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美月らしく
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美月らしく [全247件]

2008.11.28楽天プロフィール Add to Google XML

ご連絡

こちらに引越しました。
よろしくお願いします。


最終更新日時 2008.11.28 14:01:44


2007.09.26

「ミス・ポター」 
[ cinema,drama ]  

今日の映画館はいつもの単館系ではなく、近所のシネコン。
時間に余裕を持って行ったにもかかわらず、なんと、
映画館にはすでにディズニー式行列が、ウネウネと幾曲がりも!
え?なに? と思ったら、
「HERO」でした。
主婦が、30代~60代の主婦が、
ワーキャー♪ ワ~♪ とかまびすしい。(て、オマエも主婦だろ)
F3、F4、F5、F6(?)全ての層を網羅するキムタク人気、
おそるべし。

てことはどうでもよくて、「ミス・ポター」
「ピーター・ラビットシリーズ」で有名な、
ビアトリクス・ポターの生涯を描いたものです。

今から100年ほど前のイギリス。
ビアトリクス(レニー・ゼルウィガー)は新中産階級のお嬢さま。
この時代、上流の女性が未婚でいるのはちょっとかわった人で、
仕事を持つなんて、ましてや、芸術家・作家を目差すなんて、
これはもう、信じられなかった頃。

そんな中で、自分の夢や希望をなくさず、
自分らしく、しっかりと人生を歩んでいくビアトリクスが素敵です。

もう、最初っから最後まで、感激しっぱなし。
はじめて「ピーター・ラビット」が出版された時から、涙じわ~ん。。。
この時代に、こんなに頑張った女性がいたのに、
この現代に、私はいったい何をやってるんだろう?と反省&凹
少年少女に夢を与えられる仕事って、いいなぁ!!!

独身主義だったビアトリクスは、出版社の、今で言うなら担当編集者の、
ノーマン(ユアン・マクレガー)と恋におちるのですが、
その恋は「商人との結婚なんて許さん」と反対される。
でも彼女はあきらめない。がんばる。

ここらへんとその後のストーリーはネタバレになるので、
書かないでおきますが、とにかく、
すごくいい映画です!
イングランドの湖水地方の、ピーター・ラビットのふるさとも
存分に味わえます。それはもう素晴らしい自然です。
もう、とにかく全編、感激!

レニー・ゼルウィガーはスッピンで、りんごのほっぺで、
とってもかわいい。キュート。
ノーマンのお姉さん役のエミリー・ワトソンもすごくいいです。

エンドロープで、ピーターたちの絵とともに、
「When You Taught Me How To Dance」(ケイティ・メルア)が
流れるのですが、これがまた、映画の内容に関わるので
書けないけど、もう涙&涙・・・(T_T)です。

 あなたが、私にダンスを教えてくれたとき、
 誰があなたに、そんなに魅力的である方法を教えてくれたの?

 みたいな歌詞です。うぇ~~んっっ(T_T)←観れば、わかる。

監督は「ベイブ」のクリス・ヌーナン。
必見作。



最終更新日時 2007.09.26 17:30:13

2007.09.21

「シッコ」 
[ cinema,drama ]  

マイケル・ムーア監督の第三弾作品「シッコ」
ギリギリシスターズの私、またしても終了ギリギリの鑑賞です。
今回はアメリカの医療問題がテーマ。

日本は国民皆保険制度が出来ているけど、アメリカにはそれがない。
国保も共済組合保険もないから、国民は自分で医療保険会社と契約して
保険に加入する。
よって、その掛け金を払うお金がない人は無保険なわけで、
だから病気や怪我のときも、お金がなければ治療しない(出来ない)

指を2本切断しても、1本だけにしとこう、どっちの指が安いかな、とか、
医療費がかさんで破産、家を売ってさまよう老人とかが出てくる。
治療費が払えなくて、病院から捨てネコのように捨てられる患者も。

