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mywkfmnrの日記 [全100件]
インストールレスで簡単にApache+PHP+MySQLのサーバを立ち上げて実験できるソフトが見つかりました。 InstantMantisというソフトで、そもそもは、MantisというWebアプリケーションの評価版です。 Mantisというのはオープンソースのバグトラッキングシステムで、大企業でソフトウェア開発する時に良く使用されるバグ情報の入力と管理・解析を支援するソフトです。 わたしは、このMantisには特に興味はないのですが、Mantisが前提にする環境がApache+PHP+MySQLのサーバ環境で、InstantMantisはMantisの評価のために、このサーバ環境を簡単に作ってくれるという点に興味を覚えました。 使うには、zipファイルを解凍して、トップディレクトリにあるバッチ手続きをダブルクリックして実行するだけです。 それだけで、Apache+PHPのWebサーバとDBサーバMySQLが立ち上がります。 サーバのポート番号はセキュリティを考慮してデフォルトでは非標準ポート(Apache:8008、MySQL:3360)になっているというのもいいですね。 もっとも、ちょっと設定変更するだけで標準ポート(Apache:8080、MySQL:3306)にすることもできます。 現在、その日本語版がInstantMantis-Jとして公開されています。 http://bacons.ddo.jp/wiki/mantis/instantmantis-j 私は、このInstantMantis-Jを以下のようにカスタマイズして使っています。 phpMyAdminはMySQLデータベースをGUIで操作するツールです。MySQLを使いこなす上では、ほぼ必須のツールだと私は考えています。 jpgraphはサーバ側でグラフを描画するためのPHPの拡張モジュールです。描画結果はイメージファイルとしてクライアントに送られます。 このjpgraphはmantisでもグラフを描画するのに使っていますが、なぜか、InstantMantisには入っていません。グラフ描画機能はMantisの重要なセールスポイントの一つなのに、その評価版であるInstantMantisに入っていないのは非常に不思議ですね。もっとも、Mantisのインストール手順の説明どおりだとjpgraphをInstantMantisに入れることはできないように見えるので、ひょっとするとInstantMantisにjpgraphを入れる方法が分からなかったのかもしれません。私も、jpgraphを入れるのにはだいぶ試行錯誤しました。 近日、このカスタマイズ版を私のサイトにアップして提供することを考えています。
源氏物語絵巻の方は、公開期間外だったので、一部のコピーが展示されていただけでした。今年の絵巻の公開は11月10日~12月9日に「よみがえる源氏物語絵巻」展と同時に展示されるようです。(パンフより) 代わりに尾張徳川家の雛まつり展をやっていました。核家族生活が長いと、つい忘れがちなことですが、由緒ある家柄だと歴代のお嫁さんが嫁入り道具で雛祭りセットを持ってくるので、古いものが倉庫に何セットも眠っていたりするのでしょうね。徳川家のような日本有数の名家だと、その中からめぼしいものを選んで陳列するだけでも、美術館の特別展示ができてしまうということに気付かされました。 正面には、先代以前の3代(内2代は故人)のお嫁さんの雛祭りセットが並べられていました。1つだけなら近所の成金さんのお家にもピカピカの新品が飾ってあったりしそうな気もしますが、何十年もの年季が入ってなお鑑賞に堪えるものを3セットも並べられると、やはり、へぇーという感じになりますね。 しかし、個人的には、手前の側面に飾られていた、今ではあまり見かけない一風変わった雛道具の方が、当時の様子が偲ばれて面白かったです。 常設展示のほうでは、第3展示室の床の間や違い棚の飾り方の展示が印象に残っています。我が家にも小さな床の間と違い棚を作ってあるので、ここまで立派にはできなくても真似できないだろうかと思って見ていました。 順路の途中で隣の蓬左文庫に立ち寄るようになっていたのですが、そこでは日本の印刷史の展示が印象に残っています。印刷は江戸時代からと思っていたのですが、そこには平安時代や奈良時代の印刷物まで展示されていて、そんなに古くから印刷技術があったのかとびっくりさせられました。