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カテゴリ:出産~シャントにむけて
昨日午前中調子よくなく、外科の執刀医Y先生にも、サーチュレーションがあまりにも低い場合、人工心肺をつける可能性が出てきます。手術までの2日間の様子で決めます。そのように昨日言われていたので、とても心配でした。
昨日から私の実家の母が、来てくれました。母と一緒に病室を訪れると、たあくんは、酸素テントの中で一人でおめめを開けて、ご機嫌におしゃべりしてくれます。サーチュレーションも、70はあり、しかもあやすと二コリと笑ってくれます。いつも右向きに寝る癖があるので、右側に立っている母の顔ばかり見るのですが、私がベッドの左から「たあくん」と語りかけると、は!っと表情を変えて、首を左に向けてママのほうに視線を向けてくれました。このように自分の見たいほうに首の向きを変えられるようになったのは本当に最近で、今日は、かなりスムーズに首を動かすことができて、感激です。お気に入りの本、エリックカールの「はらぺこあおむし」の最後のページ、美しい色とりどりのちょうちょの絵を「ちょうちょ」のメロディにあわせて動かすと、一生懸命顔を動かすんですよ。かなり、今日は調子がいいです。 明日、手術を控えているため、今日はいろんな人からの励ましをいただきました。昨晩のカルテを見ると、受け持ち医のI先生が、サーチュレーション65以下が続いた場合、医者を呼ぶ、抱っこする、ミルクを飲ませる、トリクロリール使用、挿管準備、ネオシネジン(血圧を上げて、肺に行く血流を上がる薬)投与等、順序だてて、指示が書かれています。昨晩は、これらの薬を使わずに、I先生自ら抱っこしてあやしてくださったと看護師さんからうかがいました。もちろん、看護師さん、夜勤帯は特に人手不足なのに、一生懸命見てくださいました。やはり、最近のたあくんの調子がよくないのをみんさんで心配してくださり、また、手術に向けてベストコンディションを作ろうという意気込みが感じられます。I先生、看護師さん、ありがとうございます。 そして副主治医のH先生、今晩が夜勤とのこと。「がんばりますよ!」と力強いお言葉です。いつも身近で励ましてくださる先生、とても信頼しています。 そして、主治医のM先生、今日昼間に来て、激励してくださいました。いつ聞いても、こういう一番不安な時に、必ず力強いお言葉を用意してくださいます。「最初、シャント手術をすっとばして退院も考えていただけに、ちょっとがっかりかもしれませんが、このたあくんの体調を考えると、一番いいタイミングでシャントの手術が入りました。それは本当によかったです。たあくんからは、本当に力強さをいつも感じます。たあくんがここまでがんばって、大きくなってくれたのは、もちろんおうちの方のがんばりもありますが、たあくん自信が自分で手術に向けて大きくなろうと努力したともいえます。」とのこと。されに、私の体調まで気遣ってくださいました。 夕方明日の執刀医のY先生も見に来られました。やはり昨日まで調子が悪いことを心配してくださっていたようです。ありがとうございます。 母が来てくれたので、ひでにいとうたねえの学校のことは一切お任せです。手術前後はたあくんになるべく長くつきそってあげたいので。おかげで今日も面会時間ぎりぎりの午後8時まで病院にいることができました。同じ病室の子供のお母様方からも暖かい励ましをいただきました。とりあえず、今夜一晩、何とか乗り切って、このままコンディションのよい状態で、明日を迎えられますように!たあくん、もうひとふんばり! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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