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カテゴリ:本・雑誌
先日、図書館へ行きました。 だいたいチェックする棚が、決まっています。 私は、新着→生活→工芸→雑誌→児童書の順です。 工芸は、折り紙やエコクラフトの本の棚なんですが すぐ近くに「毎日かあさん」も、あったりします。 「毎日かあさん」、中身がまんがなんですが・・・。 図書の整頓って、ジャンルわけが難しいんですよね。 そんな、工芸の棚で出会った本。 それが『夕凪の街 桜の国』です。 こんなタイトルの映画のCMを見たような…と思って 手にとってみたのです。 やっぱり、映画になっていました。 表紙は、ほわ~んとした色使いで 何も知らなければ、中身もほわ~んとしているように思えます。 読んでみて、衝撃でした… 昭和30年 原爆が落とされてから、10年後の広島。 そこでお母さんと生活をしている、 23歳の皆実さん。 昭和62年 皆実さんの弟、旭さんの家族の話。 小学校5年生・娘の七波ちゃん。 東京都中野区に住んでいます。 平成16年 大人になった七波さん。 お父さんの不審な散歩ついていって 広島とつながっていきます。 こんな、3部構成になっています。 画のタッチが、柔らかくてやさしいんですよ。 スクリーントーンを使わないで 描いているからなんだそうです。 なるほど、その通りです。 小学生のときにみた映画「はだしのゲン」。 あまりにも恐ろしくて 内容は、ほとんど覚えていないのに 「原爆は、おそろしい」 「戦争がなくなればいい」 って、ずっと思っています。 普段は、のほほんと暮らしていますが 原爆で苦しんだ人たちが大勢いたこと、 そして そこでたくましく生きてきた人たちがいたこと、 心に留めておこうと思います。 --------------------------------- 夕凪の街 桜の国 夕凪の街 桜の国 この世界の片隅に(上) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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