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テーマ:闘病日記(4004)
カテゴリ:潰瘍性大腸炎
昨日は、何日かぶりに 痛みで起きることなく 朝まで眠ることができました。 うれしい おなかは、とにかく悪化させないように 色々と気をつけているのですが、 昨日より今日は調子がいいです。 この動きも、腹筋を意識するために 療法として試みています。 だいぶ上達した気がします。
昨夜は、私の病気について、 とても有難く、心強いメッセージを頂きました。 私は先日の日記に、 【自己免疫疾患】について、 「白血球が異常になってしまっているので 自分で白血球に言い聞かせて 正気を取り戻させたい」と書きました。 私は、「すべての白血球が異常になっていて 私自信が説得しなければいけない」 というように考えていたのです。 しかし、頂いたアドバイスには 「正常な白血球と、異常になった白血球が戦っている」 目からウロコがポロリです。 正常な白血球は、異常な白血球を説得しようと 私の気付いていないところで がんばってくれていたんだ・・・。
いつの時代も、どの世界もそうである。 アホが気付かず無関心でいる間に 優秀で正義感ある方々が義憤にかられて悪と戦い、 アホはそれを見ても、何をしているか、 その必要性も重要性もわからないのである。
忘れてはいけない。 私が無意識でいても、眠っていても、 内臓も細胞も働いてくれているのだ、と。
悪と戦う正常な白血球を 私は応援するのである。 そして感謝するのである。 白血球をが異常になったのも 私のせいなのだから。
次はそのイメージで行きます。 人様のご意見を頂くというのは有難いことです。 自力では出せなかった考えを授けて頂きました。 そして、その御好意にも感謝致します。
励ましのお言葉を頂いたり、同じ病気の方や、 御家族にUCの方がいらっしゃる方から、 「参考になる」と言って頂けたりすると、 こんな拙いブログでも、やっていてよかったと思います。
そして、そう感じる事も「治療」なのです。
お子さんが難病だという方、 お子さんが、 「検査がイヤだ、薬もイヤだ、入院もイヤだ」 と言った時に、 「ワガママを言ってはいけない」とか、 「お医者さんの言う通りにしなさい」とか 言わないであげて下さい。 方法は、他にもあるのです。 また、医療に関して 「セカンドオピニオン・サードオピニオン」 (第二・第三の意見)や、 「インフォームド・コンセント」 informed consent (正しい情報を得た(伝えられた)上での合意) というのは、一般的になって来たかなと思います。 要は【一人の医師の言いなりにならない】 という事です。 それと、最近よく聞く literacy (リテラシー)という言葉。 「識字」という意味で訳されていましたが、 「メディア・リテラシー」 Media literacy 「情報リテラシー」 Information literacy などの方の意味でよく使われています。 テレビのニュースも新聞に書いてあることも インターネットの中にも嘘が多い。 その情報を鵜呑みにせず、 考え、調べ、判断して、 【その中から「真実」を見つけ出す】 というようなニュアンスで使われていますが、 これが医療に於いても大切だと思うのです。 ヘルス・リテラシー(health literacy) という言葉もあります。wikiによると、 「健康面での適切な意思決定に必要な、 基本的健康情報やサービスを調べ、得、理解し、 効果的に利用する個人的能力の程度を意味する」 と書かれています。
【本当に効果的な治療法であるか?】 【こんな事をして、身体に悪くないだろうか?】 と、考えるのです。 たとえば、潰瘍ができて血が噴き出している腸に 下剤をかけ内視鏡を突っ込む事や、 辛い副作用のある薬を使い続けるのが 正しい事なのかどうか。
疑問に思う事は、悪い事ではないと思うのです。 私は素直に人の言う事を聞くタイプではないから こういう療法に辿り着いたのかもしれませんが、 自分にとっては正しかったと思います。
「プラシーボ効果」という言葉があります。 「思い込み」が身体に影響を及ぼすことを言います。 「この薬は絶対に効くんだ」と強く信じ込んで服用すれば その薬が本来以上に効果を発揮するというか、 その心理作用によって快方に向かうとか、 「病は気から」とかも、それだと思います。 逆に私は「こんな薬飲みたくない」と 思ってしまうので、イヤイヤ飲んでも 効く筈がないと思って飲まないのです。 逆に、ただの白湯を飲む時とかに 「この白湯が優しく腸に吸収されて痛みが和らぐ」 とか強く信じ込みます。 それも「治療」だと思うのです。
自分で、良いと思う方法で、 「これも治療、あれも治療」と思って 実践していけばいいのではないでしょうか。
癒される系の動画の視聴も「治療」です。
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最終更新日
2010.12.10 22:17:52
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