また、活字もずいぶん昔からあったようです。意外だったのは、活字は出版部数の少ない印刷物用とされていて、江戸時代になって出版部数が増えてくると、再び木版印刷に戻ってしまうという解説。活字を安価に量産できるようになるまでは、活字は単に木版の廉価版でしかなかったのですね。 今回は、2/5(月)~2/6(火)に久々の出張があり、用事が早めに済んだために余った時間で行くことができたものでした。このため、一人での見学になってしまいましたが、いつか、女房と一緒にもう一度生きたいですね。11月10日頃(今年の絵巻の公開+よみがえる源氏物語絵巻展)だと、その後で京都まで足を伸ばせが紅葉が楽しめるかもしれないし、そのあたりでもう一度いけるといいななどと考えています。
SPAM投稿が増えてきて、見つけるごとにいちいち削除していたのですが、最近は休眠状態でトラヒックがほとんど無かったので閉鎖することにしました。 もし、御用のある方、いらっしゃいましたら、メールでどうぞ。 しかし、掲示板を閉鎖すると、日記コメントも読めなくなってしまうのですね。こまったな。 日記コメントには残しておきたいものがあるんですよネ。 ドメインで制限する機能もあるらしいので、それが使えるか、ちょっと考えてみよう。
『「どこまでOK?」迷ったときのネット著作権ハンドブック』を読んでみました。 私にとって一番知りたかったことは、江戸時代以前にかかれた源氏絵を本などからスキャンして私のサイトで挿絵として使ってよいのだろうかということでした。しかし、この点については、あまりにあっさりと問題ないと書かれていて、拍子抜けしてしまいました。 それは、2006/1/6発行の初版第1刷のp104にあります。 ----ここから---- 【質問】 浮世絵画像を利用または加工したものを、自作の芸術作品として発表したいのですが、著作権問題はどのようになるのでしょう。 【回答】 浮世絵そのものは、一般的には保護期間が過ぎており、日本の文化として誰でも利用することができます。(中略) しかし「元の絵」をどこから仕入れるか、使う場合には注意が必要です。 たとえば、本などの出版物からスキャンする場合、(中略)「絵」単体なら問題ありませんが、ページをまるごと、そっくりそのままスキャンしたり、解説を掲載したりするとアウトです。(以下略) ----ここまで---- これは、以下のようなことをするだけなら、問題ないといっているのだと私は理解しました。 (1)本から源氏物語絵巻の絵だけをスキャンして、私のWebページの挿絵に使う。 (2)美術館で買った色紙や「トランプ源氏物語」(どちらも、江戸時代の画家の絵が使われている)から、絵だけをスキャンして、私のWebページの挿絵に使う。 この場合、出典の明記も必要なさそうですね。質問が「自作の芸術作品として発表」になっているためです。 しかし、実際には絵だけではなく、絵の名称、画家名、年代などのデータは掲載すると思うので、これらには引用が成立するよう、出典は明記するつもりです。 もっとも、現在でも絵入源氏物語の挿絵は使っています。これは、渋谷教授が江戸時代に出版された絵入源氏物語を所蔵しており、それをスキャンしたものをWebで公開されていたため、転載の許可をいただいたときに一緒に包括的に許可をいただいたものと理解していたためでした。 実際には、この理解に若干のすれ違いがあり、それが問題にならないか気になっていたのですが、上のQAからまったく問題にならないことが判明し、安堵しました。 さあ、これからは ドンドン コピーするぞ~。 でも、まだ一抹の不安が・・・。似たような問題に悩んでいる(いた)方、是非、コメントください。 この本には、もう一箇所、同じ問題に触れたところがp167~168にあります。そこも引用しておきます。 ----ここから---- 10 著作権保護期間切れについて 【質問】 (前略)50年経過していても、スキャンして、サイトに掲載するというのは不可なのでしょうか。 (中略)もし、掲載したい場合は、著作権が切れていても、きれていなくても、許可を取る必 要があるということなのでしょうか。 【回答】 ご質問の使い方であれば、まず大丈夫だと推察します。保護期間が切れたものであれば、許 可を取る必要もありません。 有名な「幕末の江戸城の写真」で説明しましょう。 「幕末の江戸城の写真」は著作権保護期間が切れた写真です。これらの写真は、本や写真集か らスキャンしてご自分のサイトで公表することができます。 あれ??、写真集の著作権は?、という疑問ですが、著作権保護期間が切れた著作物をたんに コピーしただけのものは著作物とは言いません。