テーマ:最近観た映画。(38846)
カテゴリ:cinema,drama
CATV 衛星劇場にて「亡国のイージス」鑑賞。
昨夏劇場公開されていた頃は、 頭の中は「メゾン・ド・ヒミコ」でいっぱいだったので、 予備知識ゼロの状態で観た。 原作も読んでいない。 そしたらいきなり次々とややこしい話が展開、 ついていくのが結構たいへんだったよ~(汗) ストーリーは 某国(北朝鮮)の対日工作員にのっとられた海自イージス艦で、 テロリストと戦う自衛官の話、 なんだけど。 GUSOH(グソー)だとか、DAIS(ダイス)だとか、 FTG、CIC、テルミット・プラス、などなどetc. わからん言葉の連出で、それだけでたいへん。 でも、本物のイージス艦やF2戦闘機を使ったシーンとか、 ほんとの自衛隊に訓練してもらった俳優たちの演技だとか、 それに、超豪華オールキャストだとかで 迫力満点の映画に仕上がっていることは確か。 だけど、本と違って映画なのでわかりにくいのも確か(^^; レベルの高い虚構の娯楽映画として観るもよしだけど、 やっぱりちょっとそれなりに考えてみると。。。 専守防衛の象徴、海自の最強護衛艦イージス。 しかし、 国としてのあり方を失い、 国家としての顔も失ったこの国に、護るべき何かがはたしてあるのか、 それは亡国のイージス(盾)ではないか、 というようなナレーションで始まるのだけど、 日本は敗戦、そして占領、 そこで国家としての信念を捨てた。失くした。 そして、その後は精神的な支柱のないまま、 経済的な成長という側面からのみ巨大化し、世界に進出していった。 しかし、国家としての理想とか、責任とかはどうなのよ? みんな考えてる? ってことだろうな。 確かに考えてないみたい。 私は右でも左でもない、ごく普通の市民だけど、 でも、やっぱりそれはちょっとまずいことなのだろうな、 と思ったりしたのでした。 でも勝地涼クンはかわいかったデス(*^^*) 原作:福井晴敏 監督:阪本順治 05年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.20 18:14:16
[cinema,drama] カテゴリの最新記事
|
|