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テーマ:洋楽(3281)
カテゴリ:外国語詞和訳
ラストといえば、この曲。 ...ですよねぇ。 僕が行ったさいたま2日目ではやらなかったけど(>_<) 彼の40年以上にも及ぶキャリアの中でも これほどライブ向けな曲、言い換えると 誰もが(僕みたいな踊れない日本人でも) いやおう無しにノッてしまう曲って 他にないのでは? LP2枚(10曲+7曲)に おまけのEP1枚(4曲)まで付いた、てんこ盛りアルバム (8分強の この曲を含め、長尺の曲がけっこうあるから曲数は意外に少なめ) 『Songs In The Key Of Life』(1976年) の中でも 本編の、つまりLP2枚目裏面のラストの曲です。 「As」のゴスペル風コーラスのフェイドアウトにかぶせるように そのままサンバのリズムが始まります。 この2曲のコンビネーションは、ほんとにイイですね。 ライブでもそのまま使えます。というか使いました。 今回の来日公演は 『Innervisions』冒頭3曲の三連発で始まりますし アルバム製作の際に何百曲も作る多産タイプのスティーヴィーが 厳選に厳選を重ねたアルバム曲順が持つ効果を そのままライブでも再現したいという気持ちが強かったのでしょう。 CDだと15秒の無音部分(とりあえずの配慮)の後に EP1曲目「土星」が始まるから、ちょっと興をそがれるけど。 試聴(amazon.com) http://www.amazon.com/Songs-Key-Life-Stevie-Wonder/dp/B00004SZWD/ref=m_art_li_1/002-1275551-6013668 この曲の魅力は、歌そのものよりも ポリリズム的対位法にありますね。 ・ピアノ(スティーヴィー自身) ・ドラム(スティーヴィー自身) ・ベース(ネイサン・ワッツ…今回の来日公演にも巨体を揺すって参加) ・ホーン・セクション(Hank Redd, Raymond Maldonado, Trever Lawrence, Steve Madaio) ・コンガを始めとするラテン・パーカッション(Nathan Alford) ・ティンバレス(Carmello Hungria Gaarcia) ・コーラス(スティーヴィー、ジョージ・ベンソン、Josie James) そのいずれもが印象的なリズムパターンを刻み それが幾重にも重なりつつも有機的に結合し ひとつの巨大なグルーヴとなっています。 その上で(あくまでも「その上で」) ・歌(もちろんスティーヴィー) ・フルート(Bobbi Humphrey 。なぜかサンバにはフルートがやたらとマッチする) ・ギター(ジョージ・ベンソン) が、あざやかな彩りを描いています。 だから、この曲は演奏人数が多ければ多いほど魅力の増す曲だと思います。 今回は必要最小限。さて、いかがでしたか? (しつこく繰り返すけど、俺は聴けなかったんだよっ チクショ~~~~~~) 歌詞の和訳 http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3016#anotherstar 歌詞的には、タイトル「Another Star」が含まれる一節 For you, there might be another star But through my eyes the light of you is all I see が全てを言い表していますね。 「star」を ニシキノアキラじゃないけど(笑) ショウビジネスのいわゆる「スター」と解釈すれば (もちろん、そう解釈する余地を確保した詞です) まさにライブのラストにぴったり。 --------------------- ...というのが事前に準備した記事ですが 大阪1日目は、また「As」がラストになったみたいですね。 その一方、冒頭三連発が四連発に拡大! 『Musiquarium』の あの曲が今回の来日で初演奏! 『A Time To Love』からも、もう1曲やったようです(あの曲だとは意外だけど) 思い切ったことをやると(その分進行が押しちゃうから) 「Another Star」はカットして「As」で終わり、って感じなのかな。 いやはや、僕の予想はことごとく外れますな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/28 06:57:41 AM
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