したがって、本のページをまるごと公表する と本の著作権を侵害することになりますが、写真の部分だけを公表する分には構わないわけで す。 (以下略) ----ここまで---- 同じ本の中で、もう一箇所、関連の記述を見つけました。p266にある以下の記述です。 ----ここから---- では、江戸時代に撮影された写真を出版物からそのままスキャンし、アップした場合はどう でしょうか? 写真の解説部分、本のページのレイアウト方法は出版社の著作物ですが、写真そのものは(中略)著作権法の保護対象外です。さらに、出版社は元の写真を複製して本に掲載していますが、元の写真を忠実に複製するだけなら著作物の創作とはいえないので、写真だけならアップしても問題ありません(ただし、元の写真の管理権の問題が生じる可能性はあります)。 ----ここまで---- ここで「元の写真の管理権の問題が生じる可能性はあります」とはどういうことなのでしょう。気になります。そこで、先ほど著者のWebサイトに行き、掲示板で質問してきました。回答が得られたら、この日記で紹介します。 2006/6/9 追記 著者のWebサイトの掲示板で回答をいただきました。近日、それを紹介する日記を書きます。
「文迷(源氏物語 婆の部屋)」というサイトです。 25年前に家庭用ラジカセで録音したという源氏物語全54帖の朗読を、その息子の丈(たけ)さんがmp3に変換してアップしているのだそうです。朗読は約84.5時間あり、64kbpsで圧縮しても合計2.3GBに達するとのこと。その数値だけでも凄さがわかりますが、それだけではありません。 淡々とした口調で、はっきりと聞きやすく発声された朗読は、とても、素人が趣味で録音したとは思えない、プロ顔負けのできばえです。 それを無償公開した上、二次加工も許可してくれています。 凄い、すばらしい、といった言葉だけでは言い尽くせない凄さがそこにあります。 私は、このサイトを立ち上げた丈さんからメールをいただいて知ることができました。私のサイト「源氏物語の世界 再編集版」では、本文の朗読を今後の課題にも挙げていたですが、分量の多さになかなか手が出せず、半分、あきらめかけていただけに、渡りに船の感があり、このサイトを知ったときの感激はひとしおでした。 私のサイトの次の最大の課題は、これを再編集版にうまく統合することになりそうです。 この朗読を録音し、それを無償公開することを決意してくださった「婆」さんと、それをmp3に変換して公開する労を執ってくれた丈さんに、この場を借りて、深く感謝の意を表したいと思います。 本当に、どうもありがとうございました。
採択時に要求されたことは昨日の日記で述べた2点ですが、私は、さらに以下のことにも対応したいと考えています。 (3)注釈の一般化 現在の再編集版には、注釈、出典、校訂という3種類の似通ったデータがあります。 元々、古典の世界では、このような整理の仕方が一般的であり、渋谷教授も、それに倣って整理したため、このようになっているものと思いますが、再編集プログラムで扱う上では、この3者は一般化して同様に扱うことができそうです。 すなわち、注釈はフリーフォーマットで、どのようなことでも書けますが、出典と校訂は記述フォーマットと意味が決まっているという点が違うだけです。どちらも、本文中の一部のテキストと、注釈・出典・校訂などを記述したテキストとの対応表であるという点で同じものとして扱えます。 また、今、私は再編集版の今後の課題として「本文中で使用される「女」「宮」などの呼称が具体的に誰を指すのかを調べてポップアップ表示する」を挙げていますが、これも、本文中の一部のテキスト(呼称)と登場人物情報を記述したテキストとの対応表であるという点で同じものとして扱えそうです。他に違いがあるとすると、注釈・出典・校訂は1:1対応になることが多いのですが、これは基本的に多:1対応になるという点です。 しかし、これも本質的な違いではありません。注釈・出典・校訂を1:1対応に限定しているのは再編集版の制限事項です。意味的には1:1対応でも、2行以上にまたがる注釈・出典・校訂は2:1対応~多:1対応で扱う必要がありますが、再編集版ではこれを端折っています。たとえば、和歌に対する注釈は上の句と下の句の2行にまたがって注釈が付いていますが、現在はどちらか1行だけからしか注釈へのリンクを張っていません。この結果、リンク元の文字列と注釈の見出し文字列が一致しなくなるなどの弊害が生じています。これは、多:1対応を許可するように制限を解除すれば、解決できます。 