと思い、 念の為、追記させていただきました。 Kiyoさん、なかなか記事にできずにいました。 ゴメンなさい。 記事掲載にあたっても、様々なご助言ありがとうございました。 里親さま随時募集中です! ***** 確認された事実のみ掲載していますが、情報の更新、 改善済の点などありましたら、ご指摘くださいませ。 手直しさせていただきます。 ***** 5. 最後に、ひとこと。 野良猫は、元々ノラだったのではありません。 捨てた人がいるからなのです。 シャア☆バージョンのWebバナーを作ってみました >似合ってる?(誤) 動物虐待・遺棄防止 啓発バナー は、こちらから入手させていただきました。 長文ご清覧いただき、ありがとうございました♪ 【情報提供・現地調査 Kiyoさんのサイト】 初島の猫レスキューへの支援をお願いします! |