それに、この保険会社もくせもので、自社の利益のために
めったに保険料を出さないのだそうだ。専門的知識を盾に逃げる。
つまり、かけ損。

映画はこのあたりをドキュメンタリー・ルポしつつ、
よりよい医療保護社会を求めて、カナダ、イギリス、フランス、
そしてキューバへと出ていく。
狭い島国日本に暮らす我々にしてみれば、驚かされることしきり。


社会はどの面を切り取るかによって、評価は全然違ってくる。
だから、たとえば、
若者の5人に1人が失業しているフランスの現状はどうなんだ?とか、
階級格差がはなはだしいイギリスでの貧困問題はどうよ?とか、
いろいろ意見はあるだろうけど、
この作品はテーマは医療面なので、それはそれ、でしょうね。

で、日本は、一応国民みんなが保険に入っていて、
どんな時にも、どんな人も、誰もが最高の医療を享受できる、
ってことになっている。
しかし、最近の日本は、やはり貧困格差社会化しているので、
保険料が支払えなくて、滞納しているうちに莫大なお金になってしまって、
もうとても支払えないから、私には保険はない、という人が
けっこう増えているそうだ。

それに、「最高の医療」は、やはり保険では受けられない。
お金があれば助かるものも、なければ助からないってことはある。
文句を言っても始まらない。人は生まれつきアンフェアなのだからね。
(て、格差を肯定しているのではないよ。そういう現実だということ)

しかし、この作品で取り上げられた国々は、
なぜこのレベルを維持できているのか?
やっぱり、税金?だよね。英・仏は税金が高いので有名だし。
そこんとこ、どうなんだろう?

けど、日本の税金も高いよね!
国保の掛け金だって、年金の掛け金だって、めちゃ高い。
主婦の場合、中途半端に稼いで夫の扶養をはずれるよりも、
収入を扶養範囲内に加減して、夫の保険や共済組合のお世話になる方が
だんぜんお得!なのだ。
だから、パートの主婦が減らないんだよね。
女性の労働力を有効活用しようと言うのなら、まず税金を考え直さないと。

それに、税金を払うのは、まあ、よしとしよう。
それを、しっかり、正しく使ってくれるならね。
支払っておけば、しっかり守ってくれるなら、
払いがいもあるというもの。

しかし、
せっかく払った税金や年金がどっかに消えてしまったり、
無駄な道路や施設建設に使われたり、はたまた、お金持ち議員の宿舎に
なったりすると、
「払うの、あほらし。無駄」と思う国民が増えてくるのは
しょうがないでしょ。

なんか、映画から離れて文句パターンになってきたので、おしまい。
作品はなかなか興味深かった。観ておくべきだと思う。



最終更新日時 2007.09.21 20:22:04

2007.09.17

サックスその後のその後 
[ sax ]  

時間がどんどん流れていく。
サックスをはじめて5ヶ月。進歩してないなぁ(^o^;
ま、大人のレッスンは急がず気楽に、気長に、というのが
セオリーなので、気にしない、気にしない@一休さん

サックスは、もちろん吹く人の力量と、それに加えて
楽器本体と、マウスピースと、リガチャと、リード、
この相性で音は全然違ってくる。
しかし、
初心者は、この「相性」がなかなかつかめない(*_*)

リード、
しばらくリコのラ・ヴォーズを使ってたんだけど、
先生に「楽器と合ってない」と指摘され、
いや、私も薄々そう感じてたんだけど、これが鳴らしやすいので、
ま、いっか、と続行してたものの、
いい加減まずいな、とバンドーレンのジャバに替えた。

音は、こっちの方が確かにジョーらしい音がする。
(※マイサックスくん、ジョーくん、といいます(^^;;;
きっとジョーはもっとジャジーな音を出してもらいたいのだろうけど、
それにはもっと厚いリードにする必要がある。
いかんせん、私にはその力量がない。ごめんよ。
(YSA-82Zはジャズ仕様サックス、なのだそうだ)

ということで、今は無理してジャバで吹いている。
息がきつく、疲れる(-ω-;)  
もっと、もっと酸素を……!
曲は、Over The Rainbow から Watermelon Man, そして
Moonlight Serenade となった。
いわゆるハノンのようなエクササイズもバリエーションが増え、
これは、傍耳(はた目、ではなく、はた耳)には、
どうやら、殺人的らしい。
オットは「そのうち、●さん(=隣人)に刺されるぞ」と言っている。
おい、そこまでかーー??(@□@)

