歌詞に焦点を当てて洋楽を扱っていて
ボブ・ディラン(Bob Dylan)が一度も登場しないのは不自然ですよね。
まあ、高い山にどう挑んでいいか分からずに、麓でウロウロしていたと思ってください。
どうやって取っ掛かりを見つけようかと考えて、またもや引っ張り出しました。
コンサート・フォー・バングラデシュ
1971年のこのチャリティ・コンサートで
ジョージ・ハリスンと
レオン・ラッセルを従えて歌っています。
(
こちら で1曲通して映像をご覧になれます)
64年夏にビートルズはアメリカ公演を行い
その際に、ニューヨークでビートルズの4人とボブ・ディランは出逢います。
ディランの勧めるマリファナを吸いながら語り合ったという説がありますが
http://www.barks.jp/news/?id=52264567
ディランに大きな影響を受けたのがジョンとジョージで
ポールとリンゴにはそれほど感じられないというのは、人間の性格を考える上で面白い材料かもしれませんね。
また、レオン・ラッセルは、スタジオ・ミュージシャンの時代にボブ・ディランのレコーディングに参加しているようです。
「女の如く(Just Lile A Woman)」をディランの最高傑作だと言う人は、まあそんなにいないでしょうが
彼が物事を斜めから見ているのは充分に感じ取れると思います。
(人種で判断するのは良い事ではないのですが、ユダヤ系だというのは何か関係しているのでしょうかね)
Blonde On Blonde (1966年)に収録。
彼の公式サイトで
歌詞と、『Blonde On Blonde』収録のオリジナル・バージョンを含む
様々なバージョンを1コーラスずつ聴くことが出来ます。
(武道館公演のライブアルバムの音源もありますよ)
http://bobdylan.com/songs/justlike.html
僕の拙訳は、
こちら。
アルバム全曲の試聴は、ソニーミュージックのサイトで。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/
Arch/SR/BobDylan/MHCP-807/index.html
同じサイトに、バイオグラフィとアルバム解説があります。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/
Special/BobDylan/history/main.html#y66
「コンサート・フォー・バングラデシュ」については、以前こちらで書きました。
http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200511020000/
http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200511080000/