そこで、私は、コメントという概念を定義して、この本文中の一部のテキストと何かの情報を記述したテキストとの対応表を一般化しようと考えています。(英語のcommentには、やや批判的なニュアンスも込められているそうですが、類語のnoteやannotationより私にはシックリくる感じがするので、「コメント」にします) そして、誰かが新しい注釈をつけた場合(上記(2)関連)、その注釈が渋谷教授の注釈と渾然一体となって扱われるのではなく、まったく別物として扱うようにします。すなわち、現在の(渋谷教授による)現代語訳と与謝野晶子訳がまったく別物として扱われているのと同じように、「誰それによる注釈」として、(渋谷教授による)注釈とは区別して扱います。現在も注釈と出典は区別して扱われていますが、その差はあまり顕著ではありません。しかし、(渋谷教授による)注釈と「誰それによる注釈」の差はもっと顕著に現れるように工夫するつもりです。(これらの実現方法は、他の実現方法の説明と合わせて、別の機会に説明します) (4)挿絵の拡充とマルチメディアデータへの対応 現在の再編集版にも江戸時代の絵入源氏物語からとった挿絵が入っています。 http://genji.nce.buttobi.net/?target=combined01.1.2.html#line1.2.1 元々は渋谷教授のサイト「源氏物語の世界」のローマ字版で使われていた挿絵です。 http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/roman01.html#in12 同じ挿絵は、ユネスコの源氏物語の紹介サイトでも使われています。 http://webworld.unesco.org/genji/jp/part_1/1-1.shtml こちらは挿絵がメインで、それに簡単な解説を付ける事で源氏物語のあらすじを紹介しています。挿絵が全部で238枚もあると、これだけでも、相当に読みでのある、分かりやすい読み物になっています。 私は、この挿絵についても、以下のような改善ができたらいいなと考えています。 さらに、挿絵だけでなく、以下のようなマルチメディアデータにも対応できたらいいなと考えています。 何か楽器を演奏するシーンでは その楽器の音が、演奏曲目が分かっている場合には その曲が聞きたくなります。また、舞を踊っているシーンでは その舞が見たくなりますし、蛍が袋から一斉に放たれたシーンでは、その群舞する蛍を見たくなります。これらは一例ですが、このようなものを収録した動画・音声データが適切なところにあれば、源氏物語の鑑賞効果は飛躍的に高まるのではないでしょうか。 映画やドラマに収録されるような高品位なものは望みません。特定の1シーンに対応しただけのような断片的なものであっても、あるいは、高校・大学等のサークルで素人が収録したようなものであっても、それが適切なところに挿入されていれば、源氏物語の鑑賞には大いに役立つだろうと思います。 瀬戸内寂長さんの現代語訳が出版されてから、その現代語訳の朗読やオーディオドラマなどは意外に多く出回っているようです。しかし、本文の朗読はきわめて少ないようです。いまどき、古典の本文の朗読を聞くだけで内容が分かる人は、専門に研究している人を除くとほとんどいないだろうとは思いますが、私のような素人でも、活字化された本文を目で追いながら朗読を聴くと、以外に得るところがあります。 私が渋谷教授主催の輪読会「むらさきの会」に初めて出席したとき、渋谷教授による朗読を聞かせていただくことができたのですが、私にとっては古典の朗読を聞くのは初めてだったため、意外に大きなカルチャーショックを受けました。そのときの感想は2004年9月16日の日記に書きましたので、参考にしてください。この頃から、再編集版に朗読を持ち込んだらどうだろうという思いが出てきました。 京都大学電子図書館では源氏物語54帖中の52帖について源氏物語の古写本を写真に撮った画像データを一般公開してくれています。 http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/genji/gmfrcont.htm また、jooxさんが楽天広場のホームページで江戸時代初期(1650年)に刊行された源氏物語を写真に撮った画像データを一般公開してくれています。 私には、これらは、まだ、ほとんど読めないのですが、それだけに、これらが読めるようになったらいいなと思うことがあります。 