たあくんが、6/20にドレーンつけて、翌日、左手にも点滴のルートを確保して、高カロリーの輸液が始まりました。抹消からでは、血管がもたないので、体幹の太い静脈まで手の甲の血管からずずずっと入れているらしいです。心臓の手術や、カテーテル検査は、もちろんのこと、こういう赤ちゃんのちいちゃな血管に針を通すというのも大変な作業だと思います。後で看護師さんに聞いてみたら、ひっぱれば、ぶちっと切れそうな、細い糸のような針?を、ぐぐぐっと入れていくらしいです。この作業(処置)中は、私は外の待合室で待たされるので、どのように、先生方が、ドレーンや点滴を入れているかは、実際見たことがありません。たあくんが、痛がって泣いている姿は、かわいそうなので、母親に配慮してくださっているんでしょうね。隣の女の子のお母さんが、ドレーン挿入現場に居合わせたらしく、「昨日たあくん、すごいことになっていたよ。たくさんのお医者さんに囲まれて、ぎゃんぎゃん泣いていたよ。」ですって。今はにこにこたあくんが見られるけど、そんな辛い思いをしたんだね、たあくん、偉かったよ!
というわけで、今は、両手が動かないように固定されて、だっこできないし、絶食中なのでミルクはあげられません。清拭も「今は管が入っていますから」と、看護師さんがしてくださいます。以前は、病院に通って、2回は母乳あげて、清拭もしくは、沐浴、おむつ交換は私のお仕事として、たあくんにかかわれたのですが、今私がしているのは、おむつ交換くらいなものです。けれど、その分、たあくんにはじっくりゆっくり関われる面もあります。
ひでにいの描いた野球の絵を見て、野球のことお話しすると、嬉しそうに笑います。うたねえの書いた絵本を読んでやると、かわいいお姫様に見とれています。今までは、一番の楽しみだったミルクがないので、空腹時はとても辛そうに泣くのですが、その空腹を紛らわしてくれるのが、お歌と絵本です。お歌は、私のレパートリーが少なすぎて、トトロとありさんこっつんこばかり歌っている気がします。でもにこにこ笑ってくれます。(もう少し歌を覚えなくては…。)絵本は、今日のお気に入りは、センダックの「かいじゅうたちのいるところ」。こわいかいじゅうたちとかいじゅうおどりするシーンなんて、たあくん、もう目をまんまるにしてじっと絵を見入っています。
やはり、絶食では、夜間もたなくて、トリクロリール(眠たくなるお薬)を飲むことが多くなっています。おお泣きしてしまうと、どうしようもないですしね。嬉しいことに、たあくんは、看護師さんと、母親の区別がついてきているようです。日中、私がいない間、おお泣きして、看護師さん2人であやしてくださっていたのですが、私が戻って、「たあくん、たあくん」と頭のぺこぺこの部分をなでてやると、大雨がピタッとやむように、泣き声が落ち着いてくるのです。術前までは、抱っこしてくれたら、母親でも、看護師さんでも誰でも泣き止んでいたのですが。なるべく、昼間はママと楽しい時間をすごして、夜はしっかり寝て欲しいと願う母でした。今日もかわいい笑顔をありがとう!!
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