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ドラマ 西遊記 あらすじ・レビューページ

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Feb 6, 2006
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第五話 子供の国
竹薮で立ち小便をしている時、悟空は白い布にくるまれた赤ん坊を見つける。自分の子供かと一行には疑われるが、程なくついた町で疑いは晴れることとなった。純純という一人の少年が赤ん坊を引取ったのだ。どうやら鷹にさらわれたらしい。
純純は一行を自分の家に招待する。この季節、大人はみな狩猟に出かけ、純純を町長としたこの町は子供達の刺繍で生計を立てているという。
純純達が刺繍を売りに出ている間、悟空が赤ん坊の面倒を見ることに。赤ん坊には天上のカチチカという果物がいいと聞いた悟空は天上界へ行き、カチチカを大事に育てている老子から一番大きいものをもらってくる。カチチカを煎じて飲んだ赤ん坊はやっと泣き止む。すると今度は純純の妹の明明が「お父さん、お母さん。」と寝ぼけて甘えてくる。「そうだよな。なんだかんだ言ってもまだ子供だよな。」と悟空。
次の日、純純が行商から帰って来ると、一行は町を出て旅路につく。町の外れで純純の友達の雲呑が小さな小屋に入ってゆくのを見た悟空達は後をつける。小屋の中には小さな穴があり、地下へと繋がっていた。雲呑は地下の牢獄に入った両親と会っていたのだ。町の大人たちはみんなその牢獄に閉じ込められていたが、理由は、ある病気が蔓延するのを防ぐ為だと医師の紅蟻は言う。その病気は「親子病」といい、親と一緒にいる子供がかかってしまうという。が、悟空達は紅蟻の制止を無視して雲呑の両親を連れ出す。
町に戻った一行。悟空は純純と話をする。自分達には両親がいないが、幸せに暮らしていると言う純純。刺繍をしながら淡々と話す。
その時、雲呑の家に大人がいると一人の子供が伝えに来た。町は大騒ぎになっている。「もうこんなことはやめろ。」悟空は純純に言うが、純純は子供達に向かって言う。「騙されるな。大人はずるくて自分勝手で嘘つきで、人間は大人になるとどんどん汚れて行くんだ。」
「確かに大人とは純粋ではないかもしれませんが、傷ついている分、優しさを身につけ、人の痛みも分かるようになるのですよ。」と三蔵。「だったら、どうしてうちのお父さんとお母さんは僕達を置いて出て行ったんですか?どうしてとんとんの親はこんな小さな赤ん坊を捨てたんですか。僕達がお父さんお母さんに愛されてなかったからだ。」と言い、悟空達を返そうとする。悟空は、自分が旅をやめてこの子供達の父親になると言い、その場は納まった。
その夜は泊まれる宿も無く、一行は野宿する。凛凛は親子病の病原菌を純純の家から持って来る。親子病の菌をばら撒いたのは純純らしい。
そうと知りながら、悟空は純純達の父親として日々を過ごしていく。親としての仕事を一生懸命こなしていく悟空。集会に行くという純純に、「朝目が覚めたら遊びに出かけて、腹減ったら飯食ってまた遊んで、日が暮れたら飯食って明日の遊びを考えながら寝る。それが子供の仕事だ。ガキはその辺で遊んでいろ。」と言う。
一週間が経った。「悟空は一体何を考えているのでしょう?」と三蔵は悟空を案じるのだった。
悟空は次第に純純の心を開いていく。自分も両親がいない寂しさが分かると言う悟空。どんなに力をつけて暴力に訴えても寂しさは消えないと純純に教える。「寂しいのに勝つのは力じゃない。嘘じゃない、ココだ。」と純純の心臓を指差し、「お前が作ったしきたりだ。お前が壊せ。」と言う。
純純は、大人たちを解放しに行き、紅蟻の手にかかって病原菌を飲まされてしまう。祠の前で倒れていた純純。「悟空の言う通り、ちょっと遊びに言ってきたんだ。」と言う。紅蟻につけ込まれて掟を作ってしまったことを後悔し、薄れる意識で悟空を「お父さん」と呼ぶ。「すべきことをすればいいのです。彼らの父として。」三蔵は悟空に言う。
紅蟻は、大人たちを奴隷として売り飛ばそうとしていた。そこに現れる一行。
悟空は紅蟻に、「親が子供のおむつを嫌がりもせず抱きしめてやるのは、親も子供に心というおむつを洗ってもらっているからだ。親と子供は一緒にいなきゃいけないんだ。」と言い、「天国へ行きたいか、地獄へ行きたいか」といつもの見栄を切る。
ところがこの紅蟻が、なかなか強い。悟淨、八戒はそうそうに降参するのだが、気をそらしている間に悟空の一撃が紅蟻の頭に・・・。
町には平和が戻り、悟空は明明達の作った腹巻をして旅立つ。

レビュー
主という存在性を与えられた子供がその幼い物差しを、繰り返す日々をひたむきに生きる大人によって反省するといった回。一面に広がる大地に子供は永遠を感じることができる。が、人の歴史は、同じ心から胚胎した偏見であったり、野心であったりするものによって、争いを繰り返してきたのだ。悟空は悲劇への道を歩もうとしている純純に、ひとつの証明をして見せた。「何かを壊す」ということである。自分の納得しない「座」を壊すことがこの第五話のテーマで、「親を思う子の魂」と、「子を思う親の魂」を救うすべを一人の少年に与えた。
今、日本の学校社会は過剰な暴力を封じ込めることにやっきになっている。だが、学校化社会が子供達の幸せなのだとはとうてい言えない事情もある。混迷した社会に活を入れる悟空。「こうあるべきである」という古典的な悩みを従来と違う方法で回避して、「これさえあればいい」という行動で示すその視角に込められたものは、坂元氏の奥さん(女優森口瑤子)の天真爛漫な姿なのかもしれない。(これは余談。)
まあ、人生なんて、暖かい家族といい相手が一人いれば、あとはハッピーハッピーなんだって。
ナンちゃって。


テレビドラマの時間 三田ちゃんのそら見たことか







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Last updated  Feb 7, 2006 02:47:40 AM
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