幸い、源氏物語は鎌倉時代の藤原定家の写本をベースにしたものが多いので、底本が違っても、比較的良く一致することが多いそうです。 実際、jooxさんのホームページの解説を渋谷教授が校訂した本文と付き合わせてみると、底本は違うのに非常によく一致しています。 そこで、これらの画像データが、渋谷教授が校訂した本文ではどの部分に当たるのか、その対応がとられていると、私のような、これから勉強して読めるようになりたいと思う人には大変役立つと思います。 現状では、京都大学のページより、jooxさんのページの方が、この目的には役立ちます。古写本から1ページずつ取り出して、その中の一節を読み下してくれるので、それを頼りに、そのページが渋谷教授の本文のどこに対応しているのかを割り出すことができるからです。 しかし、京都大学には、せっかく、54帖中52帖分もの古写本のデータが揃っているので、以下のいずれかの対応が取れていると便利だろうなと思います。 ・古写本の画像一枚分(見開き2ページ)が、渋谷教授の本文のどの部分に対応するか、または、 ・渋谷教授が整理した目次の各章・段が、古写本のどの部分に対応するか。 もちろん、以上のようなコンテンツ(挿絵、動画、音声、朗読、古写本)を私が一人で整備することは、能力的にも体力的にもきわめて困難です。しかし、(1)(2)と同じで、このようなコンテンツの整備はボランティアによる協力者を募って行い、私は、これらを可能にする仕掛けを整備するというのであれば可能性があります。 私は、このうちの挿絵、動画、音声については、(3)で述べたコメントの考え方をさらに拡張することで対応できそうだと考えています。 古写本の画像一枚ごとに本文に対応させる場合も、古写本の画像を挿絵に準じて扱うことで、同様に対応できそうです。 反面、本文の朗読と、目次の各章・段ごとに古写本に対応させる場合は、少々難しい問題を含んでおり、まだ実現方法の見通しが立っていません。 今回は、採択されたといっても金額が1.3M\と小さいため、本格的な開発作業を行うことは困難です。 そこで、今回は、以下の中心に開発したいと考えています。 (a)sourceforge.jpの活用 sourceforge.jpに共同開発プロジェクトとして「源氏物語の鑑賞支援ツール」を登録しました。 現在は、まだ、源氏物語の世界 再編集版の一括ダウンロード用のファイルをアップしているだけですが、近いうちに(1)で述べている共同開発環境として整備するつもりです。 なお、共同開発環境としては、専用のWebアプリケーションを開発することが理想ですが、今回の採択条件では、それだけの費用を捻出できないので、本来なら専用Webアプリが行うことも、協力者がsourceforge.jpの機能を利用して手作業で行ってもらうことを考えています。 (b)注釈の高度な一般化 反面、(2)(3)および(4)のうち挿絵、動画、音声、古写本(画像一枚ごとに本文に対応させる場合)については、今回できるだけ対応したいと考えています。sourceforge.jpにも、再編集版の第三サイトのようなものを構築し、協力者がsourceforge.jpで手操作で情報をアップすれば、それが自動的に第三サイトに反映されるところまで持っていけたらいいなと考えています。その実現方法は、ある程度見えてきたので、他の実現方法の説明と合わせて、別の機会に説明したいと考えています。ただ、sourceforge.jpの容量制限(100MB)が大きな問題になるかも知れません。(現在、第二サイトは145MB)
源氏物語の鑑賞に役立ちそうなツールを開発・整備しようという企画が、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の未踏ソフトウェア創造事業に採択されました。その開発のベースは、私のサイト「源氏物語の世界 再編集版」(以下、単に再編集版と呼びます)です。 昨年末にすでにIPAから発表されているので、ご存知の方もいるかと思いますが、KNOPPIX関係では須崎さんが一昨年度から採択されているあのIPAの未踏ソフト事業です。今年度の第2回の公募に応募したところ、採択されました。 http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2004mito2/koubokekka.html (一番下の方に載っています) といっても、採択された内容は、私の初期の提案内容からはずいぶん変わってしまいました。 最初は、再編集版の今後の課題で述べているようなコンテンツ整備を少しでも早く実現するために財政的に支援してもらえないだろうかと思って提案しました。だから女房が仕事(パート)をやめて、このコンテンツ整備に専念するというストーリーで応募しました。 しかし、審査の終盤で面接していただいたときに言われたことは、私が提案したようなコンテンツの整備には資金援助できないということでした。それらは青空文庫でやっているような形でボランティアによる協力者を募って行うべきだというのです。そのための仕掛けの整備には、資金援助できるとのことで、その部分に限定して採択された結果、採択されたものは、かなり様子が変わってしまいました。 その採択内容をまとめると、以下のようになります。