家族、ご近所、近隣わんこたちにもご迷惑をかけているので
一刻も早く、心地よい音を出せるようになりたいもの。
(そうだ!頼む!@レイラ・嘆願書)
母曰く、(うまくなった?というので、うん、と答えると)
「うっとり聞きほれるくらい?」
んなもん、10年、いや20年早いわ!!
(↑ヤバ、上手くなる前に死んでしまうかも)

11月にはレッスン生のパーティーがあり、先生方のナマ演奏と
セッションできるんだって。
 ↑来年は出られるようになりたいものだ。
  もちろん、今年は辞退したから、ご安心を。




最終更新日時 2007.09.17 13:43:06

2007.09.13

「ボルベール・帰郷」 
[ cinema,drama ]  

気になっていたものの、ずっと後回しになっていた『ボルベール』
今週で終りです。駆け込みで観てきました。
どうも、ギリギリになってからあわてるクセがぬけなくて(^^;

いやいや、よかった、感動!

ペネロペ・クルスは、前はぜんぜんいいと思わなかった。
『バニラスカイ』劇中で(01年作品)
トムがキャメロンからペネロペに乗り換えた時、
「なんで~?キャメロンの方がぜったいいいでしょ~!」
と納得できなかった私でした。

しかし、今回、意識が一新しました。
いや~、ペネロペはなんと魅力的なことか。
なんとイイ女であることか。

作中、「肝っ玉かあさん」を演出するために、ペネロペはお尻に
パットをつけたということでしたが、
「え?どこに?」って感じで、キレイなコロンとしたお尻(^^
つけてなかったら、どんだけ~?ってとこです。

スペイン映画で、スペイン語で、スペインの女優さんたちが
出ているので、キャストのことはよくわかりませんが、
みんな、すごくリアルに生き生きとしてて、いい!

強くて、そして、しなやか。
ちょっとやそっとのことで、負けたり、崩れたりしない。
「ま、人生いろいろ」
「なんだかんだあるよね」って、
そのまま丸ごと受け入れて、たくましく、明るく、太陽のように
高らかに歌いながら明日からも生きていく。

女ってすごいよ。
男はなんにもわかっちゃないよ。(^_-)

そりゃ、男にもいろいろあるだろうけど、
女のいろいろと、男のいろいろは、次元が、内容が違うんだよね。
男は歴史を作り、国を作り、社会をまわしていくけど、
世界を作り、人を作り、森羅万象をまわしていくのは、女なんだな。

女たちは、「いろいろ」を、女の世界とその世界観で、
咀嚼し、消化し、栄養として、明日からの糧にして生きていく。

「いろいろ」に惑わされてるようじゃ、女として、
まだまだ、だね(^^v


ストーリーに関するネタバレは避けておきます。
もう終わってしまうけど、必見。ぜひ!


 ペドロ・アルモドバル:監督/脚本



最終更新日時 2007.09.13 17:53:12

2007.09.10

「エレンディラ」 
[ theatergoing ]  

『エレンディラ』名古屋公演を観てきた。
ガルシア・マルケスの原作を、蜷川幸雄・演出、
脚本・坂手洋二でアレンジしたもの。
4時間余りに及ぶ舞台(3幕)で、いささか長い、疲れる、
しかし、観終った後はすごい!としか言いようがない感動に包まれる。

まだこの後、大阪公演を観られる方もあるので、
ネタバレのないように、感想だけ書いておこうと思う。

作品は、マルケスのラテンアメリカ文学の臭いをプンプンさせながら、
退廃的・シュールでもあり、また幻想的・ファンタジーであり、
童話的・寓話的で、スペクタクル、でもある。

なんじゃ、そりゃ?と思われた方、いや、そうなのよ、実際。

作品そのものは盛りだくさんで、どこからどう観るか、
人によって違ってくるだろうと思うし、
途中わかりにくいところもある。
が、至上の愛の物語であることには間違いはない。


若い美波ちゃんが、全身で、可憐で無垢で、哀しい運命の、
でも弱くない、でもはかなげな、娼婦エレンディラを、
文字通り、体を張って(!)演じてました。
(隣席に大学生っぽい男子がいたが、
でっかい望遠鏡で(※オペラグラスではなく望遠鏡)熱心に
観ていた。きっとファンなんだろう(*^_^*) 

そしてこのファム・ファタールに運命を預けた少年ウリセスが
中川晃教くん。
この人は、もともと大人と少年の間ごろの“ガラスの少年時代”を
ぴったりできる人なのだけど、さらに、純粋で、磨がれたナイフのような、
さわると切れそうで、でも強くにぎればボロボロと壊れそうな、
繊細な感じをよく出していてすばらしい。
「モーツァルト!」よりさらにうまくなってるように感じた。

で、もうひとり、別の意味で「体を張って」演じているのが、
白鯨のようなおばあちゃん役の瑳川哲朗さん。
すごいよ、入浴シーン、ぜひお楽しみに(^^
(DJオズマの紅白どころじゃない)

おばあちゃんは夢と現実の狭間で生き、眼を開けて眠り、
毎夜、昔の夢を見る。そして昔を語る。
その傍らでエレンディラとウリセスは愛を交わす。
しかし、それが幻想なのか、想像なのか、いや、現実なのか、
観ている私たちも、誰にもわからない・・・

マイケル・ナイマンの音楽が、
ウリセスのソロが、哀しい。
砂漠の商隊が哀しい。
哀しみと神話の虚空の中で、愛が繰り返される。愛が語られる。

マルケス(?)役の國村隼さんもすごく渋い。

 愛知厚生年金会館で9/7~9/9




最終更新日時 2007.09.11 00:00:19

2007.08.29

「アヒルと鴨のコインロッカー」 
[ cinema,drama ]  

原作は数々のミステリー賞を受賞してきた伊坂幸太郎。
この作品も吉川英治新人賞を受賞している。
ただ私はファンではないし、原作は読んでいない。
きっと原作には独特の伊坂ワールドがあるのだろうと思う。

前評判もネット評価も高いようだった。
曰く、
映像化不可能と言われた作品を
小説の独特の世界観を活かして具像化した、
意外な展開と迫力あるサプライズがリピーター必至の作品、
謎が謎を呼び、飽きさせない、
などなど。

仙台オールロケ、ということで、
なつかしの風景も映るかなとそれも期待大だったのだけど。
(駅前の景色が少しあった)

『陽気なギャングが地球を回す』の時もそうだったけど、
(松田翔太はよかったけど(^^
この人の作品は、たぶん、映画化しないほうがいい。
きっと映像の世界に適さない作品なんだろうな。
筆力の魅力というのが作品をひっぱっていて、それが
画にしてしまうとただの普通の、ありふれたものに消えてしまう、
そんな気がした。


心優しく正義感あふれるかわいい女の子、
ピュアな精神の持ち主の外国人留学生、
女好きの、でもいいヤツの、でも哀しい運命のイイ男、
謎のぶっきらぼうな美人、
そしてパッとしない主人公。

キャストは濱田岳、瑛太、松田龍平、大塚寧々、関めぐみ、
などだけど、ネタバレになるので、これ以上はやめとこう。

社会的なテーマも扱っており、
青春の一瞬の切り取り、やりきれなさ、本質的な不穏さ、
そういうものが描かれてはいるけど、
もうひとつ、力及ばず、と私は思った。
好きな人は好きなんだろうけど。

濱田岳が、悪くはないんだけど、広がりがない。
見えている以上の、後ろの世界を感じさせることができない。
ただのお子さまに見えてしまうのはいけない。

最後に、ああ、アヒルと鴨のコインロッカーって、そういう意味ね、
とちょっとシミジミするんだけど、
新幹線で爆睡している濱田くんがやはりいけない。


  監督:中村義洋
  原作:伊坂幸太郎





最終更新日時 2007.08.29 18:08:21

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