つまり、この採択に当たって、以下のようなことが求められたのです。 (1)複数の人間が共同開発できる環境を整備すること。 今の再編集版では、ライセンスはオープンソースになっているので、誰かがこれをベースに別のもの(仮に再々編集版)を構築することはできますが、それだけでは複数の人間が協力して同じ1つの再編集版を発展させていくことは難しいでしょう。 そこで、あおぞら文庫や、Linuxなどのオープンソースプロジェクトのように、複数の人間が協力して再編集版を発展させていく仕掛けの確立が求められました。 (2)新しい注釈や現代語訳を簡単に追加できるようにすること。 今の再編集プログラムは、渋谷教授による本文、注釈、現代語訳、ローマ字版を、すべて入力して一括処理することにより、集約したHTMLページやツリービュー目次などを作成するようになっています。このため、別の協力者による注釈や現代語訳を追加しようとすると、そのたびに、再編集プログラムをいじる必要が生じてしまいます。 たとえば、今、新たな現代語訳として与謝野晶子訳を追加する作業が仕掛り中ですが、これとても、追加できるのは与謝野晶子訳だけであり、他の訳を追加することはできません。 しかし、再編集プログラムを改造しないと、注釈をつけることも、現代語訳をアップすることもできないとすると、新たな協力者を募集する上では大きな障害になります。 また、仮に、再編集プログラムの改造は済んだとしても、新しい注釈や現代語訳をアップするたびに、Linuxなどのオープンソースプロジェクトにありがちなリリース版の作成やWebサイトへの組み込みといった煩雑な手順を踏まないといけないとしたら、これも、複数の人間が共同開発する上では大きな障害になります。 このような、煩雑な手順を省略して、新しい注釈や現代語訳をアップするだけで、再編集版に反映されるような、そんな仕掛けの構築が望まれます。 ==========以下、2005/1/16の日記につづく==========
このページは、「こねこ」さんとのFAT32インストールに関するやり取りを保存するページに変更します。 この一連のやり取りで話題になった、KNOPPIX-3.7用のminirootなどは、2005/3/28~2005/4/4にKNOPPIX実験室にアップしています。 最近は、仕事も忙しくなることが多くなってきており、休日のみしか時間が取れない状態が続いていますが、その休日も、源氏物語関連のテーマをIPAの未踏プロジェクトで採択していただいて以来、そちらにかける時間の方が圧倒的に多くなっており、KNOPPIX関連にまで手が回らない状況になっております。 掲示板に質問などを投稿していただいた方には、極力、応答したいと思っておりますが、応答は早くても週末、遅ければ数週間遅れになることが良くありますので、あしからず。 メールだと、応答は多少早くなるかもしれませんが、SPAMメール対策でさまざまな着信拒否設定をしているので、無償メールアカウントなどでは着信しないことも良くあります。中には、yahooBBなど、とばっちりで着信しないものもあります。着信拒否の応答もせず、開封確認も返さない設定にしているので、着信したかどうかを知る手段もありません。あしからず。 過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら KNOPPIX実験室
M Saitoさんから「ADTECの512MBのスティックを買ってきたのですが、なんとしても認識してくれませんでした。マザーボードのBIOS設定で、USB2.0の転送速度を480MBから12MBに落としたたら、認識してくれるようになりました。しかし、書き込みなどにものすごい時間がかかるので残念です。」というご質問を受け付けました。 このページは、この質問で始まるスレッドに固定します。 KNOPPIXでのUSBのサポート状況は以下のようになっています。
したがって、KNOPPIX 3.6を使っているのであれば、ブートオプションに「usb2」を指定すると使えるようになるかも知れません。 しかし、「なんとしても認識してくれませんでした」ということなので、usb_ohciでも認識されなかったということも考えられ、まだ、マザーボード側のUSB 2.0インタフェースチップが未サポートである可能性が高いと思います。 その場合は、USBマウスやUSB HDDなど、他のUSBデバイスも使えくなります。すでにメジャーなUSB 2.0インタフェースはかなりサポートされてきているようですが、最近は原価低減のためにマイナーなUSB 2.0インタフェースを使用しているマザーボードも多くなってきており、Linuxのサポートが間に合っていないものと思います。サポートされるまで数年待つか、またはAdaptec等の増設USB 2.0カードのご利用を推奨します。 私自身は、usb_ohciではサポートされているが、usb_ehciではサポートされていないものに出会ったことがあります。せっかくのUSB 2.0 HDDにもUSB 1.1でアクセスされるので、かなりイライラものだった覚えがあります。 過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら KNOPPIX実験室
1年前、ある人から、パソコンをもらった。起動しなくなったので捨てて買い換えようと思っているのだが、その前に使えるか試してみないか、使えるようならくれるというのである。試してみたところ、私のところでは不思議と問題なく使えてしまった。 そのパソコンが、1年経って起動しなくなった。いや、まったく起動しないのではない。いろいろと条件があって、不思議な動作をするのである。 Windows 2000やWindows XPだとインストールは成功するが、インストール終了後、ブート途中でハングアップしてしまう。 Windows 98だとインストールもブートも成功する。しかし、使い始めて数分後にはハングアップしてしまうのだ。 KNOPPIXだと、CDブートとFAT32ブートで問題なく安定して使える。しかし、継続的ホームディレクトリを併用すると、やはり、使い始めて数十分後にはハングアップしてしまう。 私がKNOPPIX実験室で提供しているminirt24.gzだと、継続的ホームディレクトリの圧縮イメージ(knoppix.img.bz2)をRAMディスクに解凍してマウントする機能も持っており、これだと、問題なく安定して使える。 あと、電源投入後、数時間たって暖かくなってくると、どのOSでも、問題なく起動するようになる。 このパソコンはceleron 600MHzでWindows 98SEモデルの、今となっては少々古いパソコンだが、自宅のパソコンは、もっと古いパソコンばかりだったため、このパソコンを自宅のメインパソコンにするべく、手持ちの一番新しいHDDを投入した。もらったとき、HDDはバックアップのため抜かれていたので、そうしたのだが、これが効を奏して問題なく使えるようになったようだった。だから、これまでは、もとのHDDが劣化して使えなくなったのかなと思っていたのだが、どうも、そうではない可能性が出てきた。 上に述べた現象を総合して考えると、今回起動しなくなったのも、HDDの劣化が原因と思える。しかし、他のHDDに交換すると、症状はもっとひどくなる。もっとも、他のHDDはもっと古いので、より激しく劣化しているのかもしれないが、別のパソコンでは問題なく元気に使えているHDDである。どうもHDDの問題ではないかもしれない。 かといって、各WindowsやKNOPPIXに共通に現象が現れるので、ソフトウェアの問題でもなさそうである。 いま疑っているのは、IDE HDDインタフェースに何か欠陥があるのではないかということ。HDDが劣化して応答が遅くなってくると、タイミングが合わなくなるような欠陥があるのではないだろうか。そう考えると、1年前に起動しなくなったことも、今回起動しなくなったことも、別のより古いHDDに交換すると症状がひどくなることも、うまく説明できる。 とすると、この欠陥の対策は困難だが、別の新しいHDDを買えば、しばらくは、このパソコンを使いつづけられる可能性がある。 今、これを潮時に新しいパソコンを買うべきか、新しいHDDを買ってこのパソコンの延命を試みるか、思案中である。 |一